レンデルシャムの森事件(イギリスで最も有名なUFO目撃事例)を詳しく解説

UFOのイメージ 事件、連れ去り

UFO目撃事件といえばアメリカで起きたロズウェル事件が有名。

しかし、イギリスで起きたレンデルシャムの森事件も非常に有名です。

このUFO目撃事件では、複数の軍人がUFOを目撃したと証言。

さらには、公式な報告書も存在しています。

この記事では、そんなレンデルシャムの森事件を詳しく解説していきます。

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レンデルシャムの森で起きたUFO目撃事件とは

ベントウォーターズ基地

*ベントウォーターズアメリカ空軍基地

レンデルシャムの森事件とは、1980年にイギリスにあるベントウォーターズアメリカ空軍基地(現在は閉鎖)周辺で起きたUFO目撃事件のことをいいます。

この事件が特殊なのは、複数の軍人がUFOを目撃しているということ。

なかには実名を公表し、「UFOに触れた」と証言している人もいます。

つまり、売名のための嘘とは考えにくいということ。

残念ながら写真や動画は存在していませんが、軍人が証言しているという点において、非常に信ぴょう性の高いUFO目撃事件といえます。

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レンデルシャムの森事件の経緯

UFOのイメージ

*画像はイメージです。

レンデルシャムの森事件は、1980年12月27日(土曜日)午前0時過ぎから同月29日にかけて起きました。

UFOを目撃したと証言しているのは、チャールズ・ホルト中佐、憲兵ジョン・バロウズ、ジム・ペニストン軍曹の3人。

以下は、この3人の証言をもとに作成した事件の経緯です。

12月27日午前0時

1980年12月27日(土曜日)午前0時過ぎ、基地のレーダーが森の上空で飛行物体をとらえました。

さらに、警備兵が光る飛行物体を目撃。

これらを受けてチャールズ・ホルト中佐(当時、基地の副司令官)とその部下が、レンデルシャムの森に調査に向かいました。

レンデルシャムの森に着いたホルト中佐は調査を開始。

その際、基地との無線通信を録音していました。

以下はそのやり取りの一部です。

ホルト中佐「見えた。あれは何だ?

部下「分かりません

ホルト中佐「奇妙で小さな光だ。(物体までの距離は)数百メートルはありそうだ

この会話の直後、UFOは森に入り、木々を避けながら飛行したそうです。

ホルト中佐「近づいてきている。光が明るくなった。間違いない。こっちへ来るぞ。一体何なんだ。光線が地面を指している。信じられない

ホルト中佐が驚いていると、新たに白く輝く二つのUFOが出現。

先行して現れた赤いUFOと編隊を組んで基地上空へ移動し、光線で武器庫を照らした後、飛び去ったといいます。

なお、ホルト中佐の証言は、ドキュメンタリー番組「解禁!米政府UFO機密調査ファイル」(第5話)で詳しく紹介されています。

*「解禁!米政府UFO機密調査ファイル」はHuluで視聴可能です。

12月27日午前3時

基地の武器庫を照らしたUFOが飛び去ってから約3時間後、レンデルシャムの森に再びUFOが出現。

今度は基地の憲兵ジョン・バロウズとジム・ペニストン軍曹が調査に向かいました。

森に入った二人は、オレンジや白など様々な色に光るUFOを目撃。

詳しく調査しようと近付いたところ、UFOが光を照射。

そのせいでバロウズは気絶してしまったそうです。

次にバロウズが覚えているのは、ペニストンと二人で森を歩いて出ていくところ。

つまり、バロウズの記憶には欠落している部分があるわけです。

一方、ペニストンはこの時のことをはっきり覚えていて、「バロウズの姿が突然消えた」と証言しています。

また、ペニストンは、森に着陸したUFOを実際に触ってみたとのこと。

機体は黒色の三角型で、表面には象形文字のような物が刻まれていました。

興味を持ったペニストンが機体に触れたところ・・・

突然、頭の中に0と1から成るイメージのようなものが流れ込んできました。

その後、ペニストンも気絶したのか、覚えているのはやはり歩いて森から出ていくところだそうです。

なお、バロウズとペニストンの証言は、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第41話)で詳しく紹介されています。

*「古代の宇宙人」はHuluで視聴可能です。

12月28日

12月28日(日曜日)、アメリカ軍がUFOの着陸現場を改めて調査したところ、地面に3点の窪みがありました。(UFOが着陸時に出した脚の痕跡と思われる)

また、放射能測定を行ったところ、最高0.1ミリレントゲンのベータ/ガンマ量が検出されました。

自然界において、この放射線量は有り得ないレベル。

よって、UFOから放射線が出ていたと考えられます。

さらに、夜には前夜と同様の光を複数の兵士が目撃しています。

12月29日

12月29日にも「太陽のような光」が目撃されました。

その光は5つに分裂して姿を消しましたが、その直後、別の光る物体が出現。

この飛行物体は青・赤・緑色の光を放ちながら不規則に移動していたそうです。

また、飛行物体は楕円形から完全な円形に変形。

時折地上に光を放射していました。

このような行動を2〜3時間ほど続けた後、飛行物体は飛び去ったそうです。

その後

ホルト中佐は、レンデルシャムの森で起った一連の出来事を上官に報告。

数日後、「基地の外で起こったことは管轄外」という理由で、調査はあっさり打ち切られました。

この処置に納得できないホルト中佐は、イギリス国防省宛に報告書を提出。

それが下の画像です。

レンデルシャムの森事例の報告書

この報告書が1983年に制定された情報公開法によって一般公開され、一連の事件が明るみに出ました。(ゴシップ紙ニュース・オブ・ザ・ワールドの報道による)

これをきっかけに、「同じ日にUFOを目撃した」という地元住民からの証言が続出。

ホルト中佐の報告書の内容と目撃証言が一致しており、事件があったことは間違いありません。

また、バロウズとペニストンも報告書を作成。

ただし、上官から「宇宙人の存在を示すような記述をしてはならない」と釘を刺されたそうです。

さらに不思議なのは、バロウズのその後です。

バロウズが病院で検査を受けたところ、心臓と目に疾患が見つかりました。

バロウズは事件前まで健康体だっただけに、UFOに連れ去られたこととの関連性が疑われます。

なお、UFOの目撃事件については、下の記事でまとめて紹介しています。

連れ去り・誘拐・墜落・目撃など、UFOや宇宙人に関する事件をまとめてご紹介

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UFOに触れた時のイメージには意味があった

レンデルシャムの森でUFOに触れたペニストン軍曹。

彼は、UFOに触れた瞬間に浮かんだ0と1から成るイメージを手帳に書き記しました。

後年、ペニストン軍曹はコンピューター・プログラマーのニック・シスクに解読を依頼。

シスクが0と1の羅列を二進コードだと考えて解読したところ、下のような文章になったそうです。

(全12ページからなるペニストンの手帳のうち、前半の5ページ部分)

exploration humanity

520942532N

13131269W

conti

for planetary advan

何箇所か文字が足りない部分がありますが、意訳すると「人類の探求を惑星の発展の為に続ける」と解釈できます。

ペニストン軍曹が意図的に二進コードを書いたのじゃなければ、これは宇宙人からのメッセージ

UFOが光で地上や武器庫を照らしていたのも、宇宙人による探求の一環ということになります。

ここで注目すべきは、事件の舞台となったベントウォーターズアメリカ空軍基地には、当時、核ミサイルがあったということ。

しかも、ベントウォーターズアメリカ空軍基地で核ミサイルが保管されていたのは、UFOが光で照らした武器庫の地下。

実のところ、核ミサイルのある基地や原子力発電所の近くは、UFOの目撃情報が非常に多いのです。

このことから、宇宙人が核というものに高い関心を持っていることが分かります。

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メッセージの座標が示すのは幻の島ハイ・ブラジルか?

二進コードによる宇宙人からのメッセージには、「520942532N 13131269W」という文字列も含まれています。

これを座標と考えると、指し示すのは北大西洋のアイルランド沖。

アイルランド沖といえば、幻の島ハイ・ブラジルの噂がある場所です。

ハイ・ブラジルとは、数年に一度だけ出現すると言われている謎多き島。(一説によると7年おき)

7世紀の文献「フィーバルの息子ブランの冒険」にそれらしき記述がある他、16世紀頃までの海図には、はっきりと島が描かれています。(現代の海図には載っていない)

ハイ・ブラジル

また、17世紀以降は、「ハイ・ブラジルに行ってきた」と告白する者が続々と現れました。

彼らの話によると、

  • 島には高度な建築物がある
  • 魔法使いの老人が住んでいる
  • 大きくて黒いウサギがいる

とのこと。

真偽のほどは分かりませんが、UFOから受け取った座標がこのような不思議な島を示しているわけで、偶然の一致とは思えません。

ハイ・ブラジルはUFOの基地?

レンデルシャムの森事件と関連することで、一気に信ぴょう性がでてきたハイ・ブラジル島の存在。

今日までその存在が明確になっていない理由として、二つのことが考えられます。

一つは、島全体に光学迷彩が施されているということ。

光学迷彩とは、光を屈折させることで見えなくする技術です。

もう一つは、島自体が移動しているから。

本物の島ではなく巨大な船だと考えれば、なかなか見つからないのも当然です。

アイルランド沖で数年に一度のペースで目撃されるのは、そこがエネルギースポットになっており、何らかの補給を行っているからかも。

そんな技術が7世紀にすでにあったことになりますから、ハイ・ブラジルはUFOの基地であり、現在も宇宙人が住んでいる可能性があります

なお、ハイ・ブラジル島の伝説は、海外ドラマ「LOST」のモチーフになりました。

LOSTに宇宙人は登場しませんが、非常によくできたドラマであり、一大ブームを巻き起こしました。

まだ観ていない人はこれを機にどうぞ。

*「LOST」はゲオの宅配レンタルブルーレイ・DVDで視聴可能です。

まとめ

この記事では、イギリスのレンデルシャムの森で起きたUFO目撃事件についてご紹介しました。

この事件では、複数の軍人がUFOを目撃。

調査中の緊張感溢れて録音テープや、正式な軍の報告書が存在しており、1980年の12月に何かがレンデルシャムの森にいたことは確か。

その何かは基地の武器庫を光で照らし、森の地面に多量の放射線を残していきました。

また、ペニストン軍曹に二進コードのイメージを与え、ハイ・ブラジル島との関連も示しました。

以上のことを考えると、レンデルシャムの森で目撃された飛行物体がUFOだったことは間違いないでしょう。

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