宇宙人とタイムトラベル、アクションはSF映画の三大人気テーマ。
トゥモロー・ウォーはこれらすべてを含みつつ、家族愛の要素もしっかり盛り込んでいます。
劇場公開されなかったため知名度は低いのですが、テンポの良いストーリー展開でなかなかの良作。
この記事では、そんな映画「トゥモロー・ウォー」のあらすじと見どころをご紹介します。
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宇宙人・UFOのおすすめ映画「トゥモロー・ウォー」の概要
「トゥモロー・ウォー」は、2021年にAmazonのPrime Videoにて配信開始となったSF映画です。
劇場公開されなかったのは、当時新型コロナウイルスによるパンデミックが起きていたから。
そのため、劇場での配給権を持っていたパラマウント・ピクチャーズが、Amazonに売却したという事情があります。
映画「トゥモロー・ウォー」の監督・脚本・キャスト
監督 | クリス・マッケイ |
脚本 | ザック・ディーン/ビル・ドゥビューク |
出演 | クリス・プラット(ダン・フォレスター役) |
イヴォンヌ・ストラホフスキー(ミューリ・フォレスター役) | |
ライアン・キエラ・アームストロング(ミューリ・フォレスター幼少期役) | |
ベティ・ギルピン(エミー・フォレスター役) | |
J・K・シモンズ(ジェームズ・フォレスター役) | |
サム・リチャードソン(チャーリー役) |
Amazonが配給権を持つ映画は予算が少なく駄作が多いのですが、「トゥモロー・ウォー」は元々劇場公開用に制作されたわけで、キャストは豪華です。
まず、主演は映画「ジュラシック・ワールド」シリーズでお馴染みのクリス・プラット。
たくましい身体つきをしており、アクションシーンのある映画にはぴったり。
実際、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズや「パッセンジャー」などにも出演しています。
ヒロインのイヴォンヌ・ストラホフスキーは、主にドラマの方で活躍。
代表作には「24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ」や「デクスター 〜警察官は殺人鬼」があります。
そして主人公の父親を演じるのが J・K・シモンズ。
日本でいうところの小日向文世のような存在で、悪役から愛情深い優しい役まで幅広くこなすバイプレーヤーです。
そのため多く映画に出演しており、代表作には「ジャスティス・リーグ」や「ターミネーター:新起動/ジェニシス」等があります。
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映画「トゥモロー・ウォー」のあらすじ
2022年、カタールで開催されたサッカーワールドカップの試合中に、突如として人間が出現します。
彼らは兵士の格好をしており、30年後の未来からやってきたとのこと。
30年後の未来は宇宙人である「ホワイトスパイク」からの侵略を受けており、人類は絶滅の危機にあると告げます。
そして、彼らが2022年にやってきたのは、宇宙人との戦争で不足している兵士と物資を調達するためでした。
この要請を受けて2022年の世界各国では徴兵が行われるようになります。
元軍人で研究所への転職に失敗したばかりの生物学教師・ダン・フォレスターも徴兵された一人。
生還率が低いことを理由に逃亡を考えたダンは、確執がもとで疎遠になっていた父に逃亡の協力を求めにいきますが、口論となってしまい逃亡を断念。
結果、2022年に妻と娘を残して未来での戦争に向かう決意をします。
こうして2051年の戦地にやってきたダンは、大佐として指揮を執る娘ミューリと再会。
人類が滅亡寸前であると語るミューリ。
と同時に、宇宙人に効く毒物の開発が唯一の希望であり、完成には宇宙人のメスを捕獲する必要があるといいます。
程なくしてメスの捕獲に成功し、それを使って毒物を完成させたミューリとダンでしたが、直後にメスを奪い返しに宇宙人の大群が押し寄せてきて・・・
この時点ですでにクライマックスを迎えたかのような展開ですが、実はまだまだ中盤。
舞台を2022年に戻し、物語は続いていくのです。
なお、映画「トゥモロー・ウォー」は、ゲオの宅配レンタルDVD・ブルーレイで視聴可能です。
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映画「トゥモロー・ウォー」の見どころ
映画「トゥモロー・ウォー」の見どころは、テンポの良さにあります。
アクションシーンと家族愛を語るシーンを何度も繰り返しながら、未来人の出現から反抗作戦、そして結末まで一気に駆け抜けていく印象。
本来ならば三部作として制作しても良いくらいの内容なのでやや勿体ない気もしますが、だからこそ全編が見どころといえるほどの良いテンポに仕上がっています。
また、主要キャラクターかと思われた人物がわりとあっさり戦死するのも意外性があって面白いところ。
主要キャラクターは生き残りやすいという脚本上の都合は関係ありません。
死に際のシーンが淡泊に描かれているため泣けるような展開にはならないのですが、これも本作の展開の良さを証明しています。
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宇宙人存在の証拠は氷の下や海底から見つかる?
映画「トゥモロー・ウォー」の終盤では、宇宙人が大昔に地球に来ており、ロシアの氷河の下で冷凍状態にあったことが判明します。
映画「インディペンデンス・デイ」のように巨大UFOがいきなりやってくることをイメージしていた視聴者にとってはやや肩透かしな設定ですが、これは非常にリアリティがあります。
というのも、地球には太古の昔に地上だったものの、その後に氷に覆われたり海に沈んだりした場所が複数あるから。
しかも、そのような場所に限って、超古代文明の噂があります。
仮に超古代文明が本当に存在するとなれば、その文明が栄えたのはエジプトやシュメールよりはるかに前。
そんな時代に高度な知識や技術が存在した記録はなく、知識を有する宇宙人が古代人に指示して文明を発展させた可能性が浮上するのです。
南極の氷の下
かつての南極大陸は温暖な気候であり、生物がいました。
そして、現在の南極にはピラミッドなどの遺跡があり、軍が極秘に調査しているとの噂も。
仮にこの噂が事実ならば、南極には軍が隠蔽しなければならないほどの古代遺跡が存在していることになり、このことから単なる古代文明の痕跡ではないと思われます。
つまり、宇宙人が古代文明の発展を促した証拠が残っているかもしれないのです。
ちなみに、ナチスドイツのヒトラー総統は、南極に宇宙人の遺物があると考えていたようです。
というのも、ヒトラー総統は宇宙人の存在を信じていて、南極を含む世界各地に部隊を派遣し、古代の遺物を集めていたから。
古代の遺物には宇宙人の技術が詰まっていると考え、それを学んで軍事利用しようとしていたと考えられます。
実際、ナチスドイツの技術力は他国を圧倒しており、ナチスドイツだけがそこまで技術を高められた合理的な説明はできていません。
また、第二次世界大戦後には、アメリカが南極に大規模な調査隊を派遣しました。
4,700名もの人員が投じられたこの調査の作戦名はハイジャンプ作戦。
その作戦中、海中からUFOが出現し、米軍が攻撃を受けたと言われています。
ナチスドイツにしろアメリカにしろ、戦争前後の大変な時期にわざわざ南極に調査隊を送っているわけで、それを考えると、南極には宇宙人の痕跡どころか、現在稼働中の宇宙人の基地があるのかもしれません。
マッキンリー山の地下
アメリカのアラスカ州にあるマッキンリー山は、地下に巨大なピラミッドがあると噂されている場所です。
事の発端は、1992年5月21日に中国が地下で核実験を実施したこと。
アメリカはこの実験の衝撃波を計測していたのですが、その際、マッキンリー山の地下に何らかの構造があることを発見したといわれています。
そしてその6ヶ月後、地元のニュース番組がマッキンリー山の南西の地下で巨大なピラミッドが見つかったと報道。
番組の制作側は情報源を明かしませんでしたが、ジャーナリストのリンダ・ハウが調べたところ、父親がマッキンリーの地下で働いていたという匿名の男性が見つかりました。
その情報提供者によると、アラスカの地下には秘密のピラミッドがあり、地上からエレベーターで向かえる仕組みになっているとのこと。
情報提供者の父親は、このピラミッドが放出しているエネルギーを解明する仕事をしていたそうです。
前述した南極の事例と同じく、古代遺跡の存在が隠されているわけで、そこに宇宙人の存在が垣間見えます。
なお、アラスカ州はUFOの多発地帯。
元海軍の男性を含む住民の多くが、UFOを目撃しています。
与那国島近海の海底
与那国島近海の海底には、巨大石造建築物と思える地形があります。
石をほぼ直角に削って作った階段や通路があり、全体では階段状ピラミッドのように見えるのです。
主流の考古学者は海流によって石が浸食されてできた地形だと主張していますが、琉球大学の木村政昭名誉教授によると、巨石には工具で削ったような跡があるとのこと。
そこが地上だったのは数千年以上前ですから、仮に人工物だとすれば、シュメール文明以前の古代文明ということになり、歴史的な大発見。
南極やマッキンリー山の事例と同様に、時代にそぐわない知識を持った何者かがいたことになります。
映画「トゥモロー・ウォー」のように宇宙人が眠っているとは思いませんが、詳しく調査すれば文字や未知の技術は見つかるかもしれません。
まとめ
この記事では、映画「トゥモロー・ウォー」についてご紹介しました。
映画「トゥモロー・ウォー」には、宇宙人、タイムスリップ、アクション、家族愛という4要素が詰まっています。
視聴し終えた後、「3部作で制作してほしかった」と思えるほどの壮大なストーリー。
それを約2時間に詰め込んでいるため、非常にテンポよくすすんでいきます。
「SF映画をサクっと楽しみたい」という時にはうってつけの作品なので、これを機に是非視聴してみてください。
なお、その他の宇宙人・UFO関連のおすすめ映画は、下の記事でまとめてご紹介しています。
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