古代エジプト文明やシュメール文明の時代に電気を使った道具はなかった、というのが主流の考古学者の意見。
しかしながら、遺跡や古代の遺物を調べてみると、古代人が電気を使用した可能性が浮上します。
だとすれば、その知識はどこから来たのか？
もしかすると、宇宙人が古代人に教えたのかもしれません。
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古代人が電気を使っていた証拠
古代人が電気を使用していたときくと驚くかもしれません。
しかし、遺跡や遺物のなかには、古代人が電気を使用したことを示しているものがあります。
- デンデラの電球
- エジプトの神殿の壁画
- アーク
デンデラの電球
エジプトのハトホル神殿の壁には、デンデラの電球と呼ばれているレリーフがあります。
文字通り、現代の電球のような形をしており、中にはフィラメントらしきものも。
さらにデンデラの電球の左端からはケーブルのようなものが伸びていて、右側にある四角い何かに繋がっています。
もしも、この四角い何かが発電装置だったとしたら・・・
レリーフはその見た目通り、デンデラの電球が点灯している瞬間を描いたものなのかもしれません。
エジプトの神殿の壁
エジプト文明はいくつもの神殿を建設しましたが、それらの内部の壁は壁画やレリーフで埋め尽くされています。
問題なのは、太陽光が届かない暗い神殿内部でどうやって作業したのかということ。
天井にすすがついていないことから、松明をつかったとは考えられません。
そのため、銅製の鏡を何枚も使って太陽光を反射させ、神殿内部を照らしたと考えられているのですが・・・
反射率の低い銅製の鏡でそんなことが本当に可能だったのでしょうか？
精巧なレリーフと色彩豊かな壁画を作成するには十分な明るさが必要だったはず。
そう考えると、神殿内部でデンデラの電球のようなものを使っていた可能性が浮上してくるのです。
アーク
エジプト王朝から奴隷として扱われていたユダヤ人は、エジプトからの脱出を実行。
その際、ユダヤ人たちが神輿のようにして担いでいたのがアークです。(聖櫃又は契約の箱ともいう)
アークは神がその作り方を指示したもので、長さは130cm、幅と高さがそれぞれ80cm。
外側は金で装飾されており、上部には智天使ケルビムが向き合う形で2体乗せられていました。
また、持ち運びの際には2本の棒が取り付けられ、これらも金で覆われていたといいます。
一般的には石板をいれるための箱と解釈されていますが・・・
アービン大学の物理学教授マイケル・デニンは、アークがコンデンサー(電気を蓄えたり放出したりする電子部品)だった可能性を指摘しています。
事実、アークの作り方をみると、コンデンサーとして機能できるのです。
まず、アークの外側と内側は伝導体である金で覆われており、それに挟まれた木の部分は絶縁体となります。
次に、蓋の上部には2体のケルビムがありますが、そのうち1体を外側の金(伝導体)に、もう一体を内側の金に接続。
これでコンデンサーが完成します。
ちなみに、アークの中身は、モーセがシナイ山で神から賜った石板と、アロンの杖、マナの壺です。
モーセがシナイ山から戻った時、石板は光っていたといいます。
また、アロンの杖はファラオの前で蛇に変身。
マナの壺は、40年間もの間、マナと呼ばれる食料を生産し続けたと言われています。
これらの伝説から、石板、アロンの杖、マナの壺が何らかの特殊機能を持っていたことは明らか。
わざわざアークに入れて持ち歩いていたことを考えると、上記の3つはアークに貯められた電気を動力とする電気機器だったのかもしれません。
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古代人は電気をどうやって作っていたのか
古代人が電気を使用した可能性については前述した通り。
では、電気そのものはどうやって作っていたのか？
もっとも可能性が高いのは、バグダッド電池と呼ばれる壺です。
1938年、イラクの国立博物館にて、館長がガルバリ電池として使用された可能性のある壺を発見しました。
この壺は古代バビロニア時代のもの。
壺に銅製の棒のような物が刺さっており、この棒を端子にすることで4Vの電気を発生させることができます。
主流の考古学者は、「古代人は電気を使っていない」という偏見から、電池以外の用途だったと主張していますが、この壺が電気を作れたことは紛れもない事実。
つまり、電池として使用されていたとしても、不思議ではないのです。
エジプトの大ピラミッドで発電していた？
クフ王の墓として知られるエジプト・ギザの大ピラミッド。
しかし、一部の学者は、この大ピラミッドが発電所だったと主張してます。
その根拠は、大ピラミッドの内部にある「王妃の間」で水素が作られていた痕跡があるから。
王妃の間からは、外に向かって二本のダクトがのびており、その一つから亜鉛、もう一つからは希塩酸の跡が見つかっています。
この二つの物質が混ざると水素が発生。
さらに水素が空気中の酸素と反応すると、電気と水を作り出すことができます。
このように、エジプトの大ピラミッドでは電気を作ることが可能でした。
これこそが、大ピラミッドが建てられた目的なのかもしれません。
無線の送電網によって世界中に電気が通っていた
エジプトの大ピラミッドで作られた電気は、巨石建造物を中継して世界中に送電されていたのかもしれません。
というのも、巨石建造物のほとんどが地球の磁場が強い場所に建てられており、なおかつ、花崗岩を使って建てられているからです。
花崗岩に大量に含まれる石英(水晶)は、圧力がかかると電気を発生させるという特徴があります。
この特徴をいかして、大ピラミッドと各地の巨石建造物との間に無線送電網を形成していたのではないでしょうか。
なお、エジプトの大ピラミッドやその他の古代遺跡については、下の記事でまとめて紹介しています。
ピラミッドやモアイ像等、宇宙人・UFOと関係がある謎の古代文明の遺跡一覧
古代の無線送電網を再現した二コラ・テスラ
無線送電網は現代でも完成していない技術。
そもそもそんなことが可能なのか？という声もありますが、実は近世において一人の天才発明家が無線送電網の実験に成功していました。
その天才発明家とはニコラ・テスラ。
二コラ・テスラはトーマス・エジソンと同世代の発明家で、エジソンのもとで働いていたこともある人物です。
1901年、ニコラ・テスラは「ラジオ放送のための電波塔を建てる」と嘘をついて、当時銀行家として豊富に資金を持っていたJPモルガンから資金調達を行いました。
そのお金で、ニコラ・テスラは、ニューヨーク州ロングアイランドのショアハムに高さ57mの無線送信塔「ウォーデンクリフタワー」を建設。
このウォーデンクリフタワーで発電した電気を無線で送電する研究を行いました。
そして、ウォーデンクリフタワーから6kmほど離れた地点に置いた電球を点灯させることができたと言われています。
二コラ・テスラの研究は資金不足によりこれで打ち切りとなってしまいますが、大ピラミッドを発電所とする無線送電網が古代に存在した可能性を示したといえます。
なお、二コラ・テスラの死後、研究資料が何者かによって持ち去られたようで、具体的にどうやって6km先の電球を点灯させたのかは分かっていません。
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電気の作り方を教えたのは宇宙人？
古代に無線送電網があったとして、古代人は一体どうやってその知識を獲得したのでしょうか？
これについて私は、「UFOの動力とするために、宇宙人が電気の作り方を教えた」と考えています。
というのも、電気について研究した痕跡がなく、突如として知識を習得したように思えるから。
何かを発明するのには膨大な研究時間が必要であり、その痕跡が何らかの形で残るはず。
しかし、古代人が電気について研究した痕跡はなく、まるである時点で電気を使いこなせる者からすべてを教わったかのようです。
また、電気機器が普及していない時代ですから、古代人にとって電気は必須ではなかったと思われます。
むしろ、電気が必要だったのは、電気で動く何かを所有していて、それがなければ困る者たちのはず。
そう考えると、電気を使いこなせる者＝宇宙人が古代人にその知識を与え、UFOの動力として電気を使っていた可能性があるのです。
宇宙人は水銀と電気でUFOを飛ばしていた？
水銀を十分に冷却すると超電導現象がおきます。
この超電導現象を起こしている物質を電磁波の上に置くと、宙に浮かびます。
そして、軽く押すだけで、電磁波の上を移動し続けるのです。
それは横浜国立大学山梨研究室が行った実験で確認できます。
＊出典：横浜国立大学山梨研究室
この現象は、人気ドラマ「ガリレオ」のなかでも紹介されました。
そして不思議なことに、テオティワカン遺跡の地下や秦の始皇帝の墓から大量の水銀が見つかっているのです。
水銀は自然には発生しない物質ですから、古代人は何らかの目的をもって水銀を作ったことになります。
しかしながら、古代人の生活を考えるに水銀の効果的な使用法はありません。
となれば、水銀を必要とする別の存在がいたことに。
前述の超電導現象と合わせて考えると、宇宙人はUFOに水銀を使い、無線送電網を活用して移動していたと思われます。
宇宙人から教わった電気の知識は忘れ去られた
古代人に宇宙人が電気の知識を授けたのは、おそらく大ピラミッドができるよりもずっと昔のこと。
その知識はパピルスに記され、王や神官といった一部の権力者だけが閲覧できるようになっていたと思われます。
このパピルスの保管所としてもっとも可能性が高いのは、かつてエジプトにあったアレキサンドリア図書館です。
アレキサンドリア図書館にはエジプト文明以前のあらゆる知識や技術、歴史を記した書物が所蔵されていたと言われています。
しかし、紀元前48年におきた火災でアレクサンドリア図書館は消失。
これにより、宇宙人から教わった電気の知識も失われてしまったのではないでしょうか。
まとめ
この記事では、古代において電気が使われていた可能性をご紹介しました。
主流の考古学者たちは古代人が電気を使用していたという説に否定的ですが、バグダッド電池が発電できたことは事実です。
また、エジプトの大ピラミッドも大規模発電所として機能し得たことが分かっています。
問題は、古代人がどうやって電気の知識を習得したのかということ。
研究した痕跡がないことを考えると、UFOの動力として電気を必要としていた宇宙人が、電気の作り方と無線送電網の構築方法を古代人に教えたのではないでしょうか。
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