世界遺産カラル遺跡はプレアデス星団から来た宇宙人ビラコチャによって繫栄した?

カラル遺跡 古代の宇宙人

学生時代に習った歴史が一つの発見によって間違いだったと判明するのはよくある話。

南米ペルーにある世界遺産カラル遺跡もその一例です。

そればかりか、カラル遺跡はプレアデス星団との繋がりが深く、宇宙人の関与をうかがわせる痕跡すらあります。

この記事では、そんなカラル遺跡についてご紹介します。

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世界遺産カラル遺跡とは

カラル遺跡

カラル遺跡とは、南米ペルーの首都リマから北へ200kmほど行った辺りにある古代都市の遺跡のことであり、2009年にユネスコの世界遺産リストに登録されています。

そこはスーペ谷と呼ばれる谷がある場所で、1905年に遺跡の一部が発見されたものの、当時は比較的新しい遺跡だと思われていたため、考古学界ではほとんど無名の存在でした。

しかし、1994年に古学者のルース・シェイディが、同所で神殿建造物群、円形劇場、近隣の住居群を発見。

さらに1999年には、草で編まれた袋が出土しました。

それを放射性炭素年代測定にかけたところ、カラル遺跡がつくられたのは紀元前2627年以前であることが判明。

紀元前3000年頃の南米には文明はなかったというそれまでの定説を覆したわけで、カラル遺跡は一気に注目の的となったのです。

ちなみに、カラル遺跡の発掘はまだ半分も終わっておらず、年代が確定していない遺跡の最古層からは、さらに古い年代を示す出土品が出る可能性もあります。

カラル遺跡の構造

カラル遺跡の北側には、10階建ての階段状ピラミッドがあり、神殿だと考えられています。

この神殿はカラル遺跡最大の建築物で、高さは27m、面積は2万㎡もあります。

一方、南側には円形の競技場らしきものがあり、何らかの競技が行われていた模様。

そして神殿と競技場の中間には、中小のピラミッドが複数建てられています。

また、カラルを含むスーペ谷一帯には、80km2 の範囲で19もの神殿が存在。

カラル自体の収容人数は3,000人ほどですが、スーペ谷一帯で計算すると最大で20,000人も収容できました

この人数は、当時の都市としてはかなり大規模。

つまり、スーペ谷一帯には、カラルを中心とした文明が栄えていたわけです。

カラル文明はメソポタミアやエジプト並みに古い

カラルに定住者がいたのは紀元前3000年頃から紀元前2000年頃の間だと考えられています。

この時代、エジプトではジェセル王の階段ピラミッドが建設中でした。

また、メソポタミアではジッグラトと呼ばれるレンガ作りの階段ピラミッドが建てられはじめた頃。

カラル遺跡の神殿は上記二つと比べて遜色なく、同程度かそれ以上の建築技術を持っていたことが分かります。

カラル文明は高度な知識を持っていた

カラル遺跡からはアボカドやインゲン豆、カボチャ、サツマイモ、トウガラシ、トウモロコシ、綿などが発見されており、農業が発展していたことが分かります。

また、魚の骨や貝殻が発見されていることから、沿岸部にあった別の文明と交易を行っていたと考えられます。

他方、武器や城壁のようなものは一切出土しておらず、極めて平和な社会だったとも言われています。

なお、カラル遺跡に関しては、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第152話)で詳しく紹介されています。

*「古代の宇宙人」はHuluで視聴可能です。

カラル文明では神ビラコチャが信仰されていた?

ビラコチャ

2003年、カラル遺跡のそばから人工物の破片が出土し、それには両手に杖のような物を持った神が描かれていました。

これはプレ・インカ期のティアワナコ遺跡にある太陽の門に彫られた神ビラコチャと同じモチーフ。

つまり、インカ人が神として崇めたビラコチャは、それより4千年程前のカラル文明においても崇められていたわけです。

ここで気になるのは、ビラコチャとは何者だったのか?ということ。

ペルーやボリビアの伝承によると、ビラコチャは人間に農業や建築、数学、天文学、医学等を教えた人物。

鳥のような頭をしていて、空からやってきたそうです。

仮にビラコチャが霊的な存在や偶像だったとすれば、「突然目の前に現れた」という表現にした方が神秘的。

容姿にしても、鳥のような頭ではなく、もっと神々しい表現はいくらでもあります。

にも関わらず、「鳥のような頭をしていて、空からやってきた」と伝わっていることから、私はビラコチャには実体があり、実際に鳥のような頭をして空を飛べたと考えています。

ビラコチャらしき神のモチーフは世界中でみられる

ビラコチャは両手に杖(棒状のもの)を持っています。

不思議なのは、同じように両手に杖を持つ神の記録が世界中にあること。

なおかつ、翼を持っているという点も、ほとんどの神に共通しています。

たとえばメソポタミア文明の神アヌンナキ、インドの神ガルーダ、アメリカの精霊カチナなどです。

これらの神が単なる空想上の存在であるなら、なぜ容姿が似ているのか?

実体を持つ同一の存在が世界中で目撃されていたのではないか?

そう考えると、ビラコチャが南米だけでなく、世界中に知識を広めて回っていたと考えられるのです。

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ビラコチャはプレアデス星団から来た宇宙人?

プレアデス星団

前述したように、ビラコチャは世界中に知識を広めて回ったと考えられます。

しかし、高速かつ安全な移動手段がなかったはずの時代に、ビラコチャはどうやって世界中を旅して回ったのでしょうか?

これについて私は、「空からやってきた」という伝承があるように、ビラコチャは飛ぶことができた、すなわち宇宙人だったのではないかと考えています。

カラル遺跡の建物の配置はプレアデス星団を型取っている

ビラコチャ宇宙人説の根拠は、カラル遺跡にあるピラミッドの配置が、プレアデス星団の星の位置と一致しているという点です。

北側にある神殿と南側の競技場は該当しませんが、その中間にある主なピラミッドの配置は、プレアデス星団をかたどっています。

カラルの人々はビラコチャを崇めていたと思われるので、建物の配置もビラコチャに関係しているはず。

それがプレアデス星団を表しているとなれば、ビラコチャはプレアデス星団からやってきた宇宙人だったと考えるのが妥当ではないでしょうか。

プレアデス星団をかたどった遺跡は世界中にある

プレアデス星団をかたどった遺跡はカラルだけではありません。

イギリスのウインターボーンストーク古墳、イタリア領サルデーニャ島のヌラーゲ(通称巨人の墓)群、アメリカ・ニューメキシコ州のチャコキャニオン、グアテマラ・ティカル遺跡のピラミッド群等々・・・

上記はすべてプレアデス星団をかたどって建物が配置されており、この点においてカラル遺跡と同一のコンセプト。

おそらく、ビラコチャ(宇宙人)はこれらの場所にも行き、知識や技術を広めたのでしょう。

ちなみに、南米では「宇宙人はいる」という考え方が主流。

南米の各国政府は、本気でUFOを調査しています。

日本人は宇宙人ときくとすぐにオカルトだと決めがちですが、その考え方は南米の人々には通用しません。

なお、宇宙人が建造に携わったと思われる謎の遺跡はいくつもあり、下の記事でまとめて紹介しています。

ピラミッドやモアイ像等、宇宙人・UFOと関係がある謎の古代文明の遺跡一覧

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インカのマチュピチュやサクサイワマンは宇宙人が造った?

マチュピチュ

マチュピチュやサクサイワマンの石造建築物は、14~16世紀頃にインカの人々が造ったというのが現在の定説。

しかし、16世紀に征服にやってきたスペイン人に対してインカ人は、「これらの建築物は自分たちが来る前から存在していた」と答えています。

また、現地には「建築物はインカ人が定住する以前からあった」という話が伝わっています。

これらの話が事実ならば、マチュピチュやサクサイワマンを造ったのはインカ人ではなかったことになり、カラル文明の時代に宇宙人の協力を得て造られた可能性が浮上します。

その根拠の一つがサクサイワマン遺跡につかわれている石です。

サクサイワマン遺跡

ご覧の通り、石が複雑な形にカットされており、それぞれがぴったりと組み合わさっています。

石をこのように加工するのは、現代においても非常に困難なこと。

それが14~16世紀のインカ人に出来たとは到底思えず、人間以外の誰か又はその誰かから極めて高度な技術を教わった人間が造ったと考えられます。

実際、現地では「ナイランプという名の翼を持った人物が造った」という伝承があります。

翼があったということから考えれば、このナイランプとはビラコチャのことであり、つまりは宇宙人だったのでしょう。

また、宇宙人には反重力の技術があると思われ、それを使えば巨石を動かすことも容易だったはず。

そうなると、マチュピチュのような高地に建築物がつくられたことに一定の説明がつきます。

このように考えると、現在インカ人が造ったとされている遺跡の多くは、もっと昔に人間ではない者によって造られたと思えてくるのです。

ナスカの地上絵はビラコチャの指示でつくられた

ナスカの地上絵

ナスカの地上絵は、神であるビラコチャがつくるように指示したと伝わっています。

ナスカの地上絵が描かれたのはカラルの時代から2000年以上経ってから。

ただし、カラル遺跡にも人間らしき者の横顔を描いた地上絵があります。

また、昨今の研究により、ナスカの地上絵と似たものが世界中にあることが判明。

なかでもヨーロッパにある地上絵の一つは両手に杖を持つ神の姿が描かれており、太陽の門に彫られたビラコチャにそっくりです。

以上のことから、ビラコチャ(宇宙人)は世界中に知識と技術を広めて回りつつ、何らかの意図をもって地上絵を書かせていたと考えられます。

なお、ナスカの地上絵とビラコチャに関しては、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第50話)で詳しく紹介されています。

*「古代の宇宙人」はHuluで視聴できます。

まとめ

この記事では、南米ペルーにある世界遺産カラル遺跡についてご紹介しました。

カラルは高度な技術を持った文明で、紀元前3,000年頃にはすでにあったと思われます。

そこで崇められていたのは、ビラコチャという神であり、その正体は、おそらくプレアデス星団からやってきた宇宙人でしょう。

また、ビラコチャ(宇宙人)は世界中に知識と技術を広めたと思われ、この点において今日の人類の発展は宇宙人のおかげといえそうです。

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