エジプトのスフィンクスの謎をまとめて紹介!1万2千年以上前に宇宙人が造った?

エジプトのスフィンクスの謎をまとめて紹介!1万2千年以上前に宇宙人が造った? 古代の宇宙人

エジプト・ギザの大ピラミッドから800mのところにスフィンクスはあります。

一つの石灰岩を削って造られているこの像は東を向いていて、全長70m、高さ20m。

フランス人エンジニアのエミル・バレーズが11年かけて発掘しました。

世界一有名な一枚岩でできた石像といえますが、実のところ研究が十分とはいえず、多くの謎があるのです。

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スフィンクスの謎

スフィンクス

今回ご紹介するスフィンクスの謎は次の5つです。

  1. スフィンクスはもう一体ある?
  2. 夢の碑文に書かれていることは事実なのか?
  3. 造られた年代がはっきりしない
  4. 誰が何のために造ったのか?
  5. 体に対して頭が小さいのは何故か?

上記の謎にはそれぞれ通説があるものの、根拠が薄いものやしっかり検証されていないものばかり。

そして、これらの謎にしっかり向き合っていくと、宇宙人の関与が見えてくるのです。

謎1:スフィンクスはもう一体ある?

現像する古代エジプトの彫像や壁画をみると、そのほとんどが二つで一対となっています。

二つで一対は古代エジプトにおける常識。

スフィンクスももう一体ある可能性が高いのです。

実際、スフィンクスの前脚の間にある「夢の碑文」には、反対向きに鎮座する二体のスフィンクスが描かれています。

夢の碑文

では、もう一体のスフィンクスはどこにあるのか?

そもそも本当にもう一体あるのか?

この謎について、現在多くのエジプト学者の間で議論の的になっています。

謎2:夢の碑文の意味は?

スフィンクスを調べる上でとても重要なのが、前脚の間にある「夢の碑文」です。

夢の碑文には、古代エジプトの王の一人であるトトメス4世のことが書かれています。

本来、トトメス4世は王の正当な子ではなく、王位継承順位は下位の方でした。

では、王位継承順位の低いトトメス4世がなぜ王になれたのか?

これについて夢の碑文には、砂のなかに埋まっていたスフィンクスがトトメス4世の夢に出てきて、「私を砂から掘り出してくれれば、汝(トトメス4世)を王にする」と伝えたと書かれています。

これが事実ならば、スフィンクスを操ってトトメス4世に発掘を依頼し、後に王にまで押し上げた何者かがいたということ。

その何者かの正体はスフィンクスの謎の一つといえるでしょう。

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謎3:造られた年代がはっきりしない

定説では、スフィンクスは約4500年前にカフラー王によって造られたとされています。

その根拠は、夢の碑文にカフラー王の名前が出てくるから。

カフラー王はトトメス4世より古い(約1000年前の)王なので、「カフラー王が造ったことは間違いない」と言われています。

しかしながら、夢の碑文には、「私(スフィンクス)は、最初の時からここにいる」と書かれているのです。

古代エジプトで言う「最初の時」(ゼプテピともいう)とは、人類が地球に誕生した時代のこと。

創造主であるオシリスとイシスがピラミッド型の乗り物に乗ってエジプトにやってきた時だと解釈されています。

そして、古代エジプト人は、ピラミッド型の乗り物を模してベンベン石を作りました。(現代で目撃されているピラミッド型UFOと奇妙な一致がみられます)

常識で考えれば、造った王のことは碑文に明記されるはず。

にも関わらず、カフラー王の時代ではなく、最初の時から存在していたかのように書かれているわけですから、スフィンクスがいつ造られたのかは謎なのです。

謎4:誰が何のために造ったのか

スフィンクスは墓を守るために造られたという説が有力です。

大ピラミッド=王の墓と考えれば一通り説明がつくわけですが・・・

大ピラミッドからは王や王族の遺体は見つかっていません。

さらに、内部には何の装飾もなく、埋葬品もありません。

そのため、早稲田大学の吉村作治教授をはじめとする多くの学者が、「ピラミッドは王の墓ではない」と主張しています。

だとすると、スフィンクスは何を守っているのか?

そもそも、何かを守るというために造られたという解釈は正しいのか?

これもスフィンクスにまつわる謎の一つです。

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謎5:体に対して頭が小さい

スフィンクスはライオンの体に人間の頭を持った像です。

鼻の部分は欠損していますが、それ以外はかなり精巧に彫られていて、人間の顔だとはっきり分かるのですが・・・

胴体と頭のバランスをみると頭が小さ過ぎます

スフィンクス

古代エジプトの彫刻は均整のとれた美しいものばかりですが、スフィンクスに限っては明らかにアンバランスなのです。

他の像と比べてなぜこれほどまでにアンバランスなのでしょうか?

もう一体のスフィンクスがある場所とは

ギザ台地で発掘済みなのは、全体の30%未満。

未発掘の場所にスフィンクスが埋もれている可能性は十分にあります。

特に有力視されているのが、大ピラミッドの西側にある丘

今あるスフィンクスの背後に向けて線を伸ばしていった辺りです。

ここに西向きで埋まっていれば、夢の碑文に描かれた2体のスフィンクスと同じ配置になります。

もっとも、ここの丘はさほど高くはなく、もう一体のスフィンクスが見つかったとしても、落雷か何かで頭部が壊れた結果、低くなっている可能性があると言われています。

もう一体は火星にあるという説も

マイナーではありますが、もう一体のスフィンクスは火星に存在しているという説もあります。

その根拠となっているのが下の写真。

火星のスフィンクス

*出典:NASA

NASAの火星探査車が撮影したものですが、遠くに山と横を向いたスフィンクスのような岩が写っています。

仮にこの山を大ピラミッド、岩をスフィンクスと見立てた場合、その配置はギザ台地そのもの

岩が東向きであるという点もギザにあるスフィンクスと一致しています。

このことから、ギザ台地の大ピラミッドとスフィンクスは火星との繋がりを示すものだと考えられるのです。

事実、エジプトの首都カイロとは火星の意味。

また、古代シュメール文明の粘土板を解読したゼカリヤ・シッチンによると、「神アヌンナキは火星を中継してやってきた」と書かれているとのこと。

これらがすべて繋がっているとすれば、エジプトに伝わるオシリスとシュメールに伝わるアヌンナキは同一の生命体であり、火星と地球でスフィンクスを造ったということになります。

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スフィンクスが造られたのは定説よりも前

定説によると、スフィンクスが造られたのは今から4500年前。

しかし、地質学者のロバート・ショックがスフィンクスの周囲の壁を調査したところ、水による浸食の跡が見つかりました。(下の画像の赤い矢印の部分)

スフィンクス

4500年前のエジプトはすでにある程度乾燥しており、浸食が起こるほどの降雨はなかったはず。

このことからロバート・ショックは、「スフィンクスは定説よりも数千年ほど前に建てられた可能性がある」と主張しています。

また、作家のグラハム・ハンコックはスフィンクスが向いている方角に注目。

星の動きを逆算したところ、1万2千5百年前、スフィンクスの視線の先に獅子座があったことを突き止めました。

1万2千5百年前の地球は最終氷河期の末期。

急激に氷が溶けたことで、旧約聖書に出てくる大洪水が起こった時期だと考えられています。

以上を踏まえると、スフィンクスが造られたのは1万2千5百年前以上前ということになります。

だとすれば、「私は最初からここにいる」と彫られている夢の碑文は、スフィンクスが造られた年代を表すための物と考えられるのです。

エドガー・ケイシーは紀元前10490年と透視

エドガー・ケイシー

エドガー・ケイシーはもっとも有名な霊能力者であり、遠隔透視や人間の前世をみることができた人物です。

その的中率は非常に高く、本物の霊能力者だったと言われています。

1932年、エドガー・ケイシーは自分自身の前世を透視。

その結果、「(前世では)神官としてスフィンクスの建設に携わっていた」と述べています。

さらに彼は、「スフィンクスや大ピラミッドが造られたのは紀元前10490~10390年頃だ」と指摘。

つまり、約1万2千5百年前です。

なお、スフィンクスの建てられた時期が約1万2千5百年前だったという説は、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第80話)で紹介されています。

*「古代の宇宙人」はHuluで視聴できます。

スフィンクスはアヌビス神の形をしていた

エジプトにおいて死後の世界を象徴し、死者や墓地の守り神とされているのはアヌビス神です。

アヌビス神は犬の姿をしていますが、頭が違うだけで胴体はスフィンクスそっくり。

アヌビス神

しかもスフィンクスのようにアンバランスではなく、胴体と頭の均整が取れています。

また、カフラー王が建てたとされるピラミッドとスフィンクスを結ぶ線上には、オシリスシャフトと呼ばれる竪穴があります。

この竪穴の最下層には石棺があり、それがオシリスの墓だと言われています。

スフィンクスが神オシリスの墓を守っているのだとしたら、ライオンでは役不足。

死者や墓地の守り神であるアヌビス神の方が適任です。

以上のことから私は、当初、スフィンクスはアヌビス神の姿をしていたと考えています。

月日が経ち、風化や落雷によって頭部が大きく損傷したため、アヌビス神を擬人化して頭部だけ人間の顔に作り変えたのではないでしょうか。

この説なら、現在のスフィンクスの頭が小さいことに説明がつきます。

オシリスは宇宙人?

夢の碑文に書かれている最初の時(ゼプテピ)とは、神の一団が地上に現れた時のことを指します。

この一団の中には、オシリスやイシス、アヌビスがいました。

オシリスとイシス

興味深いのは、これらの神が、「ピラミッド型の乗り物に乗ってやってきた」と伝わっていること。

一般的な解釈では、神とは霊的な存在であり、乗り物など必要ないはず。

オシリスやイシス、アヌビスに乗り物が必要だったのは、宇宙人だったからではないでしょうか。

さらにいうと、ピラミッド型のUFOは現代でも大勢が目撃しています。

神は古代のエジプト人に様々な知識を授けたと言われていますから、大ピラミッドやスフィンクスの建設にも関与した可能性が。

特に大ピラミッドは「現代の技術をもってしても建てるのが難しい」わけで、宇宙人の技術が使われたとも考えられるのです。

なお、スフィンクス以外にも、宇宙人が関係していると思われる遺跡は沢山あります。

それらについては、下の記事にて一覧で紹介しています。

ピラミッドやモアイ像等、宇宙人・UFOと関係がある謎の古代文明の遺跡一覧

トトメス4世の孫アクエンアテンも宇宙人?

アクエンアテン王はトトメス4世の孫にあたる人物。

アクエンアテンは宗教改革を行い、多神教からアテン神のみを神とする一神教へと変えたことで有名です。

そのアクエンアテンには宇宙人説があります。

というのも、独特の容姿をしているから。

歴代の王はがっしりした体をしているのですが、アクエンアテンだけは細身でお腹だけがでています。

また、後頭部が異様に長いのも特徴。

こうした容姿が宇宙人グレイに似ていることから、「アクエンアテンは宇宙人だったかもしれないと指摘されている」のです。

祖父であるトトメス4世はスフィンクスの後押しで王になっており、そのスフィンクスがアヌビス神=宇宙人だとすれば・・・

アクエンアテンが宇宙人又は宇宙人と人間との混合種であったとしても不思議ではありません。

謎のまとめと答え

今回は、スフィンクスにまつわる謎を紹介しつつ、宇宙人が関与しているという観点から謎に対する答えをご紹介しました。

それをまとめると次のようになります。

謎1:スフィンクスはもう一体ある?

「ギザ台地の西側の丘で見つかる、又は、火星の岩がもう一体のスフィンクス」

謎2:夢の碑文の意味は?

「トトメス4世を王に押し上げた何者かの存在を示している、及び、スフィンクスが造られた年代を表している」

謎3:造られた年代は?

「1万2千5百年以上前」

謎4:誰が何のために造ったのか?

「後世の宇宙人が創造主オシリス(宇宙人)の墓を守るため造った。あるいは、地球と火星との繋がりを示すため」

謎5:体に対して頭が小さいのは何故?

「元々はアヌビス神の形をしていたが、後に人間の頭部の形に削られたから」

あくまでも仮説に過ぎませんが、スフィンクスの周囲の壁に水による浸食の跡があったり、1万2千5百年前の獅子座と目線がぴったりあったりすることは事実。

なので、定説が正しいとは言い切れないのです。
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