宇宙人・UFOのおすすめ映画⑨「トータルリコール」 あらすじと火星の遺跡写真を紹介

宇宙人・UFOのおすすめ映画⑨「トータルリコール」 あらすじと火星の遺跡写真を紹介 宇宙人・UFOの映画

人類の移住先としてもっとも可能性が高いと言われている火星。

そんな火星を舞台にしたSF映画の傑作といえば「トータルリコール」です。

30年以上前の映画ですが、ストーリーが素晴らしく一見の価値あり。

この記事では、そんな映画「トータルリコール」のあらすじと、実際に火星にあると噂される宇宙人文明についてご紹介します。

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宇宙人・UFOのおすすめ映画「トータルリコール」の概要

「トータルリコール」は1990年公開のアメリカのSF映画です。

原作はフィリップ・K・ディックが1966年に発表した小説『We Can Remember It for You Wholesale』(追憶売ります)。

ただし、原作はわずか数十ページの短編だったため、かなり多くのシーンを追加する形で映画化されています。

テンポよく展開するストーリーは非常に出来が良く、ドキドキハラハラが続いたまま一気に観終えてしまうといった感じ。

ここまでテンポが良い映画は少なく、公開から30年以上経った今視聴しても、十分に楽しめます。

なお、2012年にはリメイク作品が公開されています。

映画「トータルリコール」の監督・脚本・キャスト

監督 ポール・バーホーベン
脚本 ロナルド・シュゼットダン・オバノンゲイリー・ゴールドマン
出演 アーノルド・シュワルツェネッガー(ダグラス・クエイド / ハウザー役)
レイチェル・ティコティン(メリーナ役)
シャロン・ストーン(ローリー役)
マイケル・アイアンサイド(リクター役)
ロニー・コックス(コーヘイゲン役)

ポール・バーホーベンが監督を務めた宇宙人・UFO関連の作品には、「スターシップ・トゥルーパーズ」(1997年) があります。

また、「氷の微笑」(1992年)では、「トータルリコール」でローリー役を務めたシャロン・ストーンを主演に起用。

どちらの作品でもシャロン・ストーンの魅力が際立っており、ポール・バーホーベン監督にとってお気に入りの女優だったと思われます。

なお、主演のアーノルド・シュワルツェネッガーが主演した宇宙人・UFO関連の作品には、「プレデター」があります。

リメイク版「トータルリコール」の監督・脚本・キャスト

2012年に公開されたリメイク版「トータルリコール」については、以下の通りです。

監督 レン・ワイズマン
脚本 マーク・ボンバックカート・ウィマー
出演 コリン・ファレル(ダグラス・クエイド / カール・ハウザー役)
ケイト・ベッキンセイル(ローリー役)
ジェシカ・ビール(メリーナ役)
ボキーム・ウッドバイン(ハリー役)
ブライアン・クランストン(コーヘイゲン役)

オリジナル版からは監督もキャストもまったく変わっていますが、リメイク版もかなりの良策です。

特に美術面でのこだわりを感じるのですが、それは監督を務めたレン・ワイズマンが、元々美術スタッフだから。

「メン・イン・ブラック」や「インデペンデンス・デイ」といった大ヒットSF映画で美術スタッフを務めているだけに、その経験が遺憾なく発揮された作品といえます。

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映画「トータルリコール」のあらすじ

火星が植民地化された近未来。

多くの人間が火星で暮すようにはなったものの、酸素が薄いという問題が残っており、高値で酸素を売るエネルギー採掘会社と反乱分子との間で紛争が起こっていました。

その頃、ダグラス・クエイドは美しい妻ローリーと地球で暮らしていました。

平均的な家庭を築いており、特に不満はないはずなのですが、何故か毎晩のように火星で恐ろしい体験をする夢をみるクエイド。

そんなことから火星への興味を強く抱き始めたクエイドは、「旅行の記憶を売る」というリコール社を訪れます。

そこで「秘密諜報員として火星を旅する」というスリル満点のコースを注文するも、トラブルが発生し、最後までサービスを受けることが出来ませんでした。

そしてリコール社からの帰宅途中。

クエイドは理由も分からぬまま、職場の同僚に命を狙われます。

何とか逃げ延びたクエイドは、ローリーに命を狙われたことを話すのですが、今度はそのローリーから襲われてしまいます。

一体なぜクエイドは命を狙われるのか?

平和だった暮らしが、リコール社に行った途端に崩れたのは何故なのか?

毎晩のようにみる火星の夢は何を意味するのか?

ここから物語は予想外の方向に展開していくのです。

リメイク版「トータルリコール」のあらすじ

オリジナル版「トータルリコール」の舞台は火星でしたが、リメイク版では世界大戦により荒廃した地球が舞台となります。(火星はでてきません)

ヨーロッパに住む富裕層とオーストラリア周辺に住む貧困層との対立が激化し、各地でテロが勃発する時代。

貧困層のダグラス・クエイドは美しい妻ローリーと平和に暮らしていました。

しかし、いつしかクエイドは不穏な夢をみるように。

その夢の事が気になったクエイドは、リコール社を訪れ、記憶を買うことにするのですが・・・

これを機に、平穏だったクエイドの生活が一変してしまうのです。

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映画「トータルリコール」の見どころ

映画「トータルリコール」の見どころは、美術面の完成度が高いことと、二転三転するストーリーにあります。

本作は第63回アカデミー賞で特別業績賞(視覚効果賞)を受賞。(音響効果賞と録音賞にノミネート)

CGと特殊メイクを巧みに使い分け、ミュータントの姿や火星の様子を見事に表現しています。

ストーリーについては、ミステリーの要素があり、「主人公は何者なのか?」や「一体誰が本当の味方なのか?」といった謎を楽しむことができます。

そこに、アーノルド・シュワルツェネッガーらしいアクションシーンと、シャロン・ストーンの色気が加わるので、見どころは満載。

無駄な尺を極力そぎ落とし、見どころだけをテンポよくみせてくれる映画となっています。

なお、映画「トータルリコール」は、ゲオの宅配レンタルDVD・ブルーレイで視聴できます。

*ゲオならレンタル料が30日間無料です。

「トータルリコール」には宇宙人文明の遺跡が登場する

火星

映画「トータルリコール」には、火星に宇宙人が築いたピラミッドが登場します。

また、物語中盤には、宇宙人が地下に造った大規模施設も登場。

この施設が終盤の重要なポイントとなります。

つまり、かつて火星には宇宙人が住んでおり、高度な文明を築いていたという設定なのです。

では、現実世界ではどうなのか?

実は現実の火星にも、宇宙人の遺跡があると噂されているのです。

ここでは、映画「トータルリコール」に関連して、火星の宇宙人文明についてご紹介します。

火星のピラミッドとスフィンクス

映画「トータルリコール」には、エジプトのギザ台地にある大ピラミッドとそっくりのピラミッドが登場します。

これはつまり、エジプト文明の起源が宇宙人にあることを暗示しているわけですが、実際の火星にも同じようなピラミッド群があると言われています。

それを示すのが下の写真です。

火星のスフィンクス

*引用:NASA

奥に写っている山をそれぞれクフ王のピラミッドに見立てると、手前の岩やスフィンクスに相当します。

ある程度風化して形が崩れてはいるものの、元々ピラミッドとスフィンクスだったと言われれば、たしかにそういう風にも見えます。

そもそも、エジプトの首都であるカイロという地名は火星という意味

そう考えると、これらが単なる山や岩だとは思えないのです。

また、ピラミッド状のものは火星の他の地域にもあります。

火星のピラミッド

*引用:NASA

上の写真に写っている岩は自然に出来たと思われる不規則な形のものばかり。

そんな中、たった一つだけ見事な三角すいになっている岩があります。(写真中央やや右上)

なぜこの岩だけ綺麗な三角すいをしているのか?

それは、宇宙人による人工物だからではないでしょうか。

大破した船の残骸

火星の人工物

*引用:NASA

上の写真は火星の地表をとらえたものですが、自然にできた岩や石とは明らかに形状が異なる物が写っています。

もしこの写真が地球で撮影されていれば、誰もが「船の外壁だ」と思うはず。

「宇宙人などない」という偏見を捨て去り、素直に「何に見えるか」を考えれば、かつて火星に文明があったことが理解できるのではないでしょうか。

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火星で撮られた宇宙人やUFOの写真

火星では、宇宙人の遺跡らしき写真だけでなく、現代においても宇宙人が訪れていると思われる写真が撮られています。

キュリオシティを操作する人影

火星の人影

*引用:NASA

火星では、探査車キュリオシティが探査を行っており、毎日様々な写真を送ってきます。

上の写真はその中の一枚。

探査開始から50日目に、キュリオシティが自らの足元を撮影したものですが・・・

影をみると、隣に誰かがいて、キュリオシティに手を伸ばしているようにみえます。

この影の主が宇宙人かどうかはさておき、根本的な問題は、キュリオシティの周りに何もなければ、このような影はできないということ。

影の形状から岩のようにはみえないので、キュリオシティの隣に影を構成する何かがあった(またはいた)ということになるのです。

火星上空を飛行するUFO

火星のUFO

この写真は、UFO研究家のカルロス・クレメンテがキュリオシティによって撮影された画像を何枚も重ねて鮮明にしたものです。

ご覧の通り、黒い点がいくつかあります。

そしてこの黒い点の一つを拡大すると・・・

火星のUFO2

円盤型のUFOにみえます。

クレメンテは、「この物体は金属ような光沢があり、窓らしきものまでついている」と主張。

たしかに、そのようにも見えます。

つまり、クレメンテの主張が正しければ、宇宙人は今でも火星上空を飛び回っているということになるのです。

まとめ

この記事では、映画「トータルリコール」についてご紹介しました。

「トータルリコール」は美術力とストーリーの面で優れた映画です。

火星にあるとされる宇宙人文明について触れられていて、宇宙人・UFO好きの人は必見。

また、ミステリー要素もあってSFファン以外でも楽しめるので、これを機にぜひ視聴してみてください。

なお、他の宇宙人・UFO関連のおすすめ映画については、下の記事でまとめてご紹介しています。

宇宙人・UFO関連のおすすめ映画一覧!あらすじやキャスト、見どころを紹介

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