宇宙人・UFOのおすすめ映画②「スターゲイト」。ドラマ版と合わせてあらすじを紹介

スターゲイト 宇宙人・UFOの映画

宇宙人・UFOが登場する映画のなかには、非常によく研究されているものがあります。

90年代に公開された映画「スターゲイト」もその一つ。

この映画は、宇宙人が昔から地球に来ているという設定で作られています。

この記事では、そんな映画「スターゲイト」とそれに続くドラマ版のあらすじ、及び裏話をご紹介します。

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宇宙人・UFOのおすすめ映画「スターゲイト」の概要

映画「スターゲイト」は、1994年10月28日に公開されました。

ワームホールの概念を軸にしたストーリー展開と、人類史に宇宙人が関係していたという設定が受け入れられ、スマッシュヒットを記録。

その後、映画の正当なる続編としてドラマ「スターゲイト SG-1」が、スピンオフドラマとして「スターゲイト アトランティス」と「スターゲイト ユニバース」が製作されました。

さらに、「スターゲート SG-1」終了後には、「スターゲイト The Ark of Truth」と「スターゲイト Continuum」 がDVDでリリース。

「スターゲイト Continuum」 をもって、「スターゲイト」シリーズは完結しました。

なお、「スターゲイト SG-1」は世界最長SFドラマとしてギネスブックに記載されています。

監督・脚本・キャスト

監督 ローランド・エメリッヒ
脚本 ローランド・エメリッヒ
出演 カート・ラッセル(ジャック・オニール役)
ジェームズ・スペイダー(ダニエル・ジャクソン役)
ヴィヴェカ・リンドフォース(キャサリン・ラングフォード役)
ミリー・アヴィタル(シュリ役)

映画「スターゲイト」で監督・脚本を務めたのは、ローランド・エメリッヒ

ローランド・エメリッヒが携わった宇宙人・UFO関連の映画には、「インデペンデンス・デイ 」やその続編となる「インデペンデンス・デイ: リサージェンス 」、「ムーンフォール 」などがあります。

また、主演のカート・ラッセルが出演した宇宙人・UFO関連の映画には「遊星からの物体X」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」があります。

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映画「スターゲイト」のあらすじ

スターゲイト

1928年、エジプトの砂の下から、謎の遺物スターゲイトが発見されます。

スターゲイトは巨大な石輪で、表面には意味不明の文字が。

アメリカ空軍はその後66年間に渡って密かに研究を続けましたが、全て解明するには至っていませんでした。

そんな折、研究チームのリーダーであるキャサリン博士は、「エジプトの大ピラミッドは王の墓ではない」と主張する若き考古学者ダニエル・ジャクソンをチームにスカウトします。

研究チームに加わったジャクソンは、見事文字の意味を解読。

すると、スターゲートが起動し、他の惑星にあるもう一つのスターゲイトとの間にワームホールが形成されます。

アメリカ空軍は「スターゲイト」の先を探索すべく、ジャック・オニール大佐を責任者とする調査隊を編成。

帰還には反対側のスターゲートを起動させる必要があるため、ジャクソンも調査隊に加わります。

かくして調査隊は、はるか遠くの宇宙にある見知らぬ惑星へと出発したわけですが・・・

スターゲートを通って到着した惑星には、エジプトの大ピラミッドとそっくりの建造物があったのです。

その光景に驚く調査隊一同。

さらに、言葉は通じないながらも、人間と同じ外見をした人々と出会います。

彼らの村で手厚い歓迎を受けるジャクソン達。

ジャクソンは考古学の知識を用いて、村の人々と人類との関係を徐々に紐解いていきます。

同じ頃、建造物には高度な技術を持つヒト型の生命体が出現。

付近で待機していた調査隊のメンバーが襲撃されてしまいます。

果たして、この生命体は何者なのか?

そもそも、スターゲイトとは何なのか?

ここから人類創造の謎も絡めた壮大な物語が始まるのです。

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映画「スターゲイト」の見どころ

個人的な見どころとして挙げたいのは、序盤から中盤にかけてジャクソンがスターゲイトの謎を解いていくところ。

スターゲイトに掘られた文字と星座を結び付ける発想や、未知の惑星で見つけた壁画を元に、古代エジプトとの関係を見つけ出すくだりは、とてもワクワクさせられます。

このように、映画「スターゲイト」はSF作品ではありながら、古代文明や神話を上手く絡めているところが魅力。

ローランド・エメリッヒは本作の構想を長年温めていたそうですが、宇宙人と人類文明についてかなり詳しく研究したはず。

その結果、「宇宙人ははるか昔から地球を訪れていた」という結論に達し、本作でそれを表現したと思われます。

*「スターゲイト」シリーズはゲオのレンタルDVD・ブルーレイで視聴できます。

映画「スターゲイト」の裏話!

映画「スターゲイト」で興味深いのは、次の二点です。

  • ワームホール理論を採用している
  • 古代エジプトの神が宇宙人だったという設定

これらを知った上で映画を視聴すると、より一層楽しめます。

ワームホール理論を採用している

ワームホール

南米にはスターゲイトを想起させる遺跡があります。

ひとつはペルー南部・アンデス山脈にある古代遺跡。

「アラムムルの門」と呼ばれていて、岩壁がT字型にくりぬかれています。

地元の伝説によると、「この門を通って異次元に行った人々がいる」とのこと。

また、メキシコ北部にあるパキメ遺跡にもT字型の門があり、そこから「白い人が出てきた」と伝わっています。

ローランド・エメリッヒがこれらの遺跡を知っていたかどうかは分かりませんが・・・

映画「スターゲイト」と上述の遺跡は、ワームホール理論という点で共通しています。

ワームホールとは、離れた二つの地点を結ぶ異次元トンネルのこと。

そこを通れば、物理的な距離に関係なく、一瞬で離れた場所まで移動できると考えられています。

そんなワームホールですが、実在する可能性は大。

これは天才アインシュタインも認めたことです。

現代の人類が発見・活用できていないだけで、より高度な文明を持つ生命体が移動手段として採用している可能性は十分にあります。

というより、本当に宇宙人が地球に来ているとしたら、ワームホールのように物理的な距離を無視する移動手段が不可欠。

もしかするとアラムムルの門やパキメ遺跡の伝説は事実で、宇宙人がそこを通って地球に来ていたのかもしれません。

なお、ワームホール理論やパキメ遺跡の伝説については、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第67話)で詳しく紹介されています。

*「古代の宇宙人」はHuluで視聴できます。

古代エジプトの神が宇宙人だったという設定

映画「スターゲイト」には、支配層の宇宙人として「ラー」が登場します。

古代エジプトで崇められた太陽神ラーとはこの宇宙人だったという設定。

ラー

終盤には、宇宙人ラーが「人間は私が作った」とまで言い放ちます。

また、後述するドラマ版では、クロノスなど、ギリシャ神話の神と同じ名前の支配層宇宙人も登場。

古代において神と呼ばれた存在は、実は宇宙人だった」というのが、「スターゲイト」シリーズにおける一環した設定なのです。

こうした設定の背景にあるのは、神話や伝説に登場する神のほとんどが「空からやってきた」と伝わっている点。

しかも生身の肉体を持っており、人間と共に暮らしたと言われています。

神話や伝説は古代人たちが代々語り継いできた貴重な文化。

私が古代人なら、単なる作り話ではなく、人類の歴史を後世に伝えます。

そう考えると、「古代の神々=宇宙人」という映画「スターゲイト」の設定は、事実を表していると思えてくるのです。

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ドラマ版「スターゲイト」シリーズのあらすじ

映画のヒットを受けて、「スターゲイト」はドラマ版が製作されました。

  • スターゲイト SG-1(全10シーズン)
  • スターゲイト アトランティス(全5シーズン)
  • スターゲイト ユニバース(全2シーズン)

スターゲイト SG-1のあらすじ

映画「スターゲイト」の1年後から物語がスタート。

軍によって厳重に管理されていたスターゲイトですが、ある日、反対側から宇宙人が侵略してきます。

これに対抗すべく、ジャック・オニール大佐は再び旅に出発。

スターゲイトを通った先でダニエル・ジャクソンと再会したオニール大佐ですが、そこで衝撃の事実を聞かされます。

こうして、宇宙人との長きにわたる物語が始まるのです。

なお、ジャック・オニール大佐とダニエル・ジャクソン博士という2人のキャラクターは、映画版から引き継がれたもの。

ただし、配役は別人で、キャラクター設定も映画版とは微妙に異なります。

スターゲイト アトランティス

「スターゲイト SG-1」からのスピンオフである「スターゲイト アトランティス」では、超古代文明として知られるアトランティスが他の銀河系にある都市型宇宙船だったという設定。

スターゲイトを作った宇宙人種族「エンシェント」を求めて、ペガサス銀河にあるアトランティスへと調査隊が派遣されます。

しかし、調査隊がたどり着いたアトランティスは、エネルギーの枯渇により崩壊寸前。

調査隊は地球へ帰還することもできなくなってしまいます。

そのため、エネルギー源であるZPMを求めてペガサス銀河を探査することになった調査隊。

するとそこに凶悪な宇宙人種族「レイス」が現れ、調査隊は戦いに巻き込まれていくのです。

スターゲイト ユニバース

「スターゲイト ユニバース」は、「スターゲイト SG-1」「スターゲイト アトランティス」に続く、シリーズ3本目のドラマです。

人類はスターゲイトの新たな機能の解放に成功。

これにより、従来よりも遠くまで移動できるようになります。

しかし、実際にスターゲイトを通ってみると、そこはエンシェント族が作った超高速で自動的に航行する宇宙船デステニィの中。

これをきっかけに、新たな旅が始まるのです。

本作はスターゲイトというより宇宙船デステニィがメイン。

この点において「スターゲイト」シリーズの中では異色です。

放送開始当初は、「スターゲイト SG-1」や「スターゲイト アトランティス」のような大作として期待されましたが・・・

実際には2ndシーズンで打ち切りと、残念な結果になってしまいました。

まとめ

この記事では、映画「スターゲイト」とそれに続くドラマ版についてご紹介しました。

映画版、ドラマ版共に、古代文明をよく研究して製作されているのがシリーズの魅力です。

しかも、古代の神々=宇宙人という設定が秀逸。

古代遺跡や文明に説明のつかない点があることを考えると、あながち間違った解釈とも言い切れません。

この点において、映画「スターゲイト」はとても興味深い作品なのです。

なお、他の宇宙人・UFO関連のおすすめ映画については、下の記事でまとめてご紹介しています。

宇宙人・UFO関連のおすすめ映画一覧!あらすじやキャスト、見どころを紹介

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