第二次世界大戦当時、ナチスドイツの技術力は他国を圧倒していました。
何故ドイツだけ技術が進歩したのか?その理由として、ナチスドイツは墜落したUFOを回収し、そこから宇宙人の技術を学んだという説があります。
事実、円盤型の航空機を開発していました。そこでこの記事では、ナチスドイツとUFO・宇宙人についてご紹介していきます。
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ナチスドイツが墜落したUFOを回収
第二次世界大戦における戦闘機といえばプロペラ機。
しかしナチスドイツは、ジェットエンジン搭載の戦闘機(メッサーシュミットMe262)を完成させ、1942年には配備していました。(下の画像参照)
その他の兵器においても、ドイツ製のものは一世代先を行っており、航空技術の面で他国を大きくリードしていたのは明らかです。
問題は、なぜナチスドイツだけ航空技術が進歩したのかということ。
その理由として噂されているのが、UFOの墜落事件。
1936年にドイツのシュバルツバルト、翌年にはポーランドの南西にUFOが墜落し、ナチスドイツが残骸を回収したと言われています。
シュバルツバルトのUFO墜落事件
1936年のある日、シュバルツバルトの近くにあるフライブルクという街の住民が大きな爆発音を聞きました。
地元警察が現場に急行。
そこで墜落したと思われる円盤型の物体を目撃します。
さらに物体の内部には宇宙人らしき生物の遺体があったとのこと。
ジャーナリストのヴァン・ヘルジングが報じたところによると、墜落したUFOの残骸はナチスがすべて回収したそうです。
残念ながらこの事件の証拠となるような写真はありません。
しかしながら、後に「回収したUFOの解体と研究について記した極秘文章を読んだ」と証言する学者が出現。
これにより、単なる噂に過ぎなかったシュバルツバルトのUFO墜落事件は、事実として受け止められるようになりました。
ちなみに、UFOの墜落事故としてもっとも有名なロズウェル事件が起こったのは1947年。
アメリカ軍が墜落したUFOの残骸を回収していますが、ナチスドイツは同じことを10年ほど前にやっていたわけで、ドイツの技術が先に進歩したのも納得できます。
なお、シュバルツバルトのUFO墜落事件については、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第10話)で詳しく紹介されています。
解体したUFOをもとに新しい推進装置を開発
第二次世界大戦で敗戦国となったドイツ。
当然、勝利国側はあらゆる文章、記録、情報を回収しました。
興味深いのは、その中の一つにシュバルツバルトに墜落したUFOのことが書かれた文章があったこと。
それによると、ナチスドイツは、回収したUFOを参考にして反重力の開発を行っていたそうです。
この開発に携わったのが、オーストリア人発明家のヴィクトル・シャウベルガー。
第二次世界大戦末期、シャウベルガーは吸引型の推進装置・リパルシンを発明しました。
ジェットエンジンは噴射の力によって物体を押し出しますが、リパルシンは前方の空気や水を吸引することで進む極めて画期的な推進装置。
このような推進装置を発明できたのも、シャウベルガーがUFOのリバースエンジニアリングに携わっていたからかもしれません。
なお、現在、シャウベルガーの孫がリパルシン装置の模型を保有しています。
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ナチスドイツが開発していたUFO型の飛行物体
墜落したUFOをリバースエンジニアリングしたと思われるナチスドイツ。
実際、現代の航空力学でも考えられないような、様々な形の航空機を研究・開発していました。
ハウニブー
ナチスドイツと宇宙人の関係を強く示唆するのが、ハウニブーと名付けられた円盤型航空機です。(上の写真)
ハウニブーの試作機が完成したのは1939年のこと。
直径25mでジェットエンジンは付いておらず、機体下部からプラスとマイナスの電子を発生させることで飛行したといいます。
あえてこのような形状を選んで研究していたわけですから、そこには何らかの理由があるはず。
私は、ナチスドイツが回収したUFOが円盤型であり、それを参考にして設計したからだと考えています。
ディグロッケ
「ナチスドイツがベル型の航空機を開発していた」という噂は1960年代からあります。
噂の出所は、「Morning of the Magicians」というSF小説。
小説では「釣鐘のような形状で反重力技術を用いて飛行し、翼やジェットエンジンはついていない」と表現されいます。
「あくまでも小説なので、実在はしていない」というのが主流の考え方。
しかしながら、一概にディグロッケの存在を否定しきれない一面もあります。
というのも、ヒトラーがインドの古文書に強い関心を持っていたから。
インドの古文書には、ヴィマーナという空を飛ぶ神の乗り物が複数登場します。
*インドの古文書に書かれているヴィマーナ
古文書にはヴィマーナの飛ぶ原理や内部構造が詳しく書かれており、なかにはディグロッケにそっくりな形状のものも。
つまり、ナチスはヴィマーナ=UFOと推測し、古文書の内容を参考に、ディグロッケを作った可能性があるのです。
そもそも、小説に登場するからといって、書かれていることがすべて架空の話だとは限りません。
ちなみに、ベル型は本来飛行に不向きな形状。(空気抵抗を受けやすいから)
このことから、ディグロッケをタイムマシンだと考える研究家もいます。
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フー・ファイター
第二次世界大戦末期、連合国(アメリカやソ連)は制空権を握り、ドイツを空爆していました。
すでにナチスドイツの主な空港は破壊されており、上がってくる迎撃機はごくわずかだったわけですが・・・
そんな時、フー・ファイターと呼ばれる不思議な飛行物体が、連合国側のパイロットによって度々目撃されるようになります。
フー・ファイターの外観は主に火の玉状。
攻撃はしてこないものの、フー・ファイターに遭遇すると故障が発生。
そのため当時から、「ナチスドイツの秘密兵器だ」と言われていました。
今日に至るまで、フー・ファイターが何であったのかは、解明されていません。
ただし、ナチスドイツが存在していた時期に西ヨーロッパで度々目撃されていた事実を考えると、機械を故障させる兵器だった可能性は大。
現代では球状のUFOが世界中で目撃されていますから、フー・ファイターはそれを参考に作られたのかもしれません。
なお、世界中で起きているUFOの目撃事件については、下の記事でまとめて紹介しています。
連れ去り・誘拐・墜落・目撃など、UFOや宇宙人に関する事件をまとめてご紹介
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ナチスドイツの技術が優れていた理由
ナチスドイツが他国に先んじて開発に成功したのはジェットエンジンだけではありません。
第二次世界大戦末期には弾道ミサイルを完成させており、イギリスを攻撃していたのです。
この弾道ミサイルはV-2と呼ばれ、後にNASAが宇宙ロケットに活用。
現在でも多くの国がV-2の技術を使ってロケットやミサイルを製造しています。
また、実戦には投入されませんでしたが、前述したリパルシンを搭載した潜水艦や、水銀を用いた推進装置等も開発中でした。
いずれも、当時の最先端技術。
そのような発想そのものが驚異的ですが、そこには二つの要素があったようです。
- ヒトラーは宇宙人の存在を信じていた
- 天才科学者フォンブラウンの登場
ヒトラーは宇宙人の存在を信じていた
ナチスの総統ヒトラーは、UFOの存在を強く信じていました。
しかも、UFOは古代から地球を訪れていて、その痕跡や技術が古代遺物に隠されていると考えていたようです。
そのため、ヒトラーは世界中から遺物を集めてまわる部隊(アーネンエルベ)を創設。
映画「レイダース 失われたアーク」で主人公をしつこく追いかけてくるナチスドイツは、このアーネンエルベという部隊がモチーフになっていると思われます。
また、ナチス内部にはブリル教会という組織がありました。
ブリル教会の教えは、「アーリア人(ドイツ民族)はアルデバラン星から来た宇宙人の末裔だ」というもの。
ナチスの幹部もブリル教会のメンバーになっており、このことから、ヒトラーを含む大勢のナチス党員が宇宙人の存在を信じていたことが分かります。
ちなみに、ナチスの象徴である鍵十字のマークは古代から世界中で使用されており、元々は宇宙に住む神々との繋がりを表したもの。
ヒトラーは神々を宇宙人と考え、自らも関わりを持とうとしていたようです。
天才科学者ヴェルナー・フォン・ブラウンの登場
ナチスドイツの航空機技術を大きく進展させたのが、科学者で自身もナチス党員だったヴェルナー・フォン・ブラウンです。
フォン・ブラウンはナチスドイツの弾道ミサイルV-2の開発者。
晩年、「なぜそんな技術を思いつくのか?」と質問されたフォンブラウンは、「宇宙人達の協力を得ているからだ」と冗談交じりに答えたそうです。
そんなフォンブラウンですが、ナチスドイツの敗戦が濃厚になると亡命を画策。
結果、大勢の研究チームを引き連れてアメリカに亡命しています。
亡命の際、フォンブラウンはあらゆる研究データを持っていったはず。
ペーパークリップ作戦と呼ばれるこの亡命劇は、アメリカの航空宇宙技術が発展するきっかけとなりました。
なお、亡命後のフォンブラウンはNASAの立ち上げに携わり、そのままそこに就職。
アポロ11号による月面着陸を成功させた他、宇宙ステーションや火星有人探査の案も出しています。
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まとめ
この記事では、ナチスドイツと宇宙人の関係をご紹介しました。
第二次世界大戦時の技術力から考えて、ナチスが宇宙人の技術を活用していた可能性は大。
おそらく、1936年にシュバルツバルトに墜落したUFOがそのきっかけだったのでしょう。
また、ヒトラー自身が宇宙人の存在を信じていたことや、天才科学者フォンブラウンが登場したのも要因。
敗戦時に多くの資料が燃やされてしまったために詳しいことは分かりませんが、ナチスが現代でも開発できないような技術を持っていた可能性は高いようです。
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