宇宙人・UFOのおすすめ映画⑩「オブリビオン」 あらすじと見どころを紹介

宇宙人・UFOのおすすめ映画⑩「オブリビオン」 あらすじと見どころを紹介 宇宙人・UFOの映画

宇宙人が地球に侵略してくるという内容の映画はたくさんあります。

しかし、侵略された後の世界を描いた映画は極めて稀。

「オブリビオン」はそんな稀な映画の一つです。

地味な内容になりがちな侵略戦争後の世界を、主演のトム・クルーズがどう魅せてくれるのか?

この記事では、映画「オブリビオン」のあらすじと見どころを紹介します。

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宇宙人・UFOのおすすめ映画「オブリビオン」の概要

「オブリビオン」は2013年公開のアメリカ映画です。

元ネタはジョセフ・コシンスキーとアルヴィド・ネルソンによる未公開の同名の漫画。

それをウィリアム・モナハンとカール・ガイダシェク、マイケル・アーントが映画用に脚色し、制作されました。

主演は「ミッション・イン・ポッシブル」や「トップガン」で人気のトム・クルーズ

トム・クルーズの主演作は派手なアクションが多くなりがちですが、「オブリビオン」はミステリー要素の強い作品となっています。

ちなみに、最初に「オブリビオン」の版権を購入したのはディズニーでした。

ディズニーは家族向け映画としてPG指定を予定していましたが、それでは脚本の良さが薄れてしまうということで断念。

その結果、ディズニーは版権をユニバーサル・ピクチャーズへ売却したと言われています。

映画「オブリビオン」の監督・脚本・キャスト

監督 ジョセフ・コシンスキー
脚本 ウィリアム・モナハンカール・ガイダシェクマイケル・アーント
出演 トム・クルーズ(ジャック・ハーパー役)
オルガ・キュリレンコ(ジュリア・ルサコーヴァ役)
アンドレア・ライズボロー(ヴィクトリア・オルセン役)
モーガン・フリーマン(マルコム・ビーチ役)
メリッサ・レオ(テット/サリー役)

「オブリビオン」で監督を務めたジョセフ・コシンスキーは、CGIやコンピュータ・グラフィックスを駆使した映像制作に定評がある人物です。

監督作品の本数こそ少なめですが、2022年に公開された「トップガン マーヴェリック」で大成功をおさめています。

なお、主演のトム・クルーズが主演した宇宙人・UFO関連の作品には、「宇宙戦争」(2005年)や「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2014年)があります。

トム・クルーズは1962年産まれということですでに60歳を過ぎていますが、鍛え抜かれた肉体はお見事。

スタントマンを使わずにアクションシーンを撮影するこだわりっぷりは有名で、ハリウッドを代表する俳優です。

2024年の時点では、代表作である「ミッション・イン・ポッシブル」シリーズと「トップガン」シリーズの続編が発表されているので、まだまだ現役として活躍してくれることでしょう。

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映画「オブリビオン」のあらすじ

自然

西暦2077年、地球は異星人スカヴとの戦争の果てに荒廃してしまいました。

地球に住めなくなったため、人類は土星の衛星タイタンへ移住。

地球には海水を汲み上げる装置やドローンを管理するという任務を負ったジャック・ハーパーとヴィクトリア・オルセンの二人だけが暮らしています。

公私共に完璧な二人ですが、任務遂行の妨げにならないように、過去の記憶は消されています。

そのせいか、ジャックは度々同じ女性の夢をみており、そこに違和感を持っていました

そんなある日のこと、パトロールをしていたジャックは、座標を表す数列を発見。

そして、座標が示す場所で、墜落した宇宙船と生き残りの宇宙飛行士数名を見つけます。

ジャックは救助活動にとりかかるのですが・・・

ドローンがやってきて、あろうことか生き残りの宇宙飛行士たちを次々と殺し始めました。

このドローンの暴走に驚くジャックですが、さらに驚いたのは、宇宙飛行士の中に夢でみる女性がいたこと。

ジャックは戸惑いながらも何とか彼女を救出し、ヴィクトリアが待つ基地に連れて帰ります。

記録によると、彼女が乗る宇宙船が打ち上げられたのは、スカヴとの戦争が勃発する前(約60年前)とのこと。

そんな前に地球を出発した女性のことをなぜジャックが知っているのか?

なぜドローンは宇宙飛行士たちを殺したのか?

こうした疑問を持ったことにより、完璧だったジャックの生活は大きく変わっていくのでした。

映画「オブリビオン」の見どころ

映画「オブリビオン」の見どころは、終盤にかけて次々と新事実が明かされていくストーリー構成にあります。

大した事件もなくスローな展開をみせる序盤とは対照的に、中盤以降は驚きの連続。

観た人の多くが「騙された!」と感じるはずであり、脚本の良さを改めて感じることになります。

もちろん、トム・クルーズの体をはったアクションシーンも満載。

観終わった後は、「予想以上に良い映画だったな」という印象を持つことでしょう。

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宇宙人による地球侵略は現実世界でも起こっていた?

映画「オブリビオン」で地球が荒廃しているのは、宇宙人による侵略がきっかけ。

では、現実世界においてはどうなのか?

実のところ、過去に宇宙人による侵略と思える出来事がいくつか起こっているのです。

古代のインドでおきた戦争

クリシュナ

古代インドの大叙事詩マハーバーラタには、戦争を行う神々に関する記述があります。

その中の一つがクリシュナの物語。

クリシュナはドヴァーラカーという街を統治する神で、人間と共に暮らしていました。

するとそこへ、空飛ぶ乗り物に乗ったシャルバ王が攻撃を仕掛けてきたのだとか。

シャルバ王は空から雷撃を行って街を破壊しますが、クリシュナが強力な兵器を用いて撃退したと言われています。

「神話に過ぎない」と思うかもしれませんが、物語の中でドヴァーラカーがあったとされる場所から古代遺跡が見つかっています

そのため、クリシュナの物語が単なる神話だとは言い切れないのです。

そもそも、航空機がなかったはずの時代に、「空飛ぶ乗り物で攻撃してくる」という発想が出てくるとは思えません。

むしろ、実話と考える方が妥当。

シャルバ王(地球侵略を企む宇宙)の手からクリシュナ(人類を守ろうとする宇宙人)が救ってくれたのではないでしょうか。

ドイツのニュルンベルクでおきた戦争

UFO戦争の版画

1561年4月14日の夜明け、ドイツのニュルンベルク上空に無数のUFOが出現。

その様子を街の住民達が目撃しており、版画の形で記録されました。(上の画像参照)

目撃者によると、UFOは二つの勢力に分かれて戦争をしていたのだとか。

実際、撃墜されたUFOも多数あり、火を噴きながら墜落していったといいます。(墜落した瞬間に蒸気となって消えた)

これは前述したインドでの事件と同じ構図。

どちらか一方が地球を守ろうとし、もう一方が侵略する側だったと考えられます。

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宇宙人たちは常に人類を監視している?

前述したように、古代において宇宙人同士の戦争があり、人類は神を名乗る宇宙人によって守られてきた可能性があります。

そのおかげで人類は文明を発達させることができたわけですが、現代においては監視対象となっているかもしれません。

というのも、UFOの目撃情報が紛争地帯や核関連施設に偏っているから。

たとえば核ミサイルが配備されているアメリカのモンタナ州にある基地では、1967年にUFOが目撃されています。

その際、核ミサイルが発射不能になっており、UFOが飛び去ると正常な状態に戻りました。

また、東北大震災直後には、福島の原子力発電所上空にUFOが度々出現しました」。

当時は、原子炉の爆発が懸念されていましたが、UFOが現れた後に状況が改善。

結局爆発は起きず、どのような理由で爆発しなかったのか未だに分かっていません。

核によって地球が住めない星になったというのは、映画「オブリビオン」でも描かれていること。

そうならないように宇宙人が監視しているのではないでしょうか。

侵略されるのは、人類が有害な存在だと見なされた時?

地球にやってくるほどの技術力をもっている宇宙人にとって、今の人類はとるに足らない存在。

侵略して絶滅させようと思えば、いつでも簡単にできるはずです。

その意味では、人類は宇宙人によって生かされているといえます。

ただし、人類が全宇宙にとって有害な存在だと見なされたなら話は別です。

駆逐するなら戦力差があるうちにやっておいた方が良いわけで、仮に侵略されることがあれば、人類はなす統べなく敗れ去るはず。

まだそうなっていないのは、人類が試されているからだと考えられます。

一つの種族として人類を生かしておく価値があるのか?

宇宙人はそれを見定めようとしているのかもしれません。

アメリカはすでに宇宙人と協力体制にある?

元ロッキード・マーティン社の上級研究員だった故ボイド・ブッシュマンは、自身が出演する動画の中で「エリア51でUFOのリバースエンジニアリングに携わった」と証言しています。

さらに、「エリア51内には宇宙人がいて、アメリカのUFO開発に協力している」とも述べています。

UFO研究家によると、アメリカ政府と宇宙人の間で協力体制ができたきっかけは、1947年に起きたロズウェル事件なのだとか。

その後、宇宙人側からコンタクトがあり、アメリカは技術提供を受けているとの噂があります。

ブッシュマンの証言はこの噂を裏付けるものですが、気になるのは、技術提供の対価です。

一般的に、協力体制というからにはギブ&テイクのはず。

技術提供を受ける代わりに、アメリカは何を差し出しているのでしょうか?

もしかすると、宇宙人による誘拐を黙認するというのが交換条件なのかもしれません。

まとめ

この記事では、映画「オブリビオン」についてご紹介しました。

宇宙人との戦争から数十年後の地球を描いた本作では、「スターウォーズ」のような派手な戦闘シーンこそないものの、SF要素とミステリー要素が楽しめます。

それは脚本が優れているから。

地味な印象がありますが、最後にはきっと満足できるはずなので、これを機にぜひ視聴してみてください。

なお、他の宇宙人・UFO関連のおすすめ映画については、下の記事でまとめてご紹介しています。

宇宙人・UFO関連のおすすめ映画一覧!あらすじやキャスト、見どころを紹介

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