近年、UFOの目撃事例が相次いでいますが、その形状や種類は様々。
代表的なところでは、円盤型、棒状の葉巻型、ピラミッド型、ベル型、光の球状などがあります。
また、これらのUFOには共通する部分とそれぞれに異なる部分があります。
この記事では、こうしたUFOの形状、種類、特徴についてご紹介していきます。
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目撃されたUFOには様々な形状・種類がある
UFOと聞いて多くの人が思い浮かべるのが円盤型。
しかし、UFOの目撃事例を調べると、円盤型以外にも様々な形状・種類があることが分かります。
UFOの種類・形状1:円盤型
UFO=円盤型というイメージが定着したのは、1940年代。
ケネス・アーノルドというアメリカ人による目撃事件がきっかけです。
1947年の6月24日、ケネス・アーノルドはワシントン州のレーニア山の付近を自家用飛行機で飛んでいました。
高度2,900メートルあたりを自家用飛行機で飛んでいた時、高速で飛行する9個の奇妙な物体を目撃。
下の画像はこの事件を報じた当時の新聞記事です。
さらに7月6日には、日刊紙の記者であったデビッド・ジョンソが、同じレーニア山付近で「不規則な動きをする黒い円型の物体」を目撃。
同時刻、付近の空港にいた職員やユナイテッド航空の機長も同様の物体を目撃しています。
後の記者会見でケネス・アーノルドは「水面をはねるコーヒー皿のような飛び方をしていた」と証言。
この証言が「コーヒー皿のような物体だった」と誤って伝えられた結果、「空飛ぶ円盤(フライング・ソーサー)」という言葉ができました。
この事件以降、アメリカでUFOの目撃報告が多発。
二週間後にはかの有名なロズウェル事件も起きています。
もっとも、円盤型の不思議な物体はケネス・アーノルドの事件以前から目撃されていました。
例えば日本。
1803年、常陸国鹿島郡の海岸(現在の茨城県神栖市波崎舎利浜)に円盤型UFOのような形をした物体が漂着。(うつろ船と呼ばれている)
物体の内部から何らかの箱を持った美しい女性が出てきたという逸話が残っています。
なお、ケネス・アーノルドの円盤型UFO目撃事件に関しては、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第114話)で紹介されています。
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UFOの種類・形状2:棒状葉巻型
円盤型に次いで有名なのが、棒状葉巻型のUFO。
1870年にワシントン山の上空を飛ぶところを目撃されています。
2004年には米軍の戦闘機が赤外線カメラで撮影に成功。
後にチックタックと名付けられ、アメリカ国防総省が動画を一般公開しました。
また、日本の航空自衛隊に所属する複数のパイロットも棒状葉巻型のUFOを目撃している模様。
なかには、飛行中に葉巻型UFOと遭遇し、機体の制御がきかなくなるといった体験をしたパイロットもいたそうです。
これらのことは、元航空自衛隊員の佐藤守が語っています。
UFOの種類・形状3:ピラミッド型
円盤型や棒状葉巻型と比べて目撃事例が少ないのがピラミッド型のUFO。
ただし、ピラミッド型UFOの飛行原理を解明する手掛かりは存在しています。
その手掛かりとは、発明家ジョー・パーが行った実験。
彼はピラミッドの模型を遠心分離機の上に置き、交流磁場の中で回転させるという実験を行いました。
すると、ピラミッドの周りに特殊な球状のエネルギー場が発生。
このエネルギー場はあらゆる電磁放射線を防いだといいます。
さらに、ジョー・パーは「エネルギー場の中でピラミッドの模型が宙に浮いた」とも語っています。
残念ながらこの現象が起こる理由は解明できていませんが、ピラミッド型UFOがこれに近い方法で機体を浮遊させている可能性はあります。
UFOの種類・形状4:ベル型
比較的馴染みのうすいベル型UFOですが、インドの叙事詩マハーバーラタにヴィマーナという名前で登場します。
また、1937年にポーランド南西部に墜落したと噂されているのもベル型UFO。
さらに、ナチスが墜落したUFOを回収し、リバースエンジニアリングしたという話もあります。
事実、ナチスは第二次世界大戦末期にディグロッケと呼ばれる航空機を研究・開発していたと言われていますが、その形状はベル型なのです。
当時のナチスは非常に優れた技術を持っており、その技術も、墜落したUFOをヒントにしたのかもしれません。
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UFOの種類形状5:光の球状
2024年2月14日放送の「世界の何だコレ!?ミステリー」にて、「UFOがよく目撃される北海道の町」が特集されました。
地元住民の男性が実名顔出しで取材を受けていましたが、彼が語ったのが光の球状UFOの目撃談。
同地区では他にも大勢のUFO目撃者がいる他、ロケスタッフも取材中に不思議な光を目撃していました。
こうした光の球状UFOは世界中で目撃されており、その中には飛行中に接近遭遇した戦闘機のパイロットも。
その際、戦闘機が一時的に制御不能になったと証言しています。
この球状の光はUFO研究家の間で「バブル」や「オーブ」と言われているもの。
前述したジョー・パーによるピラミッド模型の実験でも似たような光が発生していることから、光の球状UFOの中身はピラミッド型なのかもしれません。
形状・種類別のUFO目撃事例
UFOの形状・種類別に、目撃事例の一例を紹介します。
UFOの形状・種類 | 目撃事例 |
円盤型 | アポロ乗組員が月面で目撃した円盤型UFO |
棒状葉巻型 |
ニュルンベルク上空に現れた棒状葉巻型UFO 米軍が動画におさめた棒状葉巻型UFOチックタック |
ピラミッド型 | アメリカ海軍が撮影したピラミッド型UFO |
ベル型 | 米軍が動画におさめた通称ジンバル |
光の球状 |
東北大震災後に福島で目撃された光の球状UFO 米軍が動画におさめた通称ゴーファスト |
アポロ乗組員が月面で目撃した円盤型UFO
*出典:NASA
1969年7月20日20時17分、アポロ11号が月面に着陸。
宇宙飛行士のニール・アームストロングとバズ・オルドリンが月面に降り立つ様子が生放送されました。
その際、宇宙飛行士達とヒューストンのNASAは無線で交信していましたが、途中で2分間ほど通信が約2分ほど途絶える事態が発生。
その理由は、月面でUFO目撃した宇宙人飛行士達が、生放送用の無線チャンネルから非公開のチャンネルに切り替えてNASAと通信していたからだと言われています。
NASAの元研究員のオットー・ヴィンダーによると、宇宙飛行士達は「月のクレーターの淵に地球外の物体が見える」と報告してきたそうです。
また、この非公開チャンネルを傍受していた複数のアマチュア無線士も「宇宙飛行士達が『円盤型のUFOを見た』と報告していた」と証言しています。
ニュルンベルク上空に現れた棒状葉巻型UFO
棒状葉巻型の目撃事例として有名なのが、1561年4月14日にドイツのニュルンベルクで起きた事件です。
この日の明け方、住民が上空を見上げると、一面に円筒形(棒状葉巻型)の物体が浮かんでいました。
目撃した住民によると、棒状葉巻型の飛行物体は二つの勢力に分かれ、戦争をしていたそうです。
このニュルンベルクのUFO戦争は新聞で大々的に報じられた他、5年後にこの事件を目撃した建築家のハンス・ブラーザーが版画に残しています。
その他、1948年には、ロシアのカプースチンヤール基地のレーダーが未確認飛行物体を検知。
現場に急行したロシア戦闘機が葉巻型UFOと交戦し、相撃ちになったと言われています。
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米軍が動画におさめた棒状葉巻型UFOチックタック
*出典:AARO
上の動画は2004年に米軍の戦闘機が撮影したもの。
チックタックという名前が付けられましたが、目撃したパイロットは楕円形(葉巻型)だったと証言しています。
ちなみに、この時は葉巻型のUFO5機と、その後ろにジャイロスコープ型の大型UFO1機が編隊を組んで飛行していたそうです。
アメリカ海軍が撮影したピラミッド型UFO
2019年7月、カリフォルニア州沖で夜間訓練を行っていた米海軍の艦隊が、複数のピラミッド型のUFOに2日間も追尾されるという事件が発生しました。
下の動画は、米海軍のミサイル駆逐艦・ラッセルの乗組員がその様子を撮影したものです。
*出典:Jeremy Corbell
このUFOについて、艦隊の航海日誌には「ピラミッド型」とはっきり書かれています。
また、このUFOは発光しており、その光の色は変化していたとのことです。
なお、同時間帯に軽巡洋艦オマハも別のUFOを目撃し、撮影に成功しています。
こちらはピラミッド型には見えませんが、高速で海上を飛行した後に水中に潜るという驚くべき飛び方をしていることから、UFOであることは間違いありません。
ジンバルと名付けられたベル型UFO
*出典:AARO
2015年、アメリカの戦闘機F18に搭載されたカメラが、ベルを縦に押しつぶしたような形状のUFOをとらえました。(円盤型との見方もある)
後にジンバルと名付けられたこのUFOは、高速で飛行しながら回転。
この飛び方を見て驚いたF18のパイロットが「見ろ!回転しているぞ」と叫んでいます。
ちなみに、この動画は元ペンタゴン職員のルイス・エリゾンドがリークしたもの。
後に米軍がこの動画を本物であると認め、「敵国の技術ではない」「何なのか説明できない」と公式に発表しています。
東北大震災後に福島で目撃された光の球状UFO
東北大震災の影響でメルトダウン寸前までいった福島の原子力発電所。
当時、その上空では頻繁に光の球状UFOが目撃されていました。
それが下の画像。
動いているので画像がブレていますが、目撃した人は「球状の白い光だった」と述べています。
3秒後の画像が下。
わずか3秒で各光が大きく移動しているのが分かります。
これらの光はそれぞれが上下左右に不規則に移動しており、鳥の飛び方とはまったく別。
最終的にはほとんどの光が一つに重なってしまいます。
なお、UFOは核関連施設の付近で目撃されがち。
1967年にはモンタナ州の空軍基地で謎の光が目撃され、直後に核ミサイルが稼働不能に陥るという事件が起きています。
なお、ジンバル撮影から動画流出までの経緯は、ドキュメンタリー番組「解禁!米政府UFO機密調査ファイル」で紹介されています。
*「解禁!米政府UFO機密調査ファイル」はHuluで配信中です。
ゴーファストと名付けられた光の玉状UFO
*出典:AARO
上の動画は2015年に原子力空母セオドア・ルーズベルトの艦載機が撮影したものと考えられています。
海面すれすれを水しぶきもあげずに飛行しており、形状は玉状。
速度は音速の3分の2も出ていたそうです。
全ての形状・種類に共通している点
UFOの形状や種類は様々ですが、そのすべてに共通している点があります。
- 急激な方向転換
- 急加速と急停止
- ジェット噴射がない
- 音がしない
- 非常に高速
- 翼がない
これらの共通点は、いずれも既知の航空機では有り得ないこと。
「米軍が密かに開発した非公開の新技術だ」と指摘する人もいますが、UFOの目撃情報はライト兄弟が初飛行を成功させる前からあります。
なので、米軍の新技術という指摘は的外れ。
仮にそんな技術が完成しているとすれば、それは墜落したUFOをリバースエンジニアリングしたからでしょう。
なお、全ての形状・種類に共通するわけではありませんが、「機体の外側に象形文字のような物があった」「水中に潜った」といった目撃情報が多々あります。
まとめ
この記事では、目撃事例が多いUFOの形状や種類をご紹介しました。
よく目撃されるのは、円盤型、棒状葉巻型、ピラミッド型、ベル型、光の球状の5つ。
いずれも現代の航空機とは形状が違います。
それでいて、高い運動性能を誇っており、人類が作った物ではないことは明らか。
すでに米軍が本物だと認めた動画まで存在しているのですから、宇宙人やUFOは実在すると考えた方が妥当なのです。
なお、本記事でご紹介した以外のUFO動画については、下の記事でまとめてご紹介しています。
最新のUFO動画を本物だといえる根拠と共に紹介!パイロットや宇宙飛行士の証言も
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