「宇宙人が地球を訪れている」という話を信じない人は多いようです。
しかし、誘拐事件やUFOの墜落、目撃事例など、宇宙人が関係したと思われる事件は多数起きているのです。
この記事では、こうした連れ去り・誘拐・墜落・目撃の事例をまとめてご紹介します。
また、それらの事件を調査している公的機関や民間の組織・団体もご紹介します。
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宇宙人による主な連れ去り・誘拐事件
宇宙人による連れ去り・誘拐事件では、記憶を消されるのが常。
そのため、被害者の多くは自覚がありません。
しかし、宇宙人に誘拐された人には、次のような特徴があります。
- 時間の消失を体験している
- 誘拐された夢をみるようになる
- 人体実験を受けた断片的な記憶がある
- 体内から金属片がみつかる
- 身に覚えのない火傷の痕がある
ここでご紹介するのは、これらの特徴から連れ去り・誘拐事件のことが発覚した主な事例です。
ヒル夫妻の誘拐事件
1961年9月19日の夜、バーニー・ヒルとベティ・ヒルの夫妻は、旅先からの帰宅途中でした。
車で国道を走っていると、ベティがUFOを発見。
恐ろしいことに、そのUFOをヒル夫妻の車を追跡してきたといいます。
車を運転していたバーニーは必至になってUFOから逃げましたが、国道からわき道に入ったところで数人の宇宙人に道を塞がれてしまいます。
そして次の瞬間、気がつくと再び国道を走っていたのです。
ただし、わき道に入った時刻から数時間が経過していたとのこと。
つまり、時間の消失を体験したわけです。
これをきっかけに、自分たちの身に起こったことを調べ始めたヒル夫妻。
最終的には逆行催眠療法を受け、宇宙人に誘拐され人体実験されていたことを思い出しました。
この誘拐事件の詳細については、下の記事で詳しく紹介しています。
宇宙人による誘拐事件の被害者ヒル夫妻が語った衝撃の内容!夢や幻覚じゃない
ヘイスティングスと友人の誘拐事件
1988年、コロラド州に住むロバート・ヘイスティングスは、アルバカーキにある山で友人とキャンプをしていました。
事件が起きたのは夜中の3時頃。
友人の娘がなぜかテントの外に出ており、そこでUFOを目撃したのです。
その場は単なる見間違いということでおさまったものの、翌朝になると様々な異変が。
まず、ヘイスティングスの枕には血がついていました。
次に友人が、「昨晩はカーラジオが勝手について音がうるさかった」と証言。
さらにこの友人は、キャンプの後からヘイスティングスと娘の三人でUFOに向かって歩いていく夢をみるようになったのだとか。
こうした悪夢は宇宙人に誘拐された人の特徴。
消されたはずの記憶が断片的に残っており、それを夢でみるのです。
実際、4年後に逆行催眠療法を受けたヘイスティングスは、キャンプ場での夜に異常に明るい部屋の中を歩いたことを思い出しています。
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人体実験を受けた事例
「宇宙人は人間を誘拐して人体実験を行っている」と主張するのは、ブレット・オールダムと恋人のダイアン・スワンソンです。
1987年、スワンソンのお腹にはオールダムとの間にできた子供がいました。
当時妊娠4ヶ月。
産婦人科医の話では母子ともに健康だったそうですが、突然胎児がスワンソンのお腹の中から消えたのです。
スワンソンによると、「宇宙人によって誘拐され胎児をとられた」とのこと。
医師の診察によって流産の形跡はないことが分かっており、スワンソンの話には信ぴょう性があります。
実のところ、宇宙人が誘拐して行う人体実験のほとんどは生殖関連。
このことから、ハーバード大学の精神医学者で長年にわたって連れ去り・誘拐事件を調査したジョン・E・マックは、「宇宙人は混血種を繫殖させるために人間を誘拐している」と結論付けています。
なお、連れ去り・誘拐事件と繫殖については、下の記事で詳しく紹介しています。
宇宙人による連れ去り・誘拐の目的は繫殖?被害者の証言や痕跡を紹介
また、宇宙人による繫殖実験目的の誘拐は、人間だけでなく牛に対しても行われていると思われます。
俗にキャトルミューティレーションと呼ばれるこの現象については、下の記事で詳しく紹介しています。
キャトルミューティレーション(牛の誘拐)の真相はUFOに乗った宇宙人による仕業か
金属をインプラントされた事例
1978年5月1日、妻と車で帰宅中だったティム・カレンは、幅30mくらいのUFOを目撃しました。
気が付くと、UFOが牧草地帯から飛び立つのを二人で見送っていたのだとか。
これは前述した時間の消失であり、二人は宇宙人に誘拐されたのでしょう。
4年後、ティムの腕に金属が埋め込まれていることが判明しました。
ティムは手術で摘出することを決め、一部始終をビデオに録画。
その録画映像がドキュメンタリー番組「UFOハンターズ」の中で紹介されたのですが・・・
執刀医が金属にピンセットを近付けると、それは自ら動いて何度も回避したのです。(この摘出手術の様子を紹介した「UFOハンターズ」は、Huluで視聴可能です)
これには執刀医も驚き、「(金属が)動いているようだ」と語るほど。
最終的には摘出できたものの、金属片がひとりでに動いたわけで、宇宙人が作り出した何らかの装置だったのかもしれません。
なお、誘拐時の特徴である時間の消失や金属のインプラントについては、下の記事で詳しく紹介しています。
連れ去りや誘拐は宇宙人によって起こされる!痕跡は時間の消失やインプラント等
火傷した事例
1977年、エルスワース空軍基地で警備の任務についていたマリオ・ウッズ退役二等軍曹は、ミサイル格納庫の辺りでUFOに遭遇しました。
車から身を乗り出してよく見ようとした瞬間、ウッズの記憶は途絶えます。
ふと気が付くと、ウッズは乗っていた車ごと約10km離れた貯水池にいたそうです。
ほどなくして同僚に救助されたウッズですが、顔と手に身に覚えのない火傷を負っていました。
この身に覚えのない火傷も宇宙人による誘拐の特徴。
ウッズは時間の消失も経験しているわけで、宇宙人に誘拐されたと考えてまず間違いありません。
なお、下の記事では、ウッズのような体験談を多数紹介しています。
宇宙人による連れ去り・誘拐事件が多発している!被害者達の証言・体験談を紹介
マンハッタン拉致事件
マンハッタン拉致事件とは、1989年11月30日に、ニューヨークのマンハッタンで暮らす主婦のリンダ・ナポリターノ(旧姓:リンダ・コルティーレ)が、宇宙人によって誘拐されたとする一連の出来事をいいます。
当初、リンダには誘拐時の記憶が断片的にしかありませんでした。
しかし、UFO研究家のバッド・ホプキンスから催眠療法をすすめられ、それを受けたことで事件の一部始終を思い出します。
リンダによると、「身体が宙に浮き、そのままUFOに吸い込まれていった」とのこと。
そして、「UFO内で人体実験をされた」と主張しています。
下の動画は、リンダ本人が事件当夜のことを語ったものです。(冒頭から登場する女性がリンダ)
*出典:@EyesOnCinema
リンダの話を信用しない人も多いのですが・・・
後の検査で彼女の鼻にらせん状の遺物が埋まっていることが分かり、鼻腔に手術痕があることから、宇宙人によってインプラントされた物だと考えられます。
また、この事件には、リンダの主張を裏付ける目撃者が複数います。
目撃者たちは、リンダの身体が宙に浮いてUFOに吸い込まれていくところをみているのです。
<主な目撃者>
- 第5代国際連合事務総長ハビエル・ペレス・デ・クエヤル
- デ・クエヤルの護衛であるリチャードとダン
- ニューヨーク・ポスト紙の記者ヤンシー・スペンス
- ジャネット・キンブル(詳細不明の女性)
- ブルックリン・ブリッジにいた匿名のトラック運転手
- 郵便局員
- 電話交換手
どの目撃者もリンダとの繋がりはなく、嘘の証言をしているとは思えません。
これほど多くの目撃者がいる誘拐事件は珍しく、この点においてマンハッタン拉致事件は「もっとも信憑性が高い事例」と言われています。
なお、マンハッタン拉致事件については、下の記事で詳しく紹介しています。
マンハッタン拉致事件の真相は宇宙人による誘拐?目撃者多数で信憑性が高い
UFOの墜落事件
高性能を誇るUFOですが、実は度々墜落事故を起こしています。
ここではそんなUFOの墜落事件をご紹介します。
テキサス州オーロラのUFOの墜落事件
1897年4月17日の早朝、テキサス州のオーロラに飛行物体が墜落しました。
墜落現場となったのは、地元の判事が住む家の敷地内。(大きな農場)
目撃者によると、飛行物体は風車をなぎ倒して地面に落下し、大爆発が起こったとのこと。
当時の新聞には、記者が現場に急行し、そこで何らかの破片と人間に似た生き物の遺体を目撃したと書かれています。
すでに気球は存在していましたが、航空機は開発されていません。
それでも飛行物体が大爆発を起こしたわけで、UFOだったと考えるのが妥当でしょう。
また、この事件で亡くなった宇宙人の遺体は、近くの墓地に埋葬されました。
事実、墓地には「1897年のUFO墜落事故で亡くなった宇宙人が眠る」と書かれた立て札があります。(立て札を設置したのはテキサス州の墓地管理団体)
不思議なのは、かつてはあった墓石が、いつの間にか撤去されていたとのこと。
現在では雑草が生えた単なる地面になっています。
まだ墓石があった頃に金属探知機を使って墓の上を調査した作家のジム・マーズによると、「以前は金属反応があった」とのこと。
しかし墓石が亡くなってから再調査を行うと、金属反応は出ませんでした。
このことから、宇宙人の存在が証明されては困る何者かが、遺体を掘り起こして持ち去ったと考えられます。
なお、オーロラで起こったUFOの墜落事件については、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第17話)で詳しく紹介されています。
ドイツ・シュバルツバルトのUFOの墜落事件
第二次世界大戦中、ナチスドイツは世界一ともいえる技術力を持っていましたが、その要因となったのが、1936年にドイツのシュバルツバルトで起きたUFO墜落事件です。
ある日、地元住民は大きな爆発音を聞きました。
現場に急行した警察は、墜落したと思われる円盤型の物体を目撃。
その後、ナチスドイツの部隊が現れ、UFOの残骸をすべて回収していったそうです。
この話を単なる都市伝説と考える人もいるようですが・・・
3年後の1939年に、ドイツは円盤型の新型航空機・ハウニブーを開発。
まだプロペラ機しかなかった時代ですが、ハウニブーはプラスとマイナスの電子を発生させて浮力を得るという画期的な仕組みになっていました。
また、第二次世界大戦後に勝利国側によって回収されたナチスの文章には、「墜落したUFOを参考にして反重力の開発を行った」と書かれていたそうです。
なお、シュバルツバルトで起きたUFOの墜落事件やナチスドイツが行っていたUFO開発に関しては、下の記事で詳しく紹介しています。
ナチスドイツが墜落したUFOを回収!宇宙人の技術を学んで円盤型航空機を開発か?
ミズーリ州ケープジラードーのUFO墜落事件
1941年4月12日の夜、ミズーリ州のケープジラードーでUFOの墜落事故があったと言われています。
この日の夜9時半頃、地元の牧師ウィリアム・ハフマンは警察から呼び出されました。
「事故によって亡くなった人がいるので祈りを捧げてほしい」とのことでしたが、現場に行ってみると、そこには墜落したUFOがあったのだとか。
このUFOは円盤型で、象形文字のようなものが刻まれていたそうです。
また、UFOの内部には、背が低くて頭と目が異様に大きい宇宙人らしき死体が3体ありました。
以上のことは、ハフマン牧師の死後に、彼の妻が「夫から聞いた話」として証言したもの。
すると、それまで軍から口止めされていた地元保安官の兄弟や消防隊員らも証言を行い、現在では「ロズウェル以前のUFO墜落事件」として認知されるように。
この事件で回収されたUFOの残骸と死体は米軍が回収し、ワシントンに運んだと言われています。
なお、ケープジラードーで起こったUFOの墜落事件については、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第113話)で詳しく紹介されています。
ロサンゼルスの戦い
ロサンゼルスの戦いとは、1942年2月25日にアメリカのロサンゼルスで起きたUFO事件です。
この日の午前2時過ぎ、アメリカ軍のレーダーが、ロサンゼルス西方120マイルの地点で飛行物体を捕捉。
さらに20分後、地元住民もロサンゼルス南部のロングビーチで謎の飛行物体を目撃しました。
その直後、軍司令部に、「ロサンゼルス上空12,000フィートに約25機の飛行物がいる」とに入電。
日本軍による空襲の可能性も考えたアメリカ軍は、対空砲による迎撃を開始しました。
アメリカ軍は1時間ほど砲撃を行いましたが、上空のUFOは健在。
当時9歳だったスコット・リトルトンは、「UFOは南に飛び去り、その後をアメリカ軍の戦闘機が追いかけていった」と語っています。
問題は、南に飛び去ったUFOのその後。
地元住民の中には、「UFOは墜落し、アメリカ軍が機体を回収していった」と証言する人がいるのです。
後に大統領宛てに作成された極秘報告書には「撃墜出来なかった」と記載されているので、地元住民の証言が正しければ、軍部は大統領に対しても事実を隠したということになります。
ロズウェル事件
ロズウェル事件とは、1947年にアメリカのニューメキシコ州ロズウェル付近で起きたとされるUFO墜落事故のこと。
世界一有名なUFO墜落事件であり、アメリカ軍がその残骸と宇宙人の遺体を回収したと噂されています。
この事件が有名になったのは、事件直後にアメリカ軍が「UFOの残骸を回収した」と発表したから。
UFOの存在を軍が認めるという衝撃的な内容だったため、瞬く間に世界中に広まったのです。
後日、アメリカ軍は「実は観測気球だった」と発表内容を訂正。
しかし、回収した残骸の一部として公開された物質は、墜落現場で大勢が目撃した残骸とはまったくの別物でした。
*事件後の記者会見の様子
そのため、「アメリカ軍は事件の真相を隠蔽した」と言われるように。
事実、1970年代にボブ・ラザーという科学者が「自分はかつて極秘施設のエリア51で働いていた。そこでは墜落したUFOの研究が行われていた」と証言。
さらに、世界的に有名な科学者で、元ロッキード社の上級研究員だったボイド・ブッシュマンも同様の証言をしています。
以上のことから、ロズウェルでUFO墜落事件が起きたのはまず間違いないでしょう。
なお、ロズウェル事件に関しては、下の記事で詳しく紹介しています。
ロズウェル事件の真実とは?UFOが墜落し残骸宇宙人の遺体が回収されていた
イギリス・ウェールズで起きたUFO墜落事件
1974年、ウェールズにある農村の近くで、空から強烈な光が降ってきて山に落ちたのを、大勢の地元住民が目撃。
目撃者の一人であるヒュー・ロイド(当時14歳)は、「大きな爆発があり、地震のような揺れも感じた」とのこと。
この地域で地震が起きたことはなく、村人たちはとても不安がったそうです。
そんな中、ロイドは現場までの道案内役として、調査にやってきた警部補に同行。
墜落現場の近くで、地面から強烈な光が出ているのを目撃したそうです。
ほどなくして警部補に無線が入り、戻るように指示されたため、強烈な光の正体は分からないまま。
ただし、イギリス政府が「地震が起き、偶然にも同時に隕石が落下した」という奇天烈な公式見解を出していることから、一般には知られてたくない出来事=UFOの墜落が起こったと考えられます。
なお、イギリスで起きた他のUFO墜落事故については、下の記事で詳しく紹介しています。
イギリス版エリア51に墜落したUFOが保管されている?ストーンヘンジにも関係が!
ロシアのダリネゴルスクで起きたUFO墜落事件
1986年1月29日、ロシアのダリネゴルスクにある山の中腹に赤い飛行物体が墜落。
この墜落により山で火災が発生し、地元警察には多くの通報が入りました。
多くの目撃者がいるこの事件の問題点は、この赤い飛行物体が何だったのかということ。
現場から回収された金属片には、「熱を加えることで原子構造が変化する」という不思議な特徴がありました。
そのような技術は現代でも完成しておらず、未知の技術によって作られた機体であることは確実。
このことは、ダリネゴルスクに墜落した飛行物体がUFOであったことを示唆しています。
ちなみに、この事件は「ロシアのロズウェル事件」や「611高地UFO事件」と呼ばれ、ダリネゴルスクはUFOの街として知られるようになりました。
なお、ロシアで起きたUFO事件については、下の記事で詳しく紹介しています。
ロシアのUFO目撃事件!ダリネゴルスクの墜落事故やカプースチンヤールの空中戦等
その他
不思議なことに1940年代はアメリカ全土でUFOの墜落事件が続発。
ケープジラードーやロズウェルで起きた墜落事件以外には、次のようなものがあります。
- 1945年ニューメキシコ州サンアントニオ
- 1947年アイダホ州ツインフォールズ
- 1949年モンタナ州ヘブゲン湖
上記に加え、1952年にはウエストバージニア州ブラクストン郡でもUFOの墜落事件が発生。
いずれもアメリカ軍が残骸を回収したと言われています。
なぜこの時期に墜落事件が集中したのかは不明。
UFOがコントロールを失う何かしらの要因(たとえば地磁気の乱れや太陽フレア等)が起きていたと思われます。
UFOの目撃事件
連れ去りや誘拐とまではいかないまでも(あるいは誘拐されたことを覚えていないだけかもしれませんが)、UFOを目撃したという事例は数え切れないほどあります。
それらの中から、信ぴょう性が高いものを抜粋してご紹介します。
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先史時代~中世
先史時代から中世にかけては、UFOや宇宙人といった概念がなく、宇宙人は神や天空に済む人々と解釈されていたようです。
たとえば、旧約聖書の外典を書いた預言者エノクは、「天に住む人々に会った」と書き記しています。
また、中世の宗教画には、空を飛ぶ乗り物が頻繁に描かれています。
例えば上の宗教画をみると、女性の左肩の後ろにUFOらしきものが描かれています。
これらのことから、先史時代~中世では、宇宙人やUFOが度々目撃されていたと考えられます。
ちなみに、先史時代~中世には、超人的な能力を発揮した人物が大勢いました。
万能の天才と称されるレオナルド・ダ・ヴィンチもその一人。
ダ・ヴィンチは普通の人間では一生かかっても学び切れないほどの知識を有していました。
このことから私は、ダ・ヴィンチは単にUFOを目撃しただけでなく、宇宙人に誘拐され、様々な学問の基礎を教わったと考えています。
この説については、下の記事で詳しく紹介しています。
ダ・ヴィンチは宇宙人から知識を与えられた?「最後の晩餐」に込められた暗号とは?
1940年代~50年代
前述したUFO墜落事件が多発したのは1940年代~50年代。
とりわけ有名なのが、UFO=円盤型というイメージを定着させたケネス・アーノルドの目撃談です。
1947年、ワシントン州にあるレーニヤ山の近くを自家用機で飛行していたケネス・アーノルドは、円盤型の飛行物体を目撃。
アーノルドが新聞社に情報を持ち込んだことで、事件が全米に知れ渡りました。
すると、UFOの目撃報告が各地からあがるようになります。
たとえば、ケネス・アーノルドの目撃事件の3日後には、ワシントン州で息子と釣りをしていたハロルド・ダールが直径30Mドーナツ型のUFO6機を目撃。
そのうちの1機が投下した溶けた金属のような物が愛犬にあたり、死んでしまうという事件がおきました。
また、ロズウェルにUFOが墜落したのは、ケネス・アーノルドの目撃事件から二週間後のことです。
1960年代~80年代
1960年代に入ると、軍事基地(特に核ミサイルが配備されている基地)でのUFO目撃事件が急増。
また、カリフォルニア沖サンタカタリナ島付近でのUFO目撃事件も増え、同地域はUFO多発地帯として知られるようになりました。
1966年 | オーストラリアのメルボルン・ウェストールにある高校付近に3機のUFOが出現。その様子を大勢の生徒と職員が目撃した |
1966年 | 核ミサイルが配備されているマイノット基地上空にUFOが出現。核ミサイルの1つが勝手に作動し、発射体制に入った |
1967年 | モンタナ州のマルムストロム空軍基地上空に赤く光る楕円形のUFOが出現。核ミサイルが一時的に発射不能になった |
1968年 | 弁護士のポール・アリオーネがサンタカタリナ島上空で編隊を組んで飛行する光を目撃。 |
1976年 | フランスのトゥールの傍にある空軍基地から飛び立った戦闘機の訓練生が、緑色の火の玉を目撃。戦闘機の翼がこの火の玉と接触し、ダメージを負った。 |
1977年 | カリフォルニア州マーチ空軍基地にUFOを目撃したという通報が相次いだ |
1977年 | ブラジルのコラレス島でUFOから攻撃された人が続出した |
1980年 | サンタカタリナ島上空を飛行していた民間機パイロットのノア・フェリースがUFOに遭遇。UFOから発せられた光によって機体は制御不能になり墜落した |
1980年 | ペルー南部のラホヤ空軍基地付近にドーム型(半円形)の飛行物体が出現。迎撃に向かった戦闘機が機銃を放ったが、飛行物体は弾丸を吸収した |
1980年 | イギリスにあるベントウォーターズアメリカ空軍基地のレーダーが、不審な飛行物体を捕捉。その飛行物体は3日間にわたって出現した。(レンデルシャムの森事件) |
1988年 | ワイオミング州のウォーレン基地で、突然核ミサイルが発射不能となった。点検に向かった兵士が直径15mほどの円盤型のUFOを目撃 |
60年代~80年代でもっとも有名な目撃事件といえば、1980年に起きたレンデルシャムの森事件です。
この事件では基地の副司令官を含む複数の兵士がUFOを目撃しました。
UFOが着陸したとされる場所から高濃度の放射線が検出された他、現場に向かった憲兵ジョン・バロウズは記憶の消失と身に覚えのない火傷を体験。
このことから、宇宙人による連れ去り・誘拐事件ともいえます。
*レンデルシャムの森事件については、下の記事で詳しく紹介しています。
レンデルシャムの森事件(イギリスで最も有名なUFO目撃事例)を詳しく解説
また、事件の特異性という意味では、1977年にブラジルのコラレス島でおきた事件が一番でしょう。
何といっても、この事件ではUFOからレーザー攻撃をうけて負傷する人が続出。
ブラジル空軍による大規模調査が行われる事態にまで発展しました。
このコラレス事件については、下の記事で詳しく紹介しています。
ブラジルで相次ぐUFO目撃報告を紹介!コラレス事件や民間機パイロットの証言等
その他、1966年4月6日にオーストラリアのメルボルンで起きたウェストールUFO事件も要注目。
この事件には数百人の目撃者がおり、そのうちの数人はわずか数メートルの距離までUFOに接近しているのです。
さらに、取材したテレビ局のテープや写真がいつの間にか紛失するなど、事件を隠蔽しようとする組織が暗躍していた節があります。
そんなウェストールUFO事件については下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご一読ください。
ウェストールUFO事件の全容と元生徒たちの証言を紹介!事実が隠蔽されていた
1990年代以降
90年代以降の目撃証言で多いのは、軍人(退役者を含む)によるもの。
戦闘機搭載のカメラで撮影されたUFO動画が流出するなど、それまでにないほど具体的な目撃情報となっています。
また、墜落したUFOをリバースエンジニアリングして作ったアメリカ製の機体らしき飛行物体の目撃報告も出始めます。
1990年 | アラビア砂漠の前線基地に配属されたアメリカ軍兵士が、角に3つの白い光がついた三角形のUFOを目撃。 |
1992年 | イラクに派遣されていたマイケル・バイアは、昼間にペルシャ湾上空で三角形のUFOを目撃。高度3,000mあたりを低音を発しながら時速480~800kmくらいで飛行していた |
1992年 | カナダのゲージタウン陸軍基地で、デビッド・マルソー陸軍退役軍人が棒状楕円形のUFOを目撃。同時刻に同僚も同じ飛行物体をみた |
1994年 | アフリカのジンバブエにあるアリエル小学校にUFOが出現。昼休み中だった生徒62人が目撃した。生徒の中にはテレパシーによって宇宙人からメッセージを受け取った人もいた |
1999年 | 給油機(KC10)の搭乗員だったデレク・ターが、アドリア海上空でUFOを目撃。それは白く輝く球体で、上下左右に自由に向きを変えて飛び回っていた |
2004年 | 演習中の原子力空母ニミッツと随行艦の一群が、UFOから追跡された。その際、戦闘機が棒状葉巻型のUFOを赤外線カメラで撮影 |
2006年 | 元弁護士のデヴィット・ルッソが海面に向かって急降下するUFOを目撃 |
2009年 | ジャスティン・ドーフラー退役陸軍軍人が、アフガニスタン・ヘルマンド州の戦場でUFOを目撃。UFOは縦横無尽に飛び回り、やがて消えた |
2010年 | 中国の国際空港上空にUFOが出現し、これを空港利用者を含む大勢が目撃。空港は約1時間もの間封鎖された(同様の事件は2023年にインドでも発生) |
2011年 | 東日本大震災後、福島県内でUFOの目撃事件が相次いだ。(原子力発電所の上空を含む) |
2015年 | カリフォルニア沖で演習中の原子力空母セオドア・ルーズベルトと随行艦の一群が、度々UFOと遭遇。戦闘機のパイロットが、飛行中のUFOを撮影した |
上記で有名なのが、2004年と2015年の事件。
いずれも未確認飛行物体が動画におさめられ、アメリカ軍がUAPだと公式に認めています。(下の動画参照)
UAPを端的に言うと、「何なのか説明できない」ということ。
アメリカ軍がどんなに調べても分からないわけで、UFOと考えるしかありません。
なお、軍事基地や核関連施設の付近で目撃されたUFOについては、下の記事でまとめています。
アメリカの軍事基地で相次ぐUFO目撃事件。宇宙人は核ミサイルや核施設に関心がある?
また、目撃者が多いという点で異質なのが、1994年にアフリカのジンバブエで起きたUFO事件です。
小学校で起きたこの事件では、何人かの生徒が現れた宇宙人とテレパシーを使って交信。
そこで、地球人はもっと環境を大切にすべきという主旨のメッセージを受け取りました。
前述したウエストールでの事件と同じく、目撃者のほとんどは子供。
この点において証言の信憑性を疑う人が多いものの、精神科医のジョン・E・マックは子供たちから聞き取り調査を行い、事件は実際にあったという診断をくだしています。
このジンバブエでおきたUFO事件については、下の記事で詳しく紹介しています。
アフリカのジンバブエにUFOが出現!小学校の生徒たち数十人が目撃していた
宇宙人・UFOの調査を行う民間の団体・組織
日本でUFOや宇宙人の話をすると、「オカルト論者だ」と言われることがほとんど。
しかし、海外では「宇宙人は実在する」という考えのもと、独自に調査を行っている民間団体・組織が多数あります。
APRO
1952年に設立されたのが、アメリカ初の民間UFO調査組織APROです。
創設者は、自身も9歳の時にUFOを目撃している新聞記者のコーラル・ロレンゼン。
ロレンゼンの夫で元アメリカ陸軍航空隊の将校ジム・ロレンゼンもAPROメンバーの一人です。
ロレンゼンは独自に証言を集め、『UFO 目撃者の証言』という本を出版。
非常にリアリティのある証言ばかりなので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
NICAP
NICAPは、第二次世界大戦で誘導ミサイルを開発したデルマー・ファーニー少将が作った民間のUFO調査団体です。
元CIA長官のロスコー・H・ヒレンケッター中将が参加するなど、メンバーに機密情報を知り得た人物がいることが特徴。
この事実だけ考えても、宇宙人が存在するのは間違いないといえます。
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MUFON
1962年、元APROのメンバーであるボルト・アンドラスは、MUFONというUFO調査組織を立ち上げました。
MUFONの特徴は、全国に拠点を設け、それぞれが独立して目撃情報を調査しているという点。
科学者から一般の主婦まで、メンバーは数千人にもなります。
それゆえ、目撃情報が集まりやすく、分析もスピーディ。
調査結果の一部はMUFON公式サイトで公開されています。
トゥーザスターズアカデミー
今もっとも勢力的に宇宙人について調査しているのが、トゥーザスターズアカデミーというUFO調査団体です。
設立者は、アメリカのロックバンド・ブリンク182のメンバーであるトム・デロング。
そこにかつてペンタゴン(アメリカ国防総省)でUFO調査の任務についていたルイス・エリゾンドが加わり、精度の高い調査を行っています。
ちなみに、ルイス・エリゾンドは2004年と2015年に撮影されたUFO動画をペンタゴンから持ち出し、世間にリークした人物でもあります。
なお、これらのUFO調査団体については、下の記事で詳しく紹介しています。
UFO・宇宙人・UAPの遭遇事件・目撃情報を調査している団体・組織・人物を紹介
政府系の宇宙人・UFO調査組織
実のところ、その存在が明らかになっている政府系の宇宙人・UFO調査組織もいくつかあります。
これらの組織は「説明できない飛行物体がある」と述べるにとどまっていますが、それはつまり、UFOの可能性が極めて高いということです。
プロジェクト ブルーブック
前述したように、1940年代はUFOの目撃が急増した時期。
「自国にとって脅威になるかもしれない」と考えたアメリカ空軍のネイサン・トワイニング中将は、プロジェクト・サインを立ち上げて調査を開始。
その後、プロジェクト・サインはグラッジ、ブルーブックと名称を度々変更。
名称変更の度に「宇宙人が存在する証拠はない」と結論付けられましたが・・・
グラッジとブルーブックで科学顧問を務めた天文学者のJ・アレン・ハイネックは、「存在しないと結論付けるように、上からの圧力を感じた」と述べています。
なお、プロジェクト・ブルーブックについては、下の記事で詳しく紹介しています。
米国のUFO調査プロジェクト・ブルーブック!内容とハイネック教授を紹介
AATIP
AATIPとは、Advanced Aerospace Threat Identification Program(先端航空宇宙脅威特定計画)の略。
ペンタゴン内部に存在した極秘のUFO調査機関であり、現トゥーザスターズアカデミーメンバーのルイス・エリゾンドがかつて所属していた機関でもあります。
2017年、ペンタゴンを退職したエリゾンドは、ニューヨークタイムズ紙を介してAATIPの存在を暴露。
当初、アメリカ政府はAATIPの存在を否定していましたが、後に実在したUFO調査組織であることを認めています。
なお、ルイス・エリゾンドについては、ドキュメンタリー番組「解禁!米政府UFO機密調査ファイル」で詳しく紹介されています。
*「解禁!米政府UFO機密調査ファイル」はHuluで配信中です。
未確認航空現象タスクフォース
ルイス・エリゾンドがかつて所属したAATIPですが、現在は閉鎖されています。
それに代わって設立されたのが、未確認航空現象タスクフォース。
こちらはアメリカ政府が組織の存在を公表しています。
つまり、アメリカは1940年代から現代まで、ずっとUFOを調査していたということ。
AATIPにいたっては、「UFOが自国の脅威になるかどうかを調べる」ことが目的とされており、もはや宇宙人の存在が前提となっています。
ジェイパン
UFOの存在を隠蔽したがる国もあれば、国民に積極的に情報を公開している先進的な国もあります。
主に南米に多いのですが、ヨーロッパでもっとも先進的なのはフランス。
フランスにはジェイパンという国立のUFO調査組織が存在し、すべての情報を一般公開しているのです。
ジェイパンに寄せられた未確認飛行物体の情報のほとんどは科学的に説明できるもの。
ただし、情報の約28%は、「説明がつかない現象」とされています。
前述した未確認航空現象タスクフォースでも100件以上において「説明がつかない」となっていますから、本物のUFOを目撃するのは決してレアケースではないのです。
ちなみに、フランスや南米では「宇宙人は地球に来ている」という考えが一般的。
宇宙人という言葉でオカルトをイメージしがちな日本人とはかなり異なります。
まとめ
この記事では、宇宙人・UFOについての連れ去りや誘拐、墜落、目撃事件をご紹介しました。
見間違いやフェイクニュースがまじっているためオカルト扱いされがちですが、情報の多さを考えると、その全てがガセネタだとは思えません。
実際、アメリカ軍が撮影したUFO動画が存在する他、どんなに調べても科学では説明できない現象が多々あります。
となれば宇宙人はすでに地球に来ていると考えた方が妥当ではないでしょうか。
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