マンハッタン拉致事件の真相は宇宙人による誘拐?目撃者多数で信憑性が高い

マンハッタン拉致事件の真相は宇宙人による誘拐?目撃者多数で信憑性が高い 事件、連れ去り

マンハッタン拉致事件とは、リンダ・ナポリターノという女性が宇宙人によって誘拐されたと主張している一連の出来事をいいます。

複数の目撃者がいることが特徴で、宇宙人・UFO研究家の間では「もっとも信憑性の高いアブダクション事例」として有名。

この記事では、そんなマンハッタン拉致事件についてご紹介します。

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マンハッタン拉致事件の概要

UFO

ニューヨークのマンハッタンで暮らす主婦のリンダ・ナポリターノ(旧姓:リンダ・コルティーレ)は、「1989年11月30日に宇宙人によって誘拐された」と主張しています。

俗にマンハッタン拉致事件と呼ばれるこの事件の特徴は、複数の目撃者がいるということ。

目撃者によると「リンダの身体が空中を移動していってUFOに吸い込まれた」とのことで、「宇宙人による誘拐話のなかでもっとも信憑性が高い事件」と言われています。

被害者リンダ・ナポリターノの証言

マンハッタン拉致事件の被害者とされるリンダは、宇宙人によって誘拐された時の断片的な記憶をもっていました。

そんな時に出会ったのが、ベテランUFO研究家バッド・エリオット・ホプキンスの著書『Intruders: The Incredible Visitations at Copley Woods』です。

それを読んで自身に起きたことの真相を知りたくなったリンダは、ホプキンスに連絡。

リンダの話を聞いたホプキンスは、それが宇宙人による誘拐だと確信したそうです。

そこで、記憶の抜け落ちている部分を思い出せるように、ホプキンスはリンダに催眠療法をすすめました。

すすめられるままに催眠療法を受けたリンダは、事件当夜の詳細を思いだし、次のように証言しています。

「1989年11月30日未明、目を覚ますと、ベッドの足元に何かが立っていた。それは明らかに人間ではなかった」

「私は何もないところに立っていた。そして、ビルの上空まで連れて行かれた」

「身体が宙に浮いていた。その時は体中に電気が走ったような感覚だった」

UFOはほとんど貝のように開いて、その中に入った

「”診察室”へと連れて行かれ、テーブルの上に乗せられた。そこには細長い頭と大きな目をした宇宙人がいた」

「私は叫んだ。宇宙人の1人が何か言ってきて、私の口に手を当てた。静かにしろと言いたかったようだ」

「(診察室で)医学実験のようなものを受けた」

あらがえない何らかの力によってUFOへ連れ込まれ、そこで人体実験をされたというのは、宇宙人による誘拐の被害を訴えている人の多くに共通している話です。

また、誘拐の被害者は記憶を消された上で戻されるのですが、人によっては断片的に記憶が残っていたり、悪夢としてみるようになったりします。

リンダはこれら全てに当てはまっており、宇宙人による誘拐事件として典型的な事例といえます。

なお、リンダとホプキンスの主張は、下の動画で確認できます。(冒頭から登場する女性がリンダです)

残念ながら吹き替え版がなく英語のみなのですが、序盤のリンダの証言は比較的分かりやすい英単語で構成されているので、事件当時のイメージは掴めると思います。

Linda Napolitano (Cortile) talks about being abducted by aliens from her Manhattan apartment, 1989
Interview (03:20-48:26) with Linda Napolitano (aka Cortile) courtesy of DrJ Radio Live (www.drjradiolive.com/).Source Dr...

*出典:@EyesOnCinema

宇宙人はリンダの鼻に何かをインプラントした?

事件後、リンダは自身の鼻にシコリがあることに気付きました。

以前にシコリはなかったため、リンダは病院を受診。

すると、鼻腔にメスで切った跡があることが分かりました。

さらにレントゲン撮影を行ったところ、鼻の中に細くてらせん状をした遺物があったのです。

何らかの傷口から体内に入った遺物が移動し、別の部位から見つかるというのは、医学的によくある話。

リンダのケースもこれに該当する可能性はありますが、鼻腔のメスの痕についてはリンダに思い当たる節がなく、説明がつきません。

むしろ、宇宙人によって何かをインプラントされたと考える方が筋が通ります。

実際、宇宙人による誘拐の被害を訴えている人のなかには、「鼻の中に棒のようなものを入れられた。棒の先には何かの部品のようなものが付いていた」と証言している人もいます。

なお、宇宙人によるその他の誘拐事件については、下の記事でまとめて紹介しています。

連れ去り・誘拐・墜落・目撃など、UFOや宇宙人に関する事件をまとめてご紹介

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マンハッタン拉致事件の目撃者による証言

目撃者

宇宙人による誘拐事件の典型例ともいえるマンハッタン拉致事件ですが、他のケースとは大きく異なる点があります。

それはリンダが誘拐される瞬間を目撃した人が複数いるということ。

ホプキンスによると目撃者は23人にもなるそうで、これほど大勢いるのは異例中の異例です。

ここでは、そんな目撃証言の一例をご紹介します。

第5代国際連合事務総長ハビエル・ペレス・デ・クエヤル

第5代国際連合事務総長であるハビエル・ペレス・デ・クエヤルと彼を護衛する2人のボディガードは、リンダが空中に浮き上がり、上空のUFOに吸い込まれるところを目撃しました。

ただし、ホプキンスがデ・クエヤルに取材を行ったところ、誘拐は事実であったと認めた上で「それを自ら公表することは混乱を招くのでできない」と述べたそうです。

国際連合事務総長という立場を考えれば、「公表できない」という発言は至極まっとうな事。

むしろ、ホプキンスに対して誘拐は事実であったと認めたことの方が重要です。

「リチャード」と「ダン」

マンハッタン拉致事件における目撃者たちのなかでもっとも興味深いのが、「リチャード」と「ダン」と名乗る2人の男性です。

この二人は、事件の目撃者として自らホプキンスに連絡してきました。

彼らがいうには、「事件の夜、ボディガードとして高位の外交官を護衛していた際に、リンダのアパート付近でホバリングしている大きなUFOを見た」とのこと。

さらに二人は以下のように続けました。

「白いガウンを着た少女か女性が、胎児のような姿勢でアパートの窓から飛び出し、光線の中で宙づりになった」

「今まで見た中で最も醜い生き物が3体見えた。彼らが何なのかはわからない。人間ではなかった。体の細さに対して頭がとても大きく、髪の毛がなかった」

その醜い生き物は彼女をUFO内に連れ込んだ。その後UFOはイースト・リバーに向かって飛び出し、水底に沈んでいった」

リチャードとダンがこれらの証言を行ったのは、ホプキンスがマンハッタン拉致事件のことを公にする前のこと。

にもかかわらず、二人の目撃証言はリンダが催眠療法によって思い出した内容と概ね一致しています。

さらに興味深いのは、前述したハビエル・ペレス・デ・クエヤル国連事務総長が、「ボディガード二人と事件を目撃した」と語っていること。

リチャードとダンは「高位の外交官を護衛していた」と述べており、その外交官がデ・クエヤルだったと思われるのです。

つまり、デ・クエヤルの証言とリチャードやダンが行った証言は、互いにその信憑性を保証しあっているわけです。

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ヤンシー・スペンス

ニューヨーク・ポスト紙の記者であるヤンシー・スペンスは、事件当夜、現場の真向かいにあるオフィスにいました。

そして、数人の同僚とともにリンダが宙に浮いてUFOに吸い込まれていく一部始終を目撃したと証言しています。

その詳細は、前述のリチャードとダンが語った内容と一致しており、少なくとも矛盾はしていません。

もっとも、スペンスが目撃者として名乗り出たのは、ホプキンスが事件を公にした後のこと。

そのため、リチャードとダンの証言をもとに偽証したのではないか?と勘ぐる人もいます。

その他の目撃者

ジャネット・キンブル(もしくはキンボール)と名乗る女性は、ホプキンスに対して「車が原因不明の故障した後に、ホバリングする物体を目撃した」と証言しました。

この内容もリチャードとダンが行った証言と同じ。

ただし、キンブルがどこの誰なのか、そもそも本名なのかすら確認できていません。

なお、次の人達も「リンダが空中に吸い込まれていく光景を目撃した」と証言しています。

  • ブルックリン・ブリッジにいた匿名のトラック運転手
  • 郵便局員
  • 電話交換手

いずれもリンダとの繋がりはなく、嘘の証言をしてもメリットがない人ばかり。

故に、信憑性の高い証言といえます。

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ネットフリックスでドキュメンタリー番組を配信中

ご紹介してきたマンハッタン拉致事件は、これまで多くのメディアで取り上げられてきました。

その中の一つが、2024年11月からネットフリックスで配信されている『マンハッタン宇宙人拉致事件』です。

番組では、リンダの主張と目撃者たちの証言をあらためて紹介。

その一方で、事件について懐疑的な立場をとるキャロル・レイニー(ホプキンスの元妻:故人)からの反論も取り上げています

リンダがネットフリックスを提訴

『マンハッタン宇宙人拉致事件』が公開されてまもなく、リンダとホプキンス(故人)の遺族が損害賠償と作品の配信停止を求める訴訟を起こしました。

その理由は、事前に受けていた説明と番組の趣旨が異なっていたから。

リンダによると、ネットフリックス側から「誘拐の真相が最終的に提示される」という説明を受けていたそうです。

しかしながら出来上がった番組はそうはなっておらず、「論争と対立を目的とした悪役に仕立て上げられた」というのが提訴の理由。

私もこの番組を視聴しましたが、リンダの主張を紹介しつつも、懐疑的な立場をとるレイニーの方にかなり寄っているように感じられました。

というのも、レイニーの懐疑論に科学的な根拠がないから。

にもかかわらず、「リンダや目撃者の証言は疑わしい」と視聴者に印象付けるような演出が多いのです。

あの内容では、リンダが怒るのも無理はないでしょう。

なお、リンダが相手取ったのは、ネットフリックス、制作会社Top Hat Productions、作品制作に関与した複数の人物、キャロル・レイニー(故人)の遺族。

被告、原告ともに複数なので、この紛争が解決するまでには時間がかかりそうです。

まとめ

この記事では、マンハッタン拉致事件についてご紹介しました。

この事件には、リンダが誘拐される様子を目撃した人が大勢います。

目撃者たちは一様に「リンダはUFOに吸い込まれていった」と語っており、これが宇宙人による誘拐事件だったことが分かります。

こうした宇宙人による誘拐事件は、世界中で昔から起こっていること。

宇宙人の存在に懐疑的な人は多いようですが、リンダのように恐ろしい体験をした人が大勢いるのは紛れもない事実なのです。

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