代表的な宇宙人といえばグレイです。
UFOや宇宙人に興味がない人でも、あの大きな頭と目をした姿はすぐに思いつくはず。
実際、宇宙人グレイを目撃した人は大勢います。
では、グレイという名前はどこからきたのか?
この記事では名前の由来や画像、彼らがいつから地球に来ているのかについてご紹介します。
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宇宙人グレイとは
グレイとは、現在宇宙人と聞いて多くの人がイメージする宇宙人の呼び名です。
複数いる宇宙人種族の一つだと考えられます。
後述しますが、これまでに宇宙人グレイの目撃事例は何件もあり、その外見的特徴には次のような共通点があります。
- 目が大きい
- 頭が大きい
- 口と鼻が小さい
- 身長が低い
- 体毛がない
- 個体差が少ない
目が大きい
宇宙人グレイの外見でもっとも目立つのは、人間と比べて目が異常に大きいこと。
アーモンド形で目尻がややつりあがったように表現する目撃者がほとんどです。
ちなみに、人間が地球よりも暗い場所へ移住すると、より多くの光を得ようと目が大きくなると言われています。
頭が大きい
頭と身体のバランスについて人間と比較すると、宇宙人グレイは身体が小さい割に頭が大きく、ややアンバランスな体型をしています。
特に後頭部が大きいため、コーンヘッドと呼ばれることも。
なお、コーンヘッドはエジプト王朝のファラオであるアクエンアテンをはじめ、地球の古代人の一部にもみられる特徴です。
口と鼻が小さい
目の大きさに対してアンバランスなほど小さいのが口と鼻です。
口は皮膚に若干の切り込みがはいった程度、鼻は辛うじて鼻の穴が確認できるくらいの大きさしかありません。
身長が低い
宇宙人グレイを目撃した人によると、その身長は1~1.5mと小柄。
ただし、なかには成人男性並みの身長を持つグレイを目撃した人もおり、身長が違う2種類のグレイがいるのかもしれません。
体毛がない
宇宙人グレイには人間にみられる体毛が一切見られません。
頭皮もなく、その名の通り灰色の皮膚をしているだけです。
個体差が少ない
人間と違って、宇宙人グレイには個体差がほとんどありません。
生殖器もないようなので、もしかするとグレイは量産型のアンドロイドのようなもので、それをつくった宇宙人が別にいるのかもしれません。
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グレイという名前の由来
宇宙人グレイという名前の由来は、その皮膚が灰色をしているから。
そして、宇宙人グレイの皮膚が灰色であることを公に証言したのは、おそらくバーニー・ヒルとベティ・ヒルの夫妻が最初です。
ヒル夫妻は、「1961年9月19日の夜に宇宙人によって誘拐された」と公表しました。
UFOに乗せられ、そこで人体実験を受けたそうです。
その際、宇宙人の姿を目撃。
後に受けた逆行催眠療法によって、その姿をはっきりと思い出しました。
それによると、「頭髪はなく、頭の両側に耳のような穴があいている。横顔がのっぺりしていて鼻や口がちゃんと確認できない。目は不釣り合いに大きく、頭の端まで切れ上がっている。好意的な表情はうかがえない」とのこと。
前述した宇宙人グレイの特徴にぴったり当てはまっており、これが現在まで続くグレイのイメージのきっかけとなりました。
ヒル夫妻はSF番組の影響を受けたのかもしれない
ヒル夫妻が宇宙人グレイの外見をはっきりと思い出したのは、逆行催眠を受けたから。
ただし、ヒル夫妻が逆行催眠療法を受けたのは、誘拐に遭ったとされる1961年から3年後の1964年です。
実のところ、ヒル夫妻の宇宙人グレイに関する証言は、事件発生当初から二転三転しています。(当初は頭髪があったと証言していた)
そのため、宇宙人グレイによる誘拐そのものに否定的な立場をとる人達は、「ヒル夫妻はSF番組に影響されて幻覚をみただけ」と主張しています。
このSF番組とは、アメリカで1963年から1965年にかけて放送された「アウター・リミッツ」。
この「アウター・リミッツ」に登場する宇宙人がグレイに似ているため、「グレイの由来はアウター・リミッツだ」というのです。
もっとも、ヒル夫妻によると、「アウター・リミッツを視聴したことはない」とのこと。
つまり、アウター・リミッツ由来説とは、誘拐事件に否定的な立場の人達によるこじつけとも考えられるわけです。
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宇宙人グレイを目撃した人達
ヒル夫妻が宇宙人グレイについて語って以降、同様の生命体を目撃したという話が相次ぐようになりました。
ここでは、それらの一例を紹介します。
キム・カールスバーグ
1988年のある夜、キム・カールスバーグは海辺にある自宅で寝ていました。
夜中にキムが目覚めると、衣服を着けずに、知らない場所に寝かされていたのだとか。
そこには身長1mほどで、オフホワイトの肌に大きな頭と目をした宇宙人が数人いたそうです。
この事件の直後、キムは妊娠していることが判明。
しかし本人には身に覚えがなく、しかも数ヶ月後には胎児がお腹の中から突然いなくなるという経験までしています。(おそらく再度誘拐され胎児を取り出された)
なお、キム・カールスバーグの体験談は、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第35話)で詳しく紹介されています。
*「古代の宇宙人」はHuluで詳しく紹介されています。
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リンダ・ナポリターノ
1989年11月30日未明、リンダが目を覚ますと、ベッドの足元に何者かが立っていました。
リンダいわく、「それは明らかに人間ではなかった」「細長い頭と大きな目をした宇宙人がいた」とのこと。
その後、UFOに乗せられたリンダは、宇宙人によって人体実験をされたそうです。
俗にマンハッタン拉致事件と呼ばれるこの事件は、目撃者の多さが特徴。
たまたま付近にいたリチャードとダンは、「リンダのアパート付近でホバリングしている大きなUFOを見た」と証言しています。
さらに、「白いガウンを着た少女か女性が、胎児のような姿勢でアパートの窓から飛び出し、光線の中で宙づりになった」「醜い生き物が3体見えた。人間ではなかった。体の細さに対して頭がとても大きく、髪の毛がなかった」とも述べています。
アリエル小学校の生徒エミリー
1994年9月16日午前11時すぎ、アフリカのジンバブエにあるアリエル小学校の上空に、3個の球体が出現。
それらが消えた直後、新たに銀色のUFOが現れ、校庭の隣にある茂みの中に着陸しました。
この様子を大勢の生徒が目撃。
その中の一人であるエミリーは、「校庭の端のフェンスから数十メートル先のところに円盤がみえた」「突然目の前に身長4フィート(約120センチ)ほどの奇妙な生き物が二人現れ、テレパシーを送ってきた」と証言しています。
その生き物は頭と目が大きかったとのこと。
状況と外見的特徴から考えて、エミリーがみた生き物とは宇宙人グレイだったと思われます。
宇宙人グレイの画像・写真
宇宙人グレイを目撃した人は何人もいますが、その画像や写真となると、信憑性が高いものは皆無に近い状態です。
その主な理由は、宇宙人グレイを目撃するのは彼らによって誘拐されている最中だから。
意識はあるものの身体の自由を奪われているため、写真を撮ることができないのです。
そんななか、元ロッキード社の上級研究者ボイド・ブッシュマンが、グレイと思われる宇宙人の写真を入手し、動画の中で紹介しました。(下の画像参照)
ブッシュマンによると、この宇宙人の身長は約150cmほどで、足の指には水かきがついていたそうです。
ご覧の通り、頭と目が大きく、鼻と口は小さめであり、宇宙人グレイの特徴を踏まえています。
宇宙人の写真を入手できたことについてブッシュマンは、「エリア51と呼ばれる極秘基地で墜落したUFOのリバースエンジニアリングに携わっていたからだ」と述べています。
ブッシュマンは複数の特許を持つ世界的に有名なエンジニアでしたから、UFOを研究していたとしても不思議ではありません。
また、宇宙人の写真を紹介した動画を撮影した時、ブッシュマンは余命宣告を受けていました。
著名な科学者がわざわざ晩節を汚すようなデマを流す必要はありませんから、宇宙人の写真も含めて、本人は動画の内容について事実であると自信を持っていたのでしょう。
ただし、ブッシュマン自身がダマされている可能性もあるわけで、問題の写真が本物とは限りません。
なお、ブッシュマンが宇宙人の写真を紹介した動画はこちら↓です。

*出典:@ringlerum
宇宙人グレイはいつから地球に来ているのか?
ヒル夫妻の証言が事実ならば、宇宙人グレイは少なくとも1961年には地球に来ていたことになります。
では、宇宙人グレイはいつから地球に来ていたのでしょうか?
その手掛かりとなるのが、オーストラリア北西部キンバリー地区の洞窟に描かれた壁画です。(下の画像)
ご覧の通り、大きな目と頭をしていて、宇宙人グレイの特徴にぴったりと一致。
しかも複数描かれていることから、外見上の差がほとんどない個体が大勢いたのでしょう。
この壁画は、オーストラリアの先住民であるアボリジニが描いたもので、「天からやってきた精霊ワンジナ(又はウォンジナ)」と呼ばれています。
アボリジニの伝承によると、ワンジナは最初に山や川を作った精霊であり、仲間同士で戦った後、天に帰っていったとのこと。
つまり山や川の創造主なわけで、地球誕生から間もない頃にはすでに来ていたことになります。
ちなみに、地球は誕生から45億年と言われていますが、銀河全体でみればかなり若い方。
よって、地球誕生直後から宇宙人グレイが来ていたとしても、特に不思議ではありません。
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まとめ
この記事では、宇宙人グレイについてご紹介しました。
残念ながら宇宙人グレイの画像・写真は少ないものの、目撃者は大勢います。
宇宙人の存在に否定的な科学者は、SF番組の影響を受けた人が幻覚をみただけと指摘しますが、果たしてそうなのか?
宇宙人グレイによって誘拐され人体実験をされたと主張する人は世界中で数万人もおり、そのすべてが幻覚だと考えるには無理があるように思います。
アボリジニが描いた壁画にそれらしき者がいることを考えても、宇宙人グレイははるか昔から現在に至るまで地球に来ているのではないでしょうか。
なお、宇宙人の目撃事例や誘拐事件、UFOの墜落事故などについては、下の記事でまとめて紹介しています。
連れ去り・誘拐・墜落・目撃など、UFOや宇宙人に関する事件をまとめてご紹介
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