宇宙人・UFOのおすすめ映画⑮「テラフォーマーズ」のあらすじと見どころを紹介

宇宙人・UFOのおすすめ映画⑮「テラフォーマーズ」のあらすじと見どころを紹介 宇宙人・UFOの映画

大ヒット漫画「テラフォーマーズ」の実写版となるのが映画「テラフォーマーズ」です。

「インターステラー」の製作チームが製作しただけあって、SF映画としてよく出来ています。

また、実際の火星移住計画も踏まえて作られているのも高評価。

この記事では、そんな映画「テラフォーマーズ」のあらすじと見どころをご紹介します。

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宇宙人・UFOのおすすめ映画「テラフォーマーズ」の概要

火星

映画「テラフォーマーズ」は、原作漫画をもとに作られました。

火星への移住計画が大きなテーマとなっており、そこに宇宙人の古代遺跡や政治、アクション等の要素が巧みに盛り込まれています。

原作の漫画は2013年版「このマンガがすごい!」オトコ編で1位を獲得

さらに「書店員が選んだおすすめコミック2013」で2位となるなど、大ヒットを記録しています。

映画「テラフォーマーズ」の監督・脚本・キャスト

監督 三池崇史
脚本 中島かずき
出演 伊藤英明(小町小吉役)
武井咲(秋田奈々緒役)
山下智久(武藤仁役)
山田孝之(蛭間一郎役)

映画「テラフォーマーズ」の監督を務めた三池崇史は、バイオレンスを描くことに定評があります。(代表作は「着信アリ」)

原作の「テラフォーマーズ」は主要と思えるキャラクターがどんどん亡くなっていくのが特徴。

実際、映画「テラフォーマーズ」でも登場人物が相次いで惨殺されるので、三池崇史の真骨頂といえます。

映画「テラフォーマーズ」のあらすじ

映画「テラフォーマーズ」は、火星で繫殖・進化したゴキブリと、特殊な手術を施された人間との戦いを描いた作品です。

人口増加が深刻な問題となった日本は、火星への移住計画に着手。

火星の気温を上げて生物が暮らせる環境をつくるために、ゴキブリを放ちました。

しかし、ゴキブリが予想を遥かに超えて進化。

「テラフォーマーズ」と呼ばれる人型の生物となってしまいます。

事の重大性を把握した日本は、「テラフォーマーズ」の駆除を決定。

2599年、特殊な手術により超人的な能力を身に着けたメンバー15人を火星に送り込みます。

火星に到着するなりすぐに「テラフォーマーズ」からの襲撃を受けるメンバー達。

特殊能力を駆使して応戦するものの、「テラフォーマーズ」は圧倒的な戦闘能力を持っていて・・・

これが映画「テラフォーマーズ」のあらすじ。

原作漫画の「バグズ2号編」をベースとしていますが、乗組員や国籍に改変があります。

なお、映画「テラフォーマーズ」は、ゲオの宅配レンタルDVD・ブルーレイで視聴可能。

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映画「テラフォーマーズ」の見どころ

映画「テラフォーマーズ」の見どころは、ゴキブリ宇宙人「テラフォーマーズ」のグロテスクさです。

原作漫画通り、進化したゴキブリ達は筋骨隆々。

パワー、スピード、耐久性といずれも人間を凌駕しており、特殊手術を受けた人間よりもスペックは上です。

そんなゴキブリが大群で攻めてくるシーンは、SFアクションというよりホラー的な怖さがあります。

原作のバイオレンス性が映画でもよく表現されている上に、ゴキブリという不気味さが加わるため、視聴中はハラハラドキドキの連続なのです。

また、「何として生き延びろ」というメッセージ性があるのもこの映画の良いところ。

惨殺シーンが多い一方で、中盤以降は生きるために必死にもがく人間の姿が印象的です。

原作ファンからの評価はイマイチ・・・

「テラフォーマーズ」の世界を映画で初めて知った人の口コミをみると、平均以上の高評価となっています。

一方、原作ファンの口コミをみると、低評価が大半。

その主な理由は次の通りです。

  • CGが陳腐
  • 変身した人間の姿が仮面ライダーレベル
  • キャラ設定が改変され過ぎ
  • ヒューマンドラマからアクション、陰謀まで要素を詰め込み過ぎ

原作の「テラフォーマーズ」はアクション満載。

漫画だけに特殊能力を得た人間とゴキブリのバトルシーンは派手です。

これを実写映画で表現するにはCGが欠かせないわけですが・・・

おそらく予算の都合だと思われますが、CGの面でケチった印象を受けるのは事実。

これは特殊メイクにもいえることで、変身した人間の姿にリアリティがなく、被り物感がでてしまっています。

また、キャラクター設定の改変も不評の原因といえます。

漫画を映画化した作品は多数ありますが、キャラクター設定の改変を行ったものは酷評されがち。

残念ながら映画「テラフォーマーズ」もこのパターンに当てはまってしまっています。

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実際の火星移住計画との関連性

映画「テラフォーマーズ」は単にSFアクション映画というだけでなく、現実世界でいずれ実行されるであろう火星移住計画の問題点をしっかりと踏まえて作られています。

火星は人類の最有力移住候補地ですが、大気が薄いという大きな問題があります。

大気が薄いということは、大気圏内で宇宙からの飛来物に対して摩擦熱が生じにくく、そのまま地上に落下してしまう可能性が大。

また、最高気温は赤道付近でも20℃ほどしかなく、夜間は‐70℃くらいまで下がります。

この寒暖差で農作物を育てるのは困難なので、仮に火星で生活を始めたとしても、すぐに食料が枯渇してしまいます。

そのため、まずは火星の大気を濃くして地表の温度を上げることが大事。

映画「テラフォーマーズ」において火星にゴキブリが放たれたのも、この火星の温暖化を狙ってのことです。

ちなみに、現実世界では、極地方にあるドライアイスを溶かして二酸化炭素の層を厚くすることが検討されています。

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テラフォーマーズには火星の古代遺跡が登場する

「テラフォーマーズ」の原作漫画では、火星で古代遺跡が見つかります。

つまり、はるか昔の火星には宇宙人がいたという設定なのですが、現実世界でもその可能性はあります。

まず、太古の火星には地表に水があり、地球と似たような環境でした。

何らかの理由で大気の層が吹き飛んだために現在のような荒涼とした地表になったようですが、地下や極地方には氷の状態で水があると考えられています。

実際、火星の地表には水が流れた跡があり、生物がいた(あるいは今もいる)としても不思議ではありません。

次に、火星のシドニア地区を撮影した写真には、人面岩や五角形のピラミッドが写っていました。

NASAによると「日光の当たり具合によって人工物に見えただけ」とのことですが、2025年2月時点で火星で稼働しているのはNASAの探査機だけ。

事実を隠蔽しようと思えばいくらでもできるわけで、本当のところは分かっていません。

最後に、人間の体内時計が地球の自転周期より火星の自転周期に近いという事実も気になるところです。

人間が地球上で自然に進化した生物なら、その体内時計は地球の自転周期とぴったり一致してもいいはずなのですが・・・

それが火星の自転周期に近いということを考えると、人類の祖先は火星からやってきた宇宙人だったのかもしれません。

火星で撮影された不可思議な写真

NASAの火星探査機が撮影した写真には、いまでも火星に宇宙人がいることを示すかのようなものがいくつかあります。

たとえば下の写真。

火星の人影

*提供:NASA

火星探査機が足元を写したものですが、その影をみると人型の何者かが写っているように見えます。

この写真はNASAから提供されたものなので、加工や修正はなし。

人影が写り込んでいる写真など本来なら世に出してはいけないはずですが、NASAがうっかり見落としてしまったのでしょう。

さらに、次の写真にはUFOらしきものが写っています。

火星のUFO

火星のUFO2

これはNASAの火星探査機が撮影した画像を、UFO研究家のカルロス・クレメンテが鮮明にしたもの

俗にアダムスキー型と呼ばれるUFOが火星上空を飛行しているようにみえます。

そもそも、NASAの宇宙飛行士たちは宇宙空間でUFOを度々目撃しているので、火星上空をUFOが飛行していても特に不思議ではありません。

これらの写真は現在の火星に宇宙人がいることを示しており、となれば、はるか昔に火星で暮らし古代遺跡をつくった可能性もあります。

人類の火星移住はいつになる?

映画「テラフォーマーズ」においてゴキブリが進化してしまったのは、人類が火星移住を計画したことがきっかけ。

現実世界でも火星移住を目標に、少しずつ準備が進められています。

温暖化や人口増加などを理由に、地球の環境が居住に適さなくなるのは時間の問題ですから、火星移住計画は非常に重要なのですが・・・

実際に火星に移住できるのは、早くても数百年後だと言われています。

これはもちろん、火星を大気で満たすのに時間がかかるから。

映画「テラフォーマーズ」のようにゴキブリを使うかどうかは別としても、何らかの方法で大気を厚くして地表を温めなければなりません。

それによって氷が溶けて地表に海ができるまでに長い年月がかかると言われています。

火星移住計画の現在地

火星移住計画の現在地はというと、まだまだ始まったばかり。

NASAは2035年頃を目安に火星への初の有人飛行を計画していますが、帰還する手段がなく、火星に行った宇宙飛行士たちはそこで一生を終えることになります。

そのため、有人飛行に先立ってロボットが送り込まれ、居住区や農作物栽培用の建物をつくることが計画されています。

現在は探査機によって上記に必要なデータを集めている状況なのです。

まとめ

この記事では、映画「テラフォーマーズ」についてご紹介しました。

原作ファンからの評価はイマイチですが、原作を知らない人であれば十分に楽しめるはず。

火星への移住計画は現実世界でも準備がすすんでいることなので、人類の近未来をイメージしながら視聴すると、より一層楽しめることでしょう。

なお、宇宙人・UFO関連のおすすめ映画は、下の記事でまとめて紹介しています。

宇宙人・UFO関連のおすすめ映画一覧!あらすじやキャスト、見どころを紹介

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