ロシアは情報の統制が厳しく、昔からUFOの情報が出ることはありませんでした。
ただし、ソ連が崩壊した直後だけは別。
元KGBのスパイ達が極秘ファイルを売却したのです。
これによりソ連時代に報告されたUFO事件が明るみに。
この記事では、それらの情報をもとにロシアで起こったUFO関連の事件とロシア人の証言をご紹介していきます。
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ロシアのダリネゴルスクで起きたUFO墜落事件
1986年1月29日、ダリネゴルスクの住民数百人が、赤い飛行物体を目撃。
その飛行物体は減速した後、山の中腹に墜落したといいます。
実際、この墜落により山で火災が発生。
地元警察には多くの通報が入りました。
問題なのは、この飛行物体が何だったのかということ。
単に墜落しただけなら、気球や航空機の可能性もあるわけですが・・・
現場から回収された金属片を調べると、「熱を加えることで原子構造が変化する」という特徴がありました。
つまり、熱を加える前と後では、まったく別の金属だということ。
そのような技術は現代でも完成していませんから、ダリネゴルスクに墜落したのは未知の技術によって作られた機体=UFOと考えて間違いないでしょう。
ちなみに、この事件は「ロシアのロズウェル事件」や「611高地UFO事件」と呼ばれ、ダリネゴルスクはUFOの街として知られるようになりました。
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ロシア(ソ連)関連の宇宙人・UFO目撃事件
ロシア政府に寄せられた宇宙人・UFOの目撃事例は、ソ連時代から通算して数百件を超えているといます。
そのほとんどは隠蔽されていますが、なかには情報が流出したものも。
以下で紹介するのは、情報流出によって明らかになった宇宙人・UFO関連の事件です。
ヤクーチアの伝説
1854年、ロシア北部のヤクーチアで大釜と呼ばれる物体が目撃されました。
大釜は大きな対空砲のような形をしており、地元民の伝説によると隕石のような飛来物を撃ち落としてきたとのこと。
伝説が事実なら、大釜はロシアの地を隕石から守るために設置された兵器ということになります。
付近では1908年に50~60mの隕石が空中で爆発。(俗にツングースカの大爆発という)
辺りは大惨事となりましたが、隕石が地表に到達していれば被害はもっと大きかったはず。
もしかすると、大釜が作動し、隕石が地表に到達するのを防いだのかもしれません。
カプースチンヤールでの空中戦
1948年、カプースチンヤールにある基地のレーダーが未確認飛行物体を捕捉。
現場に向かった戦闘機が、銀色の葉巻型UFOを目撃しました。
撃墜命令を受けたため、戦闘機は攻撃を開始。
見事にUFOに命中したのですが・・・
直後にUFOから強烈な光が放たれ、戦闘機はコントロール不能に。
結果、戦闘機、UFOともに墜落したと言われています。
私が知る限り、これはUFOをまともに撃墜できた唯一の事例。
戦闘機がUFOを攻撃した事例は他にもありますが、いずれもダメージを与えていないのです。
よって、カプースチンヤールに現れたUFOは、元々故障していたと考えられます。
ペトロザボーツクでのUFO目撃事件
1977年9月20日、ロシアのペトロザボーツク上空に光る物体が出現。
物体は数分間とどまり、光の雨を降らせました。
下の画像はこの時に撮影された写真のコピーです。
この物体は、ペトロザボーツクに光の雨を降らせた後、東ヨーロッパに移動。
結果、目撃者の数は数千人にも及ぶといいます。
後に資料が流出して判明したことですが、ソ連政府はこの事件をうけてUFO委員会を発足させました。
つまり、ソ連政府はペトロザボーツク上空に現れた物体をUFOだと認識したわけです。
前述したように、30年前にはカプースチンヤールでUFOと空中戦を行っていますし、アメリカのロズウェルで起こったUFO墜落事件のことも情報が入っていたはず。
それゆえソ連政府は素早く対応できたのでしょう。
サリュート7号の宇宙人遭遇体験
1984年7月12日、サリュート7号宇宙ステーションに滞在していた3人の宇宙飛行士が、オレンジ色の光を目撃。
当初、それは雲のようであり、サリュート7号を覆っているかのようでした。
しかし、強烈な光とともに雲は消え、代わりに7人の天使(羽のような物をもつ光)が出現。
サイズはそれぞれ25mほどもあったそうです。
この事件についてロシア当局は、「宇宙飛行士たちが幻覚をみた」と結論付けましたが・・・
数週間後、サリュート7号に3人の宇宙飛行士達が補充されると、彼らもまた同じ現象を目撃。
6人全員が同じ物をみたわけで、幻覚と考えるには無理があります。
なお、サリュート7号のクルーが体験したことについては、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第112話)で詳しく紹介されています。
ゾンド3が撮影した月の構造物
上の写真は、1965年にソ連の月探査機・ゾンド3が月の裏側をフライバイした時に撮影したもの。
ご覧の通り、月面に突起が見られます。
突起の高さを計算したところ30kmもあるとのこと。
エベレスト山の4倍近くもあるわけで、自然に形成されたとは思えません。
また、ゾンド3は建物のようなものも撮影していました。
前述の突起ほどではないものの、こちらもかなりのサイズ。
各辺が直線的であることから、人工物である可能性が大。
だとすれば、宇宙人によるものということになります。
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ロシア(ソ連)に宇宙人が訪れていた痕跡
UFOが盛んに目撃されるようになったのは20世紀になってから。
しかし、世界中の遺跡を詳しく調べると、宇宙人は古代から地球に来ていたと考えられる痕跡がいくつも見つかります。
それはロシアにおいてもいえること。
ロシアでみつかった遺跡や遺物のなかには、宇宙人が関係しているとしか思えないような物があるのです。
アルカイム
1987年、チェリャビンスク国立大学の考古学者がカザフスタンで古代人の住居跡を発見。
アルカイムと名付けられたこの住居跡は、紀元前17~紀元前20世紀頃のものです。
アルカイムの形状は円形。
イギリスのストーンサークルとほぼ同じ緯度に存在することから、ロシアのストーンサークルとも呼ばれています。
特筆すべきは、アルカイムが夏至や春分の日などの天文学的事象を観測できたということ。
つまり非常に高度な天文学の知識をもとに造られたわけです。
高度な天文学の知識を持つ文明といえばマヤが有名ですが、アルカイムが造られたのはマヤ文明より2000年以上前。
なおかつ、理論として天文学が確立するまでには長い年月がかかるはず。
そう考えると、古代のロシア人が自力で天文学を発達させたとは思えず、宇宙人から教わったと考える方がしっくりきます。
実際、アルカイム周辺では、不思議な光が度々目撃されており、それらはUFOかもしれないのです。
古代のコイル
1991年、ウラル山脈で金鉱床を探していた地質学者が、地表から深さ9mの地中で小さな金属片を発見しました。
この金属片は数十キロ離れた場所でも見つかりましたが、辺り一帯は基本的に人が住まない場所。
なおかつ深さ9mとなると、数千年前の地層だと考えられます。
そこで発見した金属片をロシア科学アカデミーで調べたところ、コイルやネジであることが判明。
もっとも小さなものは1,000分の1ミリほどしかなく、手作業で作れるものではありません。
なおかつ、その素材はタングステン。
耐熱性が高いタングステンは、現代においてロケットなどに使われている素材です。
以上のことから、遥か昔、ウラル山脈付近には何らかの高度な機械装置があったことに。
金属片が広範囲で発見されていることから、空中で爆発したUFOだったとも考えられます。
ちなみに、ウラル山脈は、原因不明の発光現象や棒状葉巻型のUFOが頻繁に目撃されている場所。
また、前述したアルカイムの近くでもあります。
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宇宙人は存在すると主張しているロシア人達
情報統制が厳しいロシアにおいては、自論を展開するのは非常にリスキーな行為。
ソ連時代から「デマを広めた」として当局に拘束されるケースが多々ありました。
UFO関連の調査についても政府によって厳しく管理されてきたようですが、それでも信念をもって「宇宙人は存在する」と主張する人がいます。
マテスト・アグレスト
1961年、ロシア人で物理学者のマテスト・アグレストは、「古代に宇宙人が地球に来ていた」と発表。
この時期、作家のアレクサンドル・カザンセフや天文学者のヨシフ・シクロフスキーも同じような理論を展開していました。
つまり、彼らには「宇宙人は存在する」という確固たる自信があったということ。
特にマテスト・アグレストは物理学が専門ですから、様々な情報を物理学の観点から検証した上でUFO事件だと結論付けたはず。
このことから、アグレストの主張は非常に信ぴょう性が高いといえます。
ミハイル・バシンとアレクサンドル・シェルバコフ
1970年、ロシア人科学者のミハイル・バシンとアレクサンドル・シェルバコフは、月は人工物で地球の軌道に運ばれてきたと発表。
当然、宇宙人が存在するという前提の話になります。
たしかに、月には「サイズが大きすぎる」「内部が空洞だと思われる」など、他の衛星にはない特徴が。
アメリカが行ったアポロ計画では大勢の宇宙人飛行士が月周辺でUFOを目撃しているので、月が人工物という説もまんざらではないのです。
パベル・ポポヴィッチ
パベル・ポポヴィッチは、ペトロザボーツクでのUFO目撃事件後に発足したUFO委員会のリーダー。
また、人類で8番目の宇宙飛行士でもあります。
1992年、ポポヴィッチは膨大な量のKGBファイルを入手。
それを詳しく調査したポポヴィッチは、「海底には宇宙人の基地が3つある」と結論付けました。
実のところ、ポポヴィッチ自身もUFOの目撃者。
1978年、アメリカからロシアに戻るフライト中に、全長100mにもおよぶ三角形のUFOを目撃したと語っています。
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マリーナ・ポポヴィッチ
マリーナ・ポポヴィッチは元ソ連空軍のパイロットであり、前述したパベル・ポポヴィッチの妻です。
空軍在籍中、マリーナは数々の記録を樹立。
特に音速を超えた初めての女性パイロットとして有名です。
そんなマリーナですが、2003年に自らのUFO遭遇体験を綴った告白本を出版。
そこでは、ソ連時代の他のパイロットによるUFO遭遇体験も紹介されています。
さらに、マリーナは世界中で講演を行い、「宇宙人は実在する」と説いています。
マリーナいわく、「ロシアにはこれまでに少なくとも5機のUFOが墜落し、軍がそれを回収している」とのこと。
そのうちの1機は、おそらくカプースチンヤールで戦闘機と相撃ちになった機体でしょう。
このように、マリーナの話はとても衝撃的。
にわかには信じ難いのですが、夫婦揃ってロシアの英雄であることを考えると、冗談や売名行為の類いとはとても思えません。
フェリックス・ジーゲル
1968年、かつてソ連政府の命令でUFOの研究をしていたフェリックス・ジーゲルが、それまでの調査結果を公表。
そこにはソ連国内で起きた数百件にもおよぶUFOの目撃事件が記載されていました。
目撃されたUFOは信じられないような速度で移動するなど、明らかに普通の航空機ではなかったとのこと。
目撃者のなかにはソ連軍のパイロットも含まれており、ジーゲルの調査結果は非常に信ぴょう性が高いといえます。
ドミトリー・ネドベージェフ
ドミトリー・ネドベージェフはロシアの前大統領。
彼がまだ大統領だった頃、とあるTV番組に出演しました。
番組の終盤、カメラが止まったと勘違いしたネドベージェフは、番組スタッフと会話し始めたのですが・・・
そこで、「宇宙人は遥か昔から地球を訪れている」という主旨の発言をしています。
話の流れから冗談を言うようなシチュエーションではなく、ネドベージェフの表情も真剣そのもの。
本記事でご紹介しているように、ロシアにはソ連時代からの膨大なUFO情報があるわけで、ネドベージェフはそれらを知り得る立場。
そのネドベージェフが口を滑らせたのですから、おそらく事実なのでしょう。
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まとめ
この記事では、ロシアで起こったUFO目撃事件や、宇宙人の存在を主張するロシア人についてご紹介しました。
本記事の内容から、ロシア政府が宇宙人の存在を把握していることが分かります。
墜落したUFOを回収したとも言われており、研究はかなり進んでいるはず。
現在、国際宇宙ステーションを保有しているのはロシアだけですが、そこには宇宙人の技術が生かされているのかもしれません。
なお、ロシア以外で起きたUFOの墜落事故や目撃情報については、下の記事でまとめて紹介しています。
連れ去り・誘拐・墜落・目撃など、UFOや宇宙人に関する事件をまとめてご紹介
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