エジプト・ギザの大ピラミッドはクフ王の墓として広く知られています。
しかし、私はこの説に反対の立場。
ギザの大ピラミッドはクフ王の墓ではなく、エネルギー発生装置だったと考えています。
そして、エネルギー発生装置だとすれば、その技術と知識を古代エジプト人に授けたのは、おそらく宇宙人でしょう。
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【通説】エジプト・ギザの大ピラミッドはクフ王の墓
エジプト・ギザの大ピラミッドは紀元前2500年頃にクフ王によって建てられたと言われています。
目的はクフ王が自身の墓として使うため。
クフ王は歴代のエジプトにおけるファラオの中でも強い権力をもっていた人物であり、その力を誇示するために莫大な予算を投じて大ピラミッドを造ったというのです。
この説は多くの考古学者によって支持され、日本の教科書にもそう記載されています。
【反論】大ピラミッドはクフ王の墓ではない!
エジプト・ギザの大ピラミッドをクフ王の墓だとする説が一般的ですが、私はそうは考えていません。
というのも、冷静に大ピラミッドをみれば、クフ王が自らの為に造った墓だとは到底思えないような証拠がいくつも見つかるからです。
クフ王が建てたという証拠が乏しい
「大ピラミッドはクフ王が建てた」と言われるのは、1837年にイギリスの探検家ハワード・バイスが大ピラミッド内部で「クフ」と読める象形文字を発見したから。
これをもとにクフ王が建てたと解釈されるようになり、以降、その方向で研究・調査が行われてきました。
しかし、クフと書かれているのはその一ヶ所だけ。
実のところ、ピラミッド内部に文字が彫られた場所はないのです。
しかも、「クフ」と書かれた部分は落書きのようであり、エジプトの他の遺跡で見られるような立派に彫刻された文字ではありません。(下の画像の赤い矢印の部分)
もっと言えば、ハワード・バイスは数日前の日記に「そこに文字は無かった」と綴っているのです。
にもかかわらず、数日後にはあっさりクフの文字を発見…
前述の画像ではかなり分かりやすく文字が書かれており、ハワード・バイスが見落とすはずはありません。
このことから、ハワード・バイスが手柄を挙げるために、自ら「クフ」と書いた可能性も考えられるのです。
つまり、大ピラミッドをクフ王が建てたという説には確固たる根拠がなく、本当にクフ王が建てたかどうかは疑わしいということ。
ちなみに私は、大ピラミッドはクフ王の時代よりもはるか昔に宇宙人の協力によって建てられたものであり、クフ王は補修工事を行っただけだと考えています。
ピラミッドからファラオのミイラが見つかったことはない
エジプトには大小合わせて100基以上のピラミッドが存在します。
古代に盗掘にあったものもあれば、盗掘されずに済んだものも。
問題なのは、いずれのピラミッドからもファラオのミイラは見つかっていないということです。
現在までに見つかったファラオや王族のミイラは、そのほとんどがエジプト・ルクソールにある王家の谷に安置されていました。
無論、大ピラミッドからもクフ王のミイラは発見されておらず、ピラミッドがファラオの墓だとする説には信憑性がありません。
王の間に装飾がない
エジプト文明の遺跡をみると、柱や壁に素晴らしい彫刻が彫られています。
また、かの有名なツタンカーメン王の墓の内部は、美しい壁画で装飾されていました。
ツタンカーメン王は歴代ファラオの中でも短命で、大きな権力を持っていなかった人。
それでも墓には豪華な装飾が施されたわけですから、クフ王の墓はさらに煌びやかなはずです。
しかしながら、大ピラミッド内にある「王の間」と呼ばれる場所には、装飾など一つもありません。
ただ石の棺がポツンとあるだけ。
遺体と一緒におさめられるはずの埋葬品も見つかっていません。
もっと言えば、大ピラミッド自体、その内部に美しい装飾はないのです。
棺が小さ過ぎる
大ピラミッド内の「王の間」にある石の棺は、長さ2.28m、幅0.98m、高さ1.05m。
一方、ツタンカーメン王のミイラは3重の人型棺に納められており、それだけで王の間の石の棺を超えるサイズになります。
つまり、大ピラミッドの王の間にある石の棺は、クフ王のミイラを納めるには小さ過ぎるのです。
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【新説】エジプト・ギザの大ピラミッドは発電装置だった
ここまでご紹介してきた通り、エジプト・ギザの大ピラミッドをクフ王の墓とする説には不自然な点がいくつもあります。
むしろ、クフ王の墓ではないと考える方が無難。
早稲田大学の吉村作治教授は、「大ピラミッドはクフ王の墓ではなく、儀式の場だ」と述べています。
もっとも、私は吉村教授の主張にも納得していません。
なぜなら、考古学者は用途が分からない遺跡を見つけると、決まって「儀式のために造られた」と説明するから。
他に説明する術がないから「儀式のため」と言うしかないのです。
その点、機械工学の専門家クリストファー・ダンは、大ピラミッドを科学的な観点から調査。
その結果、「エジプト・ギザの大ピラミッドはエネルギー発生装置だ」と指摘しています。
大ピラミッドをエネルギー発生装置と考える根拠
大ピラミッドをエネルギー発生装置だとするクリストファー・ダンの仮説はとても衝撃的ですが、実は科学的な根拠があります。
大ピラミッドの内部には「王妃の間」と呼ばれる空間がありますが、そこから南北に二つのダクトが伸びており、外に繋がっています。
クリストファー・ダンがこのダクトを調べたところ、北側からは亜鉛、南側からは希塩酸の跡が見つかりました。
つまり、亜鉛と希塩酸を外から注ぎ入れ、王妃の間で混ぜていた可能性があるわけです。
化学の知識がある人ならお分かりでしょうが、亜鉛と希塩酸が混ざると水素が発生します。
水素はクリーンエネルギーとして現代でも注目されている物質。
水素と空気中の酸素を化学反応させることで、電気と水を作り出すことができます。
このことから私は、エジプト・ギザの大ピラミッドは発電所の役割を果たしていたと考えています。
大ピラミッドで作られた電気は世界中に送電されていた?
かの天才発明家ニコラ・テスラは、無線で電気を世界中に送電する計画を持っていました。
ニコラ・テスラはアメリカの投資銀行JPモルガンから資金援助を受け、ウォーデンクリフタワーを建設。
このウォーデンクリフタワーで発電した電気を無線で送電する実験を行っていました。
JPモルガンからの資金援助が打ち切られたため計画が実現することはありませんでしたが、実験では8km先に置いた電球を灯すことに成功しています。
つまり、発電した電気を無線で送ることは可能なわけです。
ここで、エジプト・ギザの大ピラミッドをニコラ・テスラのウォーデンクリフタワーに見立てみてください。
大ピラミッドで十分な電気が作られていれば、ウォーデンクリフタワーと同じように遠くに送電できたかもしれません。
そして、一定の間隔で中継所が設置されていれば、世界中に無線で送電できたことになります。
このことから、古代の地球には大ピラミッドを中核とする送電網があったとは考えられないでしょうか?
なお、大ピラミッドの発電所説に関しては、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第42話)で紹介されています。
*「古代の宇宙人」はHuluで配信中!興味ある方は下のバナーからどうぞ。
ピラミッドとオベリスク、石造建築を使った送電網
オベリスクやピラミッドのような巨大石造建築物は、古代から世界中で建てられてきました。
不思議なことに、そのほとんどが地球の磁場が強い場所に建てられており、なおかつ、使用された石は花崗岩。
花崗岩は大量の石英(水晶)を含んでおり、圧力がかかると電気を発生させます。
また、電気を流すと振動するという性質を持っています。(これを圧電効果といいます)
つまり、オベリスクや巨石建造物を中継地点として、エジプト・ギザの大ピラミッドで作った電気を世界中に送電していたと考えられるのです。
ニコラ・テスラはこの古代の送電網を何らかの方法で知り、再現しようとしていたのかもしれません。
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大ピラミッドで作られた電気の使い道
エジプトのハトホル神殿には、俗にデンデラの電球と呼ばれる彫刻があります。
そこには、大きな電球のようなものが描かれており、左端から伸びるコードが右側の装置に繋がっているように見えます。
また、同時期のメソポタミア文明には、バグダッド電池と呼ばれる電池がありました。
バグダッド電池1個で1.5Vほどの電気を作り出せたことが分かっており、古代人は電気を使って生活していた可能性があります。
もっとも、私は、エジプト・ギザの大ピラミッドで作られた大量の電気を使ったのは宇宙人のUFOだと考えています。
宇宙人は送電網によってUFOを飛ばしていた
水銀などの超伝導体を十分に冷やしてから電磁場の上に置くと浮遊します。
それは横浜国立大学山梨研究室が行った実験で確認できます。(下の動画)
*出典:横浜国立大学山梨研究室
ご覧の通り、超伝導体を軽く押してあげると、十分に冷えている限り電磁場の上を進み続けます。
つまり、UFOが超伝導体で作られていれば、エジプト・ギザの大ピラミッドを中核とする送電網の上を燃料を消費せずに移動できたかもしれないわけです。
私は、これこそが大ピラミッドが建てられた本当の理由であり、建てたのはUFOを持っている人、つまり宇宙人だと考えています。
なお、エジプトの大ピラミッド以外にも、宇宙人が関係していると思われる遺跡は沢山あります。
それらについては、下の記事にて一覧で紹介しています。
ピラミッドやモアイ像等、宇宙人・UFOと関係がある謎の古代文明の遺跡一覧
大ピラミッド内部の謎の空間について
2023年3月、大ピラミッド内部に謎の空間があると発表されました。
見つかった謎の空間は二つ。
一つは大ピラミッドの入口付近にあり、2024年時点ではすでに内部を調査済み。
小型カメラで内部を撮影したところ、中には何もありませんでしたが、段差があるため奥の方まではみえていません。
なので、もしかしたら、見えない奥の部分に何かあるのかもしれません。
もう一つの謎の空間は、大回廊と呼ばれている空間の真上に位置しています。
内容の調査はまだ行われていませんが、その大きさはNYの自由の女神像がすっぽり入るほどだと分かっています。
流の考古学者達は「クフ王のミイラが見つかるかも」と期待を寄せていますが・・・
大ピラミッドがクフ王の墓ではないということは、本記事でご説明した通り。
私は大ピラミッドが宇宙人が造った発電所だと考えているので、電気を効率よく発生させるために必要な空間だと考えています。
あるいは、真下にある大回廊が崩れないように、重量を軽減させる目的があったとも考えられます。
そう考えるのは、入口付近にも謎の空間があったから。
入口付近も当然脆くなりますから、真上に空間を作って重力を軽減したと思われます。
これと同じ考え方で、大回廊はとても大きな空間であるため、その壁などにはかなりの負荷がかかるはず。
真上に空間を造ることでその負荷を減らしているのかもしれません。
まとめ
大ピラミッドを含むエジプトのピラミッドからは、ファラオのミイラは一つも見つかっていません。
大ピラミッドに関しては墓らしい装飾もなし。
一方、大ピラミッド内の王妃の間では水素が作られていた痕跡があります。
世界中に巨石建造物があることを踏まえると、古代人はニコラ・テスラが考えたような送電網を持っていたのかもしれません。
そして、その送電網を活用して、宇宙人はUFOを飛ばしていたのではないでしょうか。
つまり、エジプト・ギザの大ピラミッドは大規模な発電所だったと考えられるのです。
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