フー・ファイターはUFO?ナチスドイツの秘密兵器?その正体を写真と目撃談で検証

フー・ファイター2 UFO画像・写真

第二次世界大戦中、連合国軍のパイロットたちはヨーロッパや太平洋の上空で正体不明の飛行物体を度々目撃しました。

この飛行物体のことをフー・ファイターといい、パイロットたちの間では「ナチスドイツの秘密兵器だ」という噂が広まりました。

しかし、現在にいたるまでその正体は分かっておらず、宇宙人のUFOだった可能性もあります。

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フー・ファイターとは

フー・ファイター(foo fighter)とは、第二次世界大戦中に目撃された正体不明の飛行物体の総称です。

目撃されたのは、主に西ヨーロッパや太平洋の上空。

その目撃報告は数百件にも及び、連合国(アメリカやロシア)側のパイロットたちは「ナチスの秘密兵器だ」と考えて恐れていました。

フー・ファイターは数種類ある

一口にフー・ファイターといっても、その形状は様々。

光る球体型が一番多いものの、航空機のような形や不規則な形のフー・ファイターも目撃されています。

また、ほとんどは攻撃性を示しませんでしたが、なかには、突進してきたり戦闘機を制御不能にしたりするケースも。

この多様性がフー・ファイターの正体を分かりにくくしている一因でもあります。

フー・ファイターは当時の新聞にも取り上げられた

1945年、アメリカのタイム誌がフー・ファイターに関する記事を掲載。

そこには次のように書かれていました。

「もしそれがデマや目の錯覚でなければ、連合軍兵士が直面したもっとも謎めいた秘密兵器に違いない」

「米軍の夜間戦闘機パイロットたちは、ドイツ上空で夜間、1ヶ月以上にわたり彼らの戦闘機の後をつける『火の玉』を目撃した

「不思議なゆらめきが戦闘機のすぐそばに張り付き、速いスピードでどこまでも付いて来るように見えた」

「フー・ファイターの群れがぴたりとついて来て、時速360マイル(時速580km)に加速すると空の中に急上昇していった

デマや目の錯覚でなければと前置きはしてあるものの、このタイム誌の記事に出てくるフー・ファイターは非常に高速で高機能。

とくに「急上昇していった」という証言は興味深く、少なくとも一般的な航空機ではないということが分かります。

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フー・ファイターの写真

フー・ファイターは、連合国側のパイロットによって何度か写真に撮られています。

そのなかでとくに有名なのが、下の二つです。

フー・ファイター1

フー・ファイター2

どちらの写真も飛行中に撮影されたもの。

フー・ファイターのサイズから、かなり近い場所にいたと考えられます。

当時のカメラのシャッタースピードは遅いので、仮にフー・ファイターとすれ違った(又は飛ぶ方向が違う)のなら、もっと横長に映っているはず。

写真ではそうはなっていないので、戦闘機とフー・ファイターはほぼ同じ方向に、ほぼ同じ速度で飛んでいたと考えられます。

これは前述のタイム誌に書かれていた「不思議なゆらめきが戦闘機のすぐそばに張り付いた」「フー・ファイターの群れがぴたりとついて来てた」という話に一致。

なおかつ、パイロットにはカメラで撮影するという精神的なゆとりがあったわけで、窓に映った光をフー・ファイターだと誤認したとは思えません。

つまり、正体不明の何かがたしかに飛行していたのです。

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フー・ファイターの目撃例

フー・ファイターの目撃例は数百件ありますが、記録として詳細まで残っているのは次の二件です。

  • 1941年 インド洋
  • 1942年 ソロモン諸島

1941年インド洋

1941年9月、イギリス軍部隊を運ぶポーランド商船「S.S.プラスキ」の水兵二人が、緑色に光る奇妙な球体を目撃。

満月の半分ほどの大きさで、船の周辺を1時間以上も飛び続けたそうです。

このとき、水兵は直ちに上官に報告しており、その上官もフー・ファイターを目撃しています。

1942年 ソロモン諸島

1942年、アメリカ海兵隊に所属するスティーブン・J・ブリックナーと同僚たちは、南太平洋・ソロモン諸島沖でフー・ファイターを目撃。

その数は150機ほどいたといいます。

当時のソロモン諸島だと日本軍機の可能性もあるわけですが・・・

ブリックナーは、「震えながら動いていた」「通常の日本軍の航空機よりも速かった」と証言しています。

フー・ファイターの正体

ご紹介したとおり、フー・ファイターは第二次世界大戦中に目撃された未確認飛行物体の総称。

その正体について様々な仮説がありますが、私はどの説も間違いではないと考えています。

というのも、目撃情報は数百件もあり、形状や飛び方が異なっているから。

目撃されたすべてのフー・ファイターに共通する特徴はないのです。

ここではそんなフー・ファイターの正体についてご紹介します。

放電現象やドイツ軍の対空砲火

飛行中の航空機の翼では、ある種の放電現象が起きます。

また、ドイツ軍は色付きの砲弾で対空砲火を行ったという記録もあります。

これらを夜間に目撃すれば、瞬間的に未確認飛行物体に見えたことでしょう。

とくにフー・ファイターの噂が広まった後では、よく分からない物を見るたびにフー・ファイターだと思い込みやすかったはずです。

ただし、フー・ファイターは日中にも目撃されています。

さらに、「金属製の機体だった」「隊列を成して飛行していた」などの情報もあります。

これらは放電や砲弾の特徴に当てはまっていません。

よって、全てのフー・ファイターの正体を知るには、放電や砲弾とは別の説明が必要となります。

宇宙人のUFO説

いくつかのフー・ファイターは、急上昇や急加速など、現代の航空機でも不可能な飛び方をしています

なおかつ、その飛び方はコントロールされており、放電や砲弾とはまったく別物だと分かります。

以上のことから、フー・ファイターは本物のUFOであると考えられるのです。

ちなみに、フー・ファイターと同様の飛行物体は現代でも度々目撃されています。

そのほとんどが光る球体型で、急上昇や急加速をしているのです。

また、UFOは核施設や紛争地帯、軍事演習場などに現れやすいという特徴があります。

これは宇宙人が人間の戦争に関心を持っている証拠。

そう考えると、第二次世界大戦中にUFOが出現するのは、ある意味当然のことといえます。

なお、フー・ファイター以外のUFO写真については、下の記事でまとめて紹介しています。

宇宙人・UFOの写真や画像をまとめて公開!NASAが火星や月で撮影した遺跡も

ナチスドイツの秘密兵器説

フー・ファイターの正体は、ナチスドイツの秘密兵器だった可能性があります。

というのも、フー・ファイターに遭遇した連合国側の戦闘機が制御不能になったという事例がいくつもあるから。

自国上空の防衛手段として、ナチスドイツが敵国の戦闘機を無力化する兵器をテストしていたのかもしれません。

ナチスドイツがそのような兵器を開発していたという記録はありませんが、敗戦と共に大量の資料が廃棄されたのは事実。

その中には、反重力を使って飛ぶ円盤型の航空機ハウニブーのテスト飛行結果や、宇宙空間で集めた太陽光で地上を攻撃する宇宙ステーション案などがありました。

ハウニブー

*ハウニブー

こうした超ハイテクを開発中だったナチスドイツですから、フー・ファイターを使った防空システムがあったとしても不思議ではないのです。

なお、ナチスドイツが研究中だった超ハイテクについては、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第10話)で詳しく紹介されています。

*「古代の宇宙人」はHuluで視聴できます。

フー・ファイターはナチスの水銀を使った秘密兵器?

水銀

第二次世界大戦後に鹵獲されたドイツの潜水艦Uボートのなかには、水銀を大量に積んでいるものが何隻もありました

実のところ、水銀は反重力を可能にする物質。

水銀を入れた容器のなかでジャイロスコープを回転させると、その容器は空中に浮くのです。

そして、反重力であれば急加速や急上昇が可能。

ナチスドイツは、この技術を使っていたフー・ファイターを作りだし、何らかの方法で電磁パルスを発生させることで敵機を制御不能にしていたのではないでしょうか。

水銀を使った反重力システムは墜落したUFOが元になった?

水銀を使った反重力システムは現代でも完成していません。

それほど高度な技術なのですが、ナチスドイツはすでに完成またはテスト段階にあったと思われます。

では、その知識はどうやって得られたのか?

もっとも可能性が高いのは、墜落したUFOをリバースエンジニアリングしたという説です。

1936年、ドイツのシュバルツバルトでUFOの墜落事故がありました。

さらに翌年には、ポーランドの南西でもUFOの墜落事故が発生。

どちらの場合も、ナチスドイツが残骸を回収したと言われています。

ナチスの総統ヒトラーは宇宙人の存在を信じていた節があり、UFOの残骸を積極的に研究したはず。

その結果として、水銀を用いた反重力システムを完成させたと考えられます。

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水銀は古代遺跡でも見つかっている

テオティワカン

南米にあるテオティワカン遺跡や中国にある始皇帝の墓でも、地下から大量の水銀が見つかっています。

水銀は自然界には存在しないので、何らかの目的があって大量に作られたはずなのですが、、、

主流の考古学者はその目的を説明できていません。

むしろ、UFOとフー・ファイター、古代遺跡が水銀で繋がったわけで、古代にも反重力の技術があったと考えられます。

ヒトラーは古代遺跡や遺物の調査を積極的に行っていましたから、古代に反重力の技術が存在したことを知っていた可能性があります。

その上で反重力の軍事利用を思い付き、結果としてフー・ファイターが出来上がったのではないでしょうか。

まとめ

この記事では、フー・ファイターの正体についてご紹介しました。

フー・ファイターの正体として考えられるのは、次の3つです。

  • 放電や砲弾(その他の見間違いを含む)
  • 本物のUFO
  • ナチスドイツの秘密兵器

これらのうち、本物のUFOとナチスドイツの秘密兵器は、反重力技術という点で同じ。

ナチスドイツは墜落したUFOをリバースエンジニアリングし、そこから得た反重力の技術を使ってフー・ファイターを研究していたのではないでしょうか。

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