宇宙人・UFOのおすすめ映画㉒「宇宙戦争」のあらすじと見どころを紹介

宇宙人 宇宙人・UFOの映画

「宇宙戦争」は古典SF小説をもとに作られた映画です。

タイトル通り、宇宙人による地球侵略を描いた作品。

ただし、本作で描かれるのは宇宙人との戦争そのものではなく、一般人としての恐怖。

この点において主人公が大活躍する一般的なSF映画とは異なります。

この記事では、そんな映画「宇宙戦争」のあらすじと見どころをご紹介します。

<スポンサーリンク>

宇宙人・UFOのおすすめ映画「宇宙戦争」の概要

宇宙人

宇宙戦争は、2005年に公開されました。

原作はH・G・ウェルズによる同名SF小説「宇宙戦争」。

さこに1938年のラジオドラマ版や1953年の映画「宇宙戦争」の要素を加え、現代を舞台に描かれています。

この映画「宇宙戦争」が興味深いのは、主人公が一般人であること。

宇宙人の脅威に対して基本的に逃げることしかできず、他の映画のように宇宙人を相手に大活躍するものではありません。

つまり、一般人の視点で描かれているわけで、この点においてとてもリアリティがあります。

なお、監督のスティーブン・スピルバーグは、本作に9.11同時多発テロ事件への思いを詰め込みました。

そのため、墜落したジャンボ旅客機や掲示板に貼られた無数の人探しの張り紙など、9.11同時多発テロ事件を想起させる演出が含まれています。

映画「宇宙戦争」の監督・脚本・キャスト

監督 スティーブン・スピルバーグ
脚本 ジョシュ・フリードマン/デヴィッド・コープ
出演 トム・クルーズ(レイ・フェリア役)
ダコタ・ファニング(レイチェル・フェリア役)
ジャスティン・チャットウィン(ロビー・フェリア役)
ミランダ・オットー(メリー・アン・フェリア役)
ティム・ロビンス(ハーラン・オグルビー役)
レニー・ベニート(マニー役)

映画「宇宙戦争」で監督を務めたのはスティーブン・スピルバーグです。

映画「未知との遭遇」や「E.T.」など、数々の名作を生み出している監督。

主演にトム・クルーズとは映画「マイノリティ・リポート」以来、3年ぶりのタッグとなります。

また、本作は脚本家も豪華。

ジョシュ・フリードマンはアバター4と5を、デヴィッド・コープは「メン・イン・ブラック3」、「スパイダーマン」、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」などを手掛けた大物です。

<スポンサーリンク>

映画「宇宙戦争」のあらすじ

妻と離婚し、クレーンのオペレーターとして働きながら一人暮らしをするレイ。

ある日、レイは妻に引き取られていた子供たちを数日の間預かることになります。

そんな折、レイは奇妙な稲妻が幾度も落雷するのを目撃。

直後に町中が停電し、すべての自動車が動かなくなるという事態が発生します。

レイは何が起こったのかを調べようと街中を歩き回り、落雷した場所を発見。

そこは路面が熔けて氷のように冷たくなっていました。

これを見て普通の落雷ではなかったと確信するレイ。

すると突然、地中から宇宙人が操縦する巨大なロボットが出現し、町を破壊しはじめます。

何とか自宅に逃げ帰ったレイは、子供たちと一緒に町から脱出したのですが・・・

巨大ロボットは世界各地に出現していました。

宇宙人は予め地中に巨大ロボットを隠し、自分たちは雷に乗って降下してきたのです。

人類はそんな宇宙人の圧倒的な軍事力の前に手も足も出ず、レイと子供たちはひたすら逃げ続けることになります。

しかし、レイたちにとっての脅威は宇宙人だけではなく・・・

<スポンサーリンク>

映画「宇宙戦争」の見どころ

映画「宇宙戦争」の見どころは、主人公が残忍な宇宙人から必死に逃げるスリル感と、パニックに陥った人々が引き起こすトラブルにあります。

映画「宇宙戦争」のスリル感

宇宙人の侵略を描いた一般的なSF映画では、主人公が人類の救世主として大活躍します。

そのもっとも典型的な例が「インディペンデンス・デイ」です。

これに対し、映画「宇宙戦争」の主人公レイはいわゆる一般人。

高度な軍事力を持つ宇宙人に抵抗する術を持っておらず、基本的に逃げ隠れするしかありません。

そのため、主人公には「見つかれば殺される」という恐怖心があり、全編を通してとても緊迫感のある仕上がりになってしまいます。

この作り方はSF映画というよりむしろホラー映画

「宇宙戦争」で描かれる宇宙人は、「リング」の貞子や「13日の金曜日」のジェイソンと同じように圧倒的な脅威なのです。

人々が引き起こすトラブル

SF映画のSFとは科学的な虚構の意味ですから、多かれ少なかれリアリティに欠けます。

しかし、映画「宇宙戦争」には、リアリティがあります。

それは、パニックに陥った人々の心情がしっかり描かれているから。

圧倒的な軍事力を持つ宇宙人の侵略という出来事によって理性と平常心を失った人々が、次々にトラブルを起こすのです。

ある意味、それは宇宙人以上の脅威。

宇宙人による侵略じゃなくてもパニックに陥る要因はあるわけで、作中のような出来事は現実世界でも十分に起こり得るのです。

スピルバーグはそんな人間の弱さと恐ろしさに対して警告を発したかったのではないでしょうか。

宇宙人は地中で暮している?

映画「宇宙戦争」の”みそ”は、宇宙人が兵器を予め地中に隠していたという点。

「地下鉄や水道管の工事があるのに、なぜ兵器を発見できなかったのか」という突っ込みはさておき・・・

「宇宙人」が地底で暮している(厳密には地下に基地がある)という噂は以前からあります。

例えば世界各地で目撃されているUMA。

形状やサイズは様々ですが、そのほとんどが既知の生物に当てはまらないというのが特徴です。

問題なのは、これだけ開発がすすんだ地上において、人目につかないように暮すのは困難だということ。

そう考えると、UMAの主たる生息場所は地下だと推測できます。

と同時に、UMA=宇宙人という可能性も。

なぜなら、目撃されたUMAの多くは爬虫類のような容姿をしているのですが、宇宙人の中にも爬虫類に似た種族(通称:レプティリアン)がいるとされているからです。

爬虫類型未確認生物に襲われた少年

爬虫類型未確認生物の目撃情報として有名なのが、1988年6月にアメリカのサウスカロライナ州ビショップビルで起きた事件です。

ある日の深夜、クリストファー・デイビス(当時17歳)が車を走らせているとタイヤがパンク。

仕方なく沼のほとりで停車しパンクの修理をすることになりました。

そして修理が終わった時、赤い目をした身長2mほどの生物が後方から突進してきたそうです。

デイビスは車に飛び乗り発進させましたが、その生物は追いかけてきて車の屋根に飛び乗りました。

その際、生物の手の指が3本で、皮膚の色は緑がかっていたことを目視したデイビスは、後に警察が行った事情聴取にて「トカゲ男をみた」と証言しています。

当初、警察はデイビスが嘘をついていると考え噓発見器によるテストを実施。

しかし、診断結果は「嘘はついていない」というものでした。

ちなみに、サウスカロライナ州ビショップビルでは同様のトカゲ男の目撃事例が複数あります。

これらはつまり、未知の爬虫類型生物がいるということ。

それが宇宙人レプティリアンだとすれば、人目につかないように普段は地下基地にいる可能性があります。

事実、「南極の地下世界で地底人に会った」と証言している人もいるのです。

南極から地下世界に行ったパイロット

南極

1947年2月、アメリカ軍が南極の調査を行っていた時、作戦の責任者でありパイロットでもあったリチャード・バード海軍少将は、南極上空を飛行中に、地上に大きな穴があいているのを発見しました。

「突入してみたい」という衝動にかられたバードは、高度を下げてその穴に突入。

その直後、飛行機はUFOのようなものから出された牽引ビームによってコントロールを失い、穴の奥へと引っ張られていったそうです。

なすすべなく地底へと引っ張られていくバード機。

やがて地底に到達すると、牽引ビームによって着陸させられ、そこにいた地底人に会ったそうです。

その後は再びUFOに牽引されて地上に戻ったのだとか。

これは、バードが亡くなった後に発見された手記に書かれていたことです。

(「南極ではなく北極から穴に入った」「南極から入ったが、出たのは北極の穴からだ」など、手記の内容には諸説あります)

バードは少将まで出世し、アメリカ軍における最高位の勲章を受け取ったほどの人物。

すでに社会的地位とある程度の財産を手にしていましたから、嘘をでっちあげて売名する必要はありません。

そもそも、地底人に関する記述があった手記はバードの死後に見つかったわけで、誰かに読ませるために書かれたものではありません。

これらのことから、地底人に会ったというバードの証言には一定以上の信憑性があります。

そうなると、バードが地下世界で会った地底人とは何者なのかという疑問がわいてきます。

バード機を牽引できる機体を持っていたことから、人類よりも優れた技術を持っていることは明らか。

ただし、地球内部に文明が発達できるほどの空間が広がっているとは思えないため、バードのいう地下世界とは地下基地だったと考えられます。

となれば、地底にいるのは別の場所からやってきた者であり、それが人間ではない以上、宇宙人の可能性が高いといえるのです。

<スポンサーリンク>

まとめ

この記事では、映画「宇宙戦争」についてご紹介しました。

「宇宙戦争」は、平凡な一般人である主人公が宇宙人やパニックに陥った人々から逃げていくというスリラー映画です。

トム・クルーズお得意のアクションはありませんが、宇宙人のロボットから身を隠すシーンなどは緊張感があって必見。

さらには、本当に怖いのはパニックに陥った時の人間であるという警告も発しています。

その意味で単なる娯楽作品とは一線を画す良作ですので、これを機に視聴してみてはいかがでしょうか。

なお、その他の宇宙人・UFO関連のおすすめ映画は、下の記事でまとめてご紹介しています。

宇宙人・UFO関連のおすすめ映画一覧!あらすじやキャスト、見どころを紹介

<スポンサーリンク>

コメント

タイトルとURLをコピーしました