宇宙人やUFOをテーマにした映画には良作が多く、たとえ古い作品であったとしても、とても見応えがあります。
また、中には実際に起こったと噂されている事件を題材にしているものも。
その意味で非常に興味深い映画ばかりです。
この記事では、宇宙人・UFO関連のおすすめ映画について、あらすじやキャスト、見どころをご紹介していきます。
宇宙人・UFO関連のおすすめ映画一覧
宇宙人・UFO関連のおすすめ映画を一覧表にしました。
映画タイトル | 公開年 |
未知との遭遇 | 1977年 |
トータルリコール | 1990年 |
スターゲイト | 1994年 |
インディペンデンス・デイ | 1996年 |
メン・イン・ブラック | 1997年 |
X-ファイル ザ・ムービー | 1998年 |
アバター | 2009年 |
トランスフォーマー ダークサイド・ムーン | 2011年 |
オブリビオン | 2013年 |
オール・ユー・ニード・イズ・キル | 2014年 |
トランスフォーマー ロストエイジ | 2014年 |
メッセージ | 2016年 |
ムーンフォール | 2022年 |
*シリーズ化された映画については、1作目が公開された歳のみ記載。
宇宙人・UFO関連の映画は製作費が高くなりがち。
そのため量産されることはないのですが、それぞれがしっかりと作り込まれているのが特徴です。
また、上記一覧にあげた映画は、20年以上前のものであっても古さを感じません。
もしまだ視聴していない作品があれば、この機会にぜひ視聴してみてください。
*上記一覧にある映画はゲオ宅配レンタルDVD・ブルーレイで視聴できます。
おすすめ映画の監督、脚本、キャスト、あらすじ、見どころ
ここでは、前述したおすすめ映画について、その監督や脚本、キャスト、あらすじ、見どころについてご紹介します。
未知との遭遇
「未知との遭遇」は、人類と宇宙人とのコンタクトをテーマとした映画です。
この映画のおかげでエアーズロックは世界的に有名な観光地となりました。
また、作品の終盤は実際に起こった事件をモチーフにしているという噂があります。
<監督・脚本・キャスト>
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
脚本 | スティーヴン・スピルバーグ |
出演 | リチャード・ドレイファス(ロイ・ニアリー役) |
ケイリー・ガフィー(バリー・ガイラー役) | |
ボブ・バラバン(デイヴィッド・ラフリン役) | |
フランソワ・トリュフォー(クロード・ラコーム役) |
<あらすじ>
科学者のクロード・ラコームと地図製作者のデイヴィッド・ラフリンが所属する研究者チームは、米国南西部のソノラ砂漠でアメリカ海軍の雷撃機5機を発見します。
この雷撃機は1945年12月5日にバミューダトライアングル上空で行方不明になったグラマンTBMアベンジャー。
行方不明から数十年が経過しているにも関わらず、機体は完璧な状態を保っており、ラコーム達は困惑します。
同じころ、インディアナポリス近郊で、民間旅客機とUFOがニアミスするという事件が発生。
さらにインディアナ州では、大停電やおもちゃが勝手に動くという奇妙な現象がおきます。
その際、技師のロイ・ニアリーがUFOを目撃。
これ以降、ニアリーは、自分が目撃したUFOについて調べはじめます。
一方、ラコームとラフリンは、「UFOが独特の音、即ち五音音階の5音の音楽を発している」という情報を入手。
こうしてUFOに関する情報が断片的に集まっていき、宇宙人とコンタクトをとるという試みが実行されることになるのです。
<見どころ>
この映画の見どころは、過去に行方不明になった雷撃機や第一次大戦中の貨物船コトパクシ号など、実際に起こった事件が盛り込まれていること。
現実世界ではいずれも未解決事件であり、本当にUFOが事件に関与していたのかもしれません。
なお、「未知との遭遇」については、下の記事で詳しく紹介しています。
宇宙人・UFOのおすすめ映画①「未知との遭遇」。あらすじと元になった事件を紹介
トータルリコール
「トータルリコール」は短編小説を原作とした映画です。
1990年にアーノルド・シュワルツェネッガー主演で映画化されました。
火星を舞台に、アーノルド・シュワルツェネッガーのアクションが炸裂。
そこにミステリー要素も加わった非常に見応えのある作品です。
なお、映画「トータルリコール」は2012年にリメイク作品が製作されましたが、舞台設定がまったく異なっています。
<監督・脚本・キャスト>
監督 | ポール・バーホーベン |
脚本 | ロナルド・シュゼットダン・オバノン
ゲイリー・ゴールドマン |
出演 | アーノルド・シュワルツェネッガー(ダグラス・クエイド / ハウザー役) |
レイチェル・ティコティン(メリーナ役) | |
シャロン・ストーン(ローリー役) | |
マイケル・アイアンサイド(リクター役) | |
ロニー・コックス(コーヘイゲン役) |
<あらすじ>
火星が植民地化された近未来。
火星では、高値で酸素を売るエネルギー採掘会社と反乱分子との間で紛争が起こっていました。
一方、建築作業員のダグラス・クエイドは、地球で美しい妻ローリーと暮らしていました。
そんなクエイドの悩みは、火星で恐ろしい体験をする夢をみること。
火星のことが気になって仕方がないクエイドは、「旅行の記憶を売る」というリコール社から「秘密諜報員として火星を旅する」という記憶を買います。
あくまでも記憶を購入するだけのはずだったのですが・・・
これをきっかけに、職場の同僚や妻のローリーから命を狙われることに。
クエイドはなぜ命を狙われるのか?
火星の夢をみる理由は何なのか?
ここから物語は予想外の方向に展開していくのです。
<見どころ>
映画「トータルリコール」の見どころは、火星に古代遺跡があるという設定になっていること。
人類が移住してくる以前に造られた建築物であり、宇宙人の存在が示唆されています。
実のところ、NASAの探査機が撮影した火星の写真にも、宇宙人による遺跡らしきものが。
この「かつての火星には文明があった」という観点でも楽しめる映画となっています。
なお、映画「トータルリコール」については、下の記事で詳しく紹介しています。
宇宙人・UFOのおすすめ映画⑨「トータルリコール」 あらすじと火星の遺跡写真を紹介
スターゲイト
映画「スターゲイト」は、その後にリリースされるドラマや続編映画の元となった作品です。
シリーズ全体が壮大なスケールで描かれており、ドラマ版の方も大ヒット。
その出発点となる作品だけに、ぜひとも視聴していただきたい映画です。
<監督・脚本・キャスト>
監督 | ローランド・エメリッヒ |
脚本 | ローランド・エメリッヒ |
出演 | カート・ラッセル(ジャック・オニール役) |
ジェームズ・スペイダー(ダニエル・ジャクソン役) | |
ヴィヴェカ・リンドフォース(キャサリン・ラングフォード役) | |
ミリー・アヴィタル(シュリ役) |
<あらすじ>
1928年、エジプトの砂の下から石輪(スターゲイト)が発見されます。
表面に意味不明の文字が書かれたその石輪は、謎の古代文明の遺物として長い間極秘裏に研究されていました。
そして現代。
研究チームにスカウトされた考古学者ダニエル・ジャクソンは、スターゲイトに書かれた文字の意味を解読。
これによりスターゲートが起動し、別の惑星にあるもう一つのスターゲイトとの間にワームホールが形成されます。
アメリカ空軍はスターゲイトの先を探索すべく、ジャック・オニール大佐を責任者とする調査隊を編成。
ジャクソンも調査隊に加わり、スターゲートを通って別の惑星に移動するのですが・・・
その惑星には、エジプトの大ピラミッドとそっくりの建造物があり、さらには人間そっくりの生命体までいたのです。
その光景に驚く調査隊一同。
果たして、この生命体は何者なのか?
なぜエジプトの大ピラミッドにそっくりの建造物があるのか?
ここから人類創造の謎も絡めた壮大な物語が始まるのです。
<見どころ>
映画「スターゲイト」の見どころは、「神=宇宙人」という仮説が採用されていることです。
現実世界に伝わる神話や伝承、古代の記録のほとんどは、「神は空からやってきて人間を創造し、知識を与えた」というストーリーになっています。
この話が実話であれば、神とはまさに宇宙人そのもの。
この考えを大胆に取り入れて製作された「スターゲイト」シリーズは、既存の考古学に一石を投じる存在といえます。
なお、映画「スターゲイト」については、下の記事で詳しく紹介しています。
宇宙人・UFOのおすすめ映画②「スターゲイト」。ドラマ版と合わせてあらすじを紹介
インディペンデンス・デイ
「インディペンデンス・デイ」は、侵略してきた宇宙人と人類との戦いを描いた映画です。
シンプルなストーリー展開ではありますが、迫力ある映像と終盤にかけての盛り上がり方が素晴らしく、世界的に大ヒットしました。
なお、2016年6月24日には、続編となる「インデペンデンス・デイ: リサージェンス」が公開されています。
<監督・脚本・キャスト>
監督 | ローランド・エメリッヒ |
脚本 | ディーン・デヴリンローランド・エメリッヒ |
出演 | ウィル・スミス(スティーブン・ヒラー役) |
ビル・プルマン(トーマス・J・ホイットモア役) | |
ジェフ・ゴールドブラム(デイヴィッド・レヴィンソン役) |
<あらすじ>
7月2日、世界中の大都市上空に、突如として巨大なUFOが出現。
UFOは強力な兵器で世界中の大都市を焼け野原にしてしまいます。
攻撃を受けた人類は、戦闘機による反撃作戦を実行しますが、宇宙人の技術の前になす術なく破れさります。
そんななか、コンピューター技師のデイヴィッド・レヴィンソンは、ウイルスを使って宇宙人の技術を無効化するという作戦を思い付きます。
このデイヴィッドの作戦にすべてをかける人類。
果たして作戦は成功するのか?
決戦を前にアメリカ大統領が演説を行うシーンでは、思わず胸が熱くなります。
<見どころ>
映画「インディペンデンス・デイ」の見どころは、ロズウェル事件の話が盛り込まれていること。
ロズウェル事件とは、1947年にアメリカのロズウェルにUFOが墜落し、軍がその残骸を回収したと噂されている、世界でもっとも有名なUFO墜落事件です。
この事件がストーリーに盛り込まれているため、宇宙人・UFO好きの人であればかなり興奮することでしょう。
なお、映画「インディペンデンス・デイ」については、下の記事で詳しく紹介しています。
宇宙人・UFOのおすすめ映画③「インディペンデンス・デイ」。続編と合わせてあらすじを紹介
メン・イン・ブラック
「メン・イン・ブラック」は、宇宙人と人類の戦いをコミカルに描いた映画です。
W主演となるトミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスのキャスティングでシリーズ化された他、別キャストによる外伝的作品も公開されています。
<監督・脚本・キャスト>
監督 | バリー・ソネンフェルド |
脚本 | エド・ソロモン |
出演 | トミー・リー・ジョーンズ(K役) |
ウィル・スミス(J=ジェームズ・エドワード役) | |
リンダ・フィオレンティーノ(L役) |
<あらすじ>
ニューヨーク市警のジェームズ・エドワーズ刑事(ウィル・スミス)は、事件の捜査中に、人間以外の生命体に遭遇します。
この時、エドワーズの類まれな身体能力が黒いスーツの男K(トミー・リー・ジョーンズ)の目にとまります。
Kはエドワードを秘密組織MIB(メン・イン・ブラック)へスカウトすることに。
半信半疑ながらもKに指示された場所を訪れたエドワーズは、そこでテストを受け、見事合格します。
その後、Kから「人間に姿を変えて地球で暮らす宇宙人がいる」と告げられたエドワード。
実際に多くの宇宙人を目の当たりにしたエドワードは、MIBのメンバー「J」として活動し始めるのでした。
<見どころ>
映画「メン・イン・ブラック」の見どころは、コメディとして作られていること。
そのため、SF映画に興味がない人であっても、楽しみながら視聴できます。
また、現実世界においてUFO目撃事件がおきる度に現れる黒いスーツの男がこの映画の原点。
もしかすると映画と同じようなことが起きているかもしれない」と想像しながら視聴するのも良いでしょう。
なお、映画「メン・イン・ブラック」については、下の記事で詳しく紹介しています。
宇宙人・UFOのおすすめ映画⑤「メン・イン・ブラック」。シリーズのあらすじを紹介
X-ファイル ザ・ムービー
映画「X-ファイル ザ・ムービー」は、大ヒットしたテレビドラマの劇場版です。
時系列では第5シーズンと第6シーズンの中間にあたり、真実を追い求める主人公にとっては大きな進展があるエピソードです。
第7シーズン以降においても映画「X-ファイル ザ・ムービー」での出来事が度々語られるので、X-ファイルシリーズを視聴する人にとっては欠かせない1作といえます。
<監督・脚本・キャスト>
監督 | ロブ・ボウマン |
脚本 | クリス・カーターフランク・スポトニッツ |
出演 | デビッド・ドゥカブニー(フォックス・モルダー役) |
ジリアン・アンダーソン(ダナ・キャサリン・スカリー役) | |
ミッチ・ピレッジ(ウォルター・スキナー役) |
<あらすじ>
テキサス北部で起きた少年の死亡事件と別の事件が繋がったことをきっかけに、宇宙人たちと内通する謎の組織が関与していることを突き止めたFBI捜査官のフォックス・モルダー(デイヴィッド・ドゥカーヴニー)とダナ・スカリー(ジリアン・アンダーソン)。
徐々に真実に迫っていく二人ですが、スカリーは何者かによって誘拐されてしまいます。
必死にスカリーの行方を探すモルダー。
そんな彼に謎の組織の中心人物(ジョン・ネヴィル)は、「スカリーは南極にいる」と告げます。
こうして南極へやってきたモルダー。
そこで彼は信じられない光景を目にするのでした。
<見どころ>
映画「X-ファイル ザ・ムービー」の見どころは、秘密組織と宇宙人の企みが明らかになるところです。
この企みは幼くして誘拐されたモルダーの妹も関係しており、それまでのドラマ版で描かれた謎に対して一定の解答が提示されます。
また、ラストに登場する巨大UFOは迫力満点です。
なお、映画「X-ファイル ザ・ムービー」については、下の記事で詳しく紹介しています。
宇宙人・UFOのおすすめ映画⑥「X-ファイル ザ・ムービー」。あらすじを紹介
アバター
「アバター」は、2024年の時点で興行収入世界歴代1位を誇る映画です。
2022年12月16日にシリーズ2作目となる「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」が公開された他、3作目「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」から5作目までの製作も発表されています。
<監督・脚本・キャスト>
監督 | ジェームズ・キャメロン |
脚本 | ジェームズ・キャメロン |
出演 | サム・ワーシントン(ジェイク・サリー役) |
ゾーイ・サルダナ(ネイティリ役) | |
スティーヴン・ラング(マイルズ・クオリッチ役) | |
シガニー・ウィーバー(グレイス・オーガスティン役) |
<あらすじ>
地球でエネルギー問題を抱える人類は宇宙に進出。
アルファ・ケンタウリ系惑星ポリフェマス最大の衛星パンドラで希少鉱物を発見した人類は、エネルギー不足を解消すべく大規模な採掘計画に乗り出しました。
しかし、パンドラに住む先住民族(宇宙人)ナヴィは、採掘による環境破壊を懸念して計画実施を断固拒否。
一向に計画が進まない状況に業を煮やした人類側は、地球人とナヴィのDNAを掛け合わせた人造生命体アバターを作り、ナヴィとの接触を図る「アバター計画」をスタートさせました。
西暦2154年、アバターの捜査員としてパンドラに送りこまれたジェイクは、仲間とはぐれていたところをナヴィの娘ネイティリに助けられます。
徐々に惹かれ合っていくジェイクとネイティリ。
そんなおり、「アバター計画」を諦め強硬手段を選択した人類によって、ナヴィの村が襲撃されてしまいます。
その様子をみたジェイクは、ナヴィの一員として人類と戦うことを決意するのでした。
<見どころ>
映画「アバター」の見どころは、幻想的な映像が非常に美しいということ。
幻想的なシーンといえばアニメの独壇場でしたが、映画「アバター」はその常識を覆しています。
結果、幻想的でありながらも、あたかも自分がその場にいるかのような感覚になれるのが、この映画の特徴です。
なお、映画「アバター」については、下の記事で詳しく紹介しています。
宇宙人・UFOのおすすめ映画⑧「アバター」シリーズ。続編と併せてあらすじを紹介
トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
映画「トランスフォーマー ダークサイドムーン」は、「トランスフォーマー」シリーズの三作目として公開されました。
「トランスフォーマー」シリーズでは一作目から三作目までを第一章と位置付けており、トランスフォーマー達の戦いに一区切りつく作品となっています。
<監督・脚本・キャスト>
監督 | マイケル・ベイ |
脚本 | アーレン・クルーガー |
出演 | シャイア・ラブーフ(サミュエル・ジェームズ・ウィトウィッキー 役) |
ピーター・カレン(オプティマス・プライム役) | |
レナード・ニモイ(センチネル・プライム役) | |
ロージー・ハンティントン=ホワイトリー(カーリー・スペンサー役) | |
ヒューゴ・ウィーヴィング(メガトロン役) | |
ジョン・タトゥーロ(シーモア・シモンズ 役) |
<あらすじ>
はるか昔、サイバトロン星でオートボット(善の勢力)とディセプティコン(悪の勢力)との間で戦争が勃発。
敗北濃厚となったオートボット側の指揮官は、宇宙船でサイバトロン星から脱出しようとしますが、ディセプティコンの攻撃を受けて大破。
コントロール不能となった宇宙船は、長い年月を経て月に不時着します。
1969年、アポロ11号の宇宙飛行士たちは月に不時着した宇宙船を調査。
そこで金属生命体(トランスフォーマー)の死体を発見します。
この事実を隠蔽し続けてきたアメリカ軍でしたが、現代のチェルノブイリで謎の物体が見つかったことにより、状況が一変するのです。
<見どころ>
「トランスフォーマー ダークサイドムーン」の見どころは、現実世界におけるアポロ11号の月面着陸が盛り込まれたストーリーになっていること。
アポロ11号の宇宙飛行士達が月面でUFOを目撃したという噂を大胆に取り入れています。
なお、宇宙飛行士たちが月面でUFOを目撃したという噂と、映画「トランスフォーマー ダークサイドムーン」については、下の記事で詳しく紹介しています。
宇宙人・UFOのおすすめ映画⑫「トランスフォーマー ダークサイドムーン」のあらすじを紹介
オブリビオン
「オブリビオン」は、宇宙人と人類が戦った後の世界を描いた映画です。
そのため、映画「スターウォーズ」のような派手な戦争シーンはありませんが、ストーリー自体は秀逸。
中盤から後半にかけて謎が解き明かされるのですが、「そういうことだったのか!」と誰もが驚くはずです。
<監督・脚本・キャスト>
監督 | ジョセフ・コシンスキー |
脚本 | ウィリアム・モナハンカール・ガイダシェク
マイケル・アーント |
出演 | トム・クルーズ(ジャック・ハーパー役) |
オルガ・キュリレンコ(ジュリア・ルサコーヴァ役) | |
アンドレア・ライズボロー(ヴィクトリア・オルセン役) | |
モーガン・フリーマン(マルコム・ビーチ役) | |
メリッサ・レオ(テット/サリー役) |
<あらすじ>
西暦2077年、侵略してきた異星人スカヴとの戦争で地球は荒廃。
人類のほとんどは土星の衛星タイタンへ移住していました。
地球に残されたのは、海水を汲み上げる装置の監視を任されたジャック・ハーパーとヴィクトリア・オルセンの二人。
二人はスカヴの残党を狩りながら、装置の管理という任務を完璧に遂行していました。
そんなある日、ジャックは宇宙船が墜落するのを目撃。
現場で冷凍睡眠カプセルに入った宇宙飛行士数名を見つけます。
すぐに救助活動に取り掛かるジャック。
しかし、現場に到着したドローンは生き残りの宇宙飛行士たちを次々と殺害していきます。
ドローンの暴走に驚きつつも、ジャックは一人の女性宇宙飛行士を救助したのですが・・・
この事件をきっかけに、それまで完璧だったジャックとヴィクトリアの生活は大きく変わっていくのでした。
<見どころ>
この映画の見どころは、中盤から終盤にかけての種明かし。
救助された宇宙飛行士とジャックの関係が分かってくるに連れて、当初の予想とはまったく違った方向に話が展開していきます。
この点において、映画「オブリビオン」はミステリー作品といえそうです。
なお、映画「オブリビオン」については、下の記事で詳しく紹介しています。
宇宙人・UFOのおすすめ映画⑩「オブリビオン」 あらすじと見どころを紹介
オール・ユー・ニード・イズ・キル
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は、タイムループをテーマとした映画です。
タイムループ自体は映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をはじめ、多くの作品で用いられてきた手法。
ただし、この映画は非常にテンポがよく、なおかつ、主人公が死ぬことがタイムループのきっかけとなるという点において斬新です。
<監督・脚本・キャスト>
監督 | ダグ・リーマン |
脚本 | ダンテ・W・ハーパージョビー・ハロルド
クリストファー・マッカリー ティム・クリング ジェズ・バターワース |
出演 | トム・クルーズ(ウィリアム・ケイジ役) |
エミリー・ブラント(リタ・ヴラタスキ役) | |
ビル・パクストン(ファレウ曹長役) | |
ブレンダン・グリーソン(ブリガム将軍役) |
<あらすじ>
「ギタイ」と呼ばれる宇宙人からの侵略を受けた地球。
当初は劣勢だったものの、歩兵用パワードスーツの投入によって戦況は好転しつつありました。
そんななか、人類は大規模な殲滅作戦を計画。
報道官のウィリアム・ケイジ少佐に、最前線での現地取材を命じます。
戦闘経験がないケイジはこの命令に反発。
しかし、これが逆効果となり、歩兵として最前線の部隊に配属されてしまいます。
作戦当日。
宇宙人の待ち伏せにあい、大損害をだす人類。
ケイジも致命傷を負い、青白く輝く宇宙人に追い詰められたところで自爆したのですが・・・
次の瞬間、ケイジは作戦の2日前の世界へタイムループ。
訳が分からないまま再度歩兵として出撃したものの、やはりあっさりと戦死します。
すると、また2日前にタイムループ。
やっと状況が飲み込めたケイジは、タイムループ体質を利用して作戦の結果を変えようと奔走することになるのです。
なお、映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」については、下の記事で詳しく紹介しています。
<見どころ>
この映画の見どころは、主人公のケイジがタイムループする度に頼もしい兵士に成長していくところにあります。
広報担当だった頃のケイジは腰抜け風でしたが、最後には心身ともに本物の兵士に。
このギャップがみていてとても楽しめます。
宇宙人・UFOのおすすめ映画⑪「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のあらすじを紹介
トランスフォーマー ロストエイジ
「トランスフォーマー ロストエイジ」は、「トランスフォーマー」シリーズの4作目にあたります。
3作目でシリーズ第一章が完結したため、本作からは新たな展開。
前作の5年後を舞台に、新たなキャストを迎えてトランスフォーマーの活躍が描かれています。
<監督・脚本・キャスト>
監督 | マイケル・ベイ |
脚本 | アーレン・クルーガー |
出演 | マーク・ウォールバーグ(ケイド・イェーガー役) |
ピーター・カレン(オプティマス・プライム役) | |
フランク・ウェルカー(ガルバトロン役) | |
スタンリー・トゥッチ(ジョシュア・ジョイス役) | |
ニコラ・ペルツ(テッサ・イェーガー役) | |
ジャック・レイナー(シェーン・ダイソン役) |
<あらすじ>
6,500万年前、地球にやってきた「創造主」は、特殊な兵器で恐竜を金属へと変え、絶滅させました。
時は流れて現代。
アメリカ軍は悪の勢力ディセプティコンの残党狩りを行っていました。
しかし、何故か味方であるオートボットまでも狩りの対象に。
偶然オートボットの司令官オプティマスプライムと知り合った発明家ケイド・イェーガーは、この不可解なオートボット狩りに巻き込まれ、命を狙われることになります。
「狙われる理由を突き止めなければ生き延びることはできない」と考えたイェーガーは、生き残っているオートボットと手を組み、真相解明に乗り出すのでした。
<見どころ>
映画「トランスフォーマー ロストエイジ」の見どころは、金属生命体化した恐竜が登場すること。
トランスフォーマーは乗り物に変形するという従来の常識を覆し、恐竜型金属生命体が大暴れします。
アクションシーンはトランスフォーマーシリーズのウリの一つですが、そこに恐竜という巨大な生命体が加わったことで、迫力がさらに増しているのです。
なお、映画「トランスフォーマー ロストエイジ」については、下の記事で詳しく紹介しています。
宇宙人・UFOのおすすめ映画⑬「トランスフォーマー ロストエイジ」のあらすじを紹介
メッセージ
映画「メッセージ」は、テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基に製作されました。
ジャンルとしてはSFになりますが、内容はむしろヒューマンドラマ。
主人公が度々みる夢と宇宙人の関係が最後の最後で明かされるという、ミステリー要素も含んでいる作品です。
<監督・脚本・キャスト>
監督 | ドゥニ・ヴィルヌーヴ |
脚本 | エリック・ハイセラー |
出演 | エイミー・アダムス(ルイーズ・バンクス役) |
ジェレミー・レナー(イアン・ドネリー役) | |
フォレスト・ウィテカー(ウェバー大佐役) |
<あらすじ>
ある日、世界各地に謎のUFOが出現。
宇宙人側とコンタクトを取るために、言語学者のルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)や物理学者のイアン・ドネリー(ジェレミー・レナー)らが招集されます。
墨を吹き付けたようにして描かれる宇宙人の文字を徐々に解読していくルイーズとイアン。
宇宙人の言葉がある程度理解できるようになった時、ルイーズは「地球に来た目的は?」と質問します。
すると宇宙人は、「武器を与えるため」と解答。
この解答が物議をかもし、侵略と解釈した中国は、先制攻撃の準備に入ります。
一方、ルイーズは「武器とは道具の意味であって、侵略ではない」と主張。
宇宙人との戦争を回避すべく、奔走することになるのです。
<見どころ>
この映画の見どころは、ラストの種明かしにあります。
宇宙人とのコンタクトというストーリーと並行して、子供の夢をみるルイーズが描かれるのですが、この夢の意味について明かされるのはラスト数分。
まさに謎解きであり、ミステリーとしてあれこれ考察しながら視聴するとより一層楽しめます。
なお、映画「メッセージ」については、下の記事で詳しく紹介しています。
宇宙人・UFOのおすすめ映画⑦「メッセージ」。あらすじとWOW!シグナルを紹介
ムーンフォール
「ムーンフォール」は2022年に公開されたSFパニック映画です。
タイトル通り、「ムーン(月)がフォール(落ちてくる)」という内容。
その原因を突き止め、対処しようとする主人公達の活躍が描かれています。
<監督・脚本・キャスト>
監督 | ローランド・エメリッヒ |
脚本 | ハラルド・クローサースペンサー・コーエン
ローランド・エメリッヒ |
出演 | ハル・ベリー(ジョー・ファウラー役) |
パトリック・ウィルソン(ブライアン・ハーパー役) | |
ジョン・ブラッドリー(K・C・ハウスマン役) |
<あらすじ>
2011年、宇宙飛行士のブライアン・ハーパーは、衛星の修理中に黒い無数の物体に襲われ、同僚を失います。
「黒い無数の物体を見た」と主張するハーパーでしたが、NASAはこれを人為的なミスによる事故と断定。
ハーパーは解雇されていまいます。
それから10年後、月が軌道を変え、地球に接近し始めます。
地球に急接近した月の影響により、潮位異常や地震、火山噴火といった大災害が次々と発生。
このままでは月と地球は衝突すると発表されたことで、世界は大パニックに陥ります。
そんななか、ハーパーとNASAの副長官ジョー・ファウラーは、月に関して独自の理論を持つアマチュア天文学者のK・C・ハウスマンと共に衝突回避の方法を模索し始めるのでした。
<見どころ>
映画「ムーンフォール」の見どころは、月の空洞説を大胆に取り入れていること。
これは現実世界においてNASAが行った実験の結果から生まれた仮説であり、月は宇宙人が造った人工衛星という考え方に繋がります。
実際、地球で生命が誕生したのは、月が絶妙の位置に絶妙の質量で存在するからこそ。
それを「何者かが意図したこと」と考えながら視聴すると、この映画の面白味が増します。
なお、映画「ムーンフォール」については、下の記事で詳しく紹介しています。
宇宙人・UFOのおすすめ映画④「ムーンフォール」。あらすじと関連する月の謎を紹介
まとめ
この記事では、宇宙人・UFO関連のおすすめ映画をご紹介しました。
SF映画には良作が多く、公開から数十年経った作品でも十分に楽しめます。
まさに不朽の名作といえる映画ばかりなので、この機会に是非視聴してみてください。
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