アクエンアテンとその子ツタンカーメンは宇宙人の子孫?コーンヘッドがその証拠

アクエンアテン 宇宙人と神話・伝承

古代エジプトのファラオ(王)といえば黄金のマスクで知られるツタンカーメンが有名。

しかし、もっとも謎めいているのは、ツタンカーメンの父・アクエンアテンです。

アクエンアテンはコーンヘッドが特徴であり、それゆえ、宇宙人の子孫だったという説があります。

この記事では、そんなアクエンアテンの宇宙人子孫説をご紹介します。

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アクエンアテンとは

アクエンアテン

アクエンアテン(またはアメンホテプ4世)は、古代エジプト第18王朝の王(ファラオ)で、紀元前1353年頃から紀元前1336年頃まで在位していました。

妻は俗に古代エジプト三大美女の一人と言われるネフェルティティ。

8人いる実子の中の一人は、かの有名なツタンカーメンです。

ただし、ツタンカーメンの母親はネフェルティティではなかったと言われています。

アクエンアテンが宇宙人の子孫だった説

アクエンアテンには「宇宙人の子孫だった」という説があります。

この仮説の根拠は次の通りです。

  • 宗教改革を行った
  • 他の王とは異なる美術様式を採用した
  • コーンヘッドだった

宗教改革を行った

古代エジプトでは多神教の教えが広まっていました。

ところが、ファラオとなったアクエンアテンは多神教を廃止し、太陽神アテンのみを神とする一神教へと変えます

宗教がとても重要だった古代において、神が変わるというのは前代未聞。

当然、側近や民衆から反発が出たわけですが、アクエンアテンは宗教改革を断交したのです。

その際、アクエンアテンは、「私はアテン神の直系の子孫だ」と名乗っています。

空から太陽神アテンがやってきて、アクエンアテンに「私こそがお前の神だ」と告げたのだとか。

文字通りアテン神が空からやってきたのなら、それは宇宙人であり、直系となるアクエンアテンは宇宙人の子孫ということになります。

なお、宗教改革を行ったことで、アクエンアテンは後世の人々から異端者と見なされました。

そのため、アクエンアテンが建てた建物は一部を除いて破壊されてしまいました。

また、アクエンアテンのものと思われる墓とミイラが見つかっているのですが、墓にも棺にも、本来あるべき装飾は一切ありません。

描かれていたはずの絵や文字がすべて剥ぎ取られているのです。

このことから、アクエンアテンの死後、彼を異端者とみなし、その存在を消し去ろうとした何者かがいたことが分かります。

他の王とは異なる美術様式を採用した

アクエンアテン2

古代エジプトにおける歴代のファラオは、筋肉質で引き締まったスタイルで壁画や彫刻に描かれています。

ただし、これは実際の姿ではなく、「王としてあるべき姿」のイメージだったという説が一般的。

つまり、筋肉質で引き締まったスタイルを美形とする美術様式だったわけです。

ところが、アクエンアテンだけはまったく違う姿で描かれています。

頭は大きく縦長、身体は瘦せているのに、お腹だけが出ているのです。

恐らく実際のアクエンアテンを正確に表現したのでしょうが・・・

アクエンアテンがあえて歴代のファラオとはまったく異なる美術様式で自分の姿を彫らせたのは、純粋な人間ではない(他のファラオとは異なる)ということを表現したかったのかもしれません。

コーンヘッドだった

コーンヘッドとは、後頭部が異様に突き出た頭のこと。

水頭症という病気によってなる他、子供の頃に頭を布で縛ること(頭蓋緊縛)によって、意図的に作りだすこともできます。

アクエンアテンの彫像をみると明らかにコーンヘッドなのですが、水頭症だったという記録はありません。

また、古代エジプト王朝に頭蓋緊縛の風習はなかったと思われるので、アクエンアテンのコーンヘッドは生まれつきだったと考えられます。

なお、アクエンアテンの実子であるツタンカーメンもコーンヘッドだったことが分かっています。

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アクエンアテンのコーンヘッドこそ宇宙人の子孫だった証

コーンヘッド

実のところ、コーンヘッドの頭蓋骨は世界各地で見つかっています。

そのほとんどが頭蓋緊縛によって意図的に作られたものだと思われますが・・・

ではなぜ、わざわざ頭蓋緊縛を行ってコーンヘッドを作り出したのか?

しかも、その風習が世界中で見られるのは何故なのか?

これらの問いについて、一部の学者は「古代に人間と暮した神がコーンヘッドをしており、その神への崇拝を表すためだった」という仮説を唱えています。

この仮説通りなら、古代の神には実体があったことになります。

なおかつ、神が空からやってきたという伝承が世界各地にあります。

これらをつなぎ合わせて考えると、古代の神=宇宙人であり、コーンヘッドが特徴だと考えられるのです。

発掘されたコーンヘッドのDNAは人間のものではなかった

コーンヘッドを持つ者が人間ではなかったという証拠はいくつもあります。

たとえば1920年代にペルーでみつかったコーンヘッドの頭蓋骨をDNA検査にかけたところ、人間と他の生物のDNAを掛け合わせた痕跡がありました。

また、1930年にメキシコでみつかったコーンヘッドの頭蓋骨は、副鼻腔がなく目が異常に大きかったのです。

5歳児のものと推定されるものの、頭蓋骨の大きさは大人の二倍ほど。

さらにDNA検査を行ったところ、父方、母方ともに人間ではないことが分かりました。

そのため、このコーンヘッドの持ち主は人類とはまったく別の生物だったことになります。

宇宙人グレイもコーンヘッド

宇宙人ときいて多くの人が思い浮かべるのが「グレイ」でしょう。

グレイは大きい目と小さい鼻をしており、頭髪はありません。

そして最大の特徴は、胴体に対して頭が異常に大きいこと。

グレイを目撃した人の話によると、その頭は横に大きいだけでなく、コーンヘッドだったというのです。

なお、アクエンアテンのコーンヘッドに関しては、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第1話)で詳しく紹介されています。

*「古代の宇宙人」はHuluで視聴できます。

そもそもエジプトにおける創造主自体が宇宙人

エジプトに伝わる伝説では、テプゼピと呼ばれる最初の時に、空から創造主がやってきて人間を作ったとなっています。

この創造主の名前はオシリスとイシス。

オシリスはオリオン座から、イシスはシリウスからやってきたと伝わっており、この話の通りなら紛れもなく宇宙人です。

これは、エジプト文明と宇宙人との間には密接な関係があるということ。

いまだに工法が分からない大ピラミッドにしても、宇宙人の技術が使われたと考えれば、納得できます。

なお、下の記事では、世界中の神や創造主が宇宙人だったという仮説と根拠を紹介しています。

神話や伝説、古文書に登場する神の正体は宇宙人だった!人間は彼らによって作られた

アクエンアテンに関するその他の噂

アクエンアテンに関しては、宇宙人の子孫という説以外にも興味深い噂があります。

それは、次の二つです。

  • 祖父のトトメス4世は宇宙人の力を借りて王になった?
  • アクエンアテンの兄トトメスはモーセだった?

祖父のトトメス4世は宇宙人の力を借りて王になった?

アクエンアテンの祖父はトトメス4世です。

このトトメス4世は、砂に埋もれていたスフィンクスを発掘した人物として有名。

スフィンクス

伝説によると、ある日トトメス4世の夢にスフィンクスが現れ、「砂から出してくれれば、お前を王にしてやる」と言ってきたのだとか。

トトメス4世はこの夢を信じ、砂に埋もれたスフィンクスを発掘し、ファラオになったのです。

さて、ここで問題となるのが、トトメス4世は継承順位が低く、本来ならばファラオになれるような立場ではなかったということ。

つまり、本当にスフィンクスの力を借りてファラオになったと考えられるわけです。

だとすると、トトメス4世の夢に出てきたスフィンクスとは何者だったのか?

継承順位が低いトトメス4世をファラオに押し上げるほどの裏工作ができ、しかも夢の中で語りかけることができる存在なわけですから、宇宙人だったのではないでしょうか。

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アクエンアテンの兄トトメスはモーセだった?

モーセと石版

アクエンアテンにはトトメスという兄がいたと言われています。(スフィンクスを砂から出したトトメス4世とは別人)

このトトメスが十戒で知られるモーセと同一人物だったという説があるのです。

まず、トトメスという名には「トト神の息子」という意味があり、トト神を表すスペルを除くと、「MOSE」となります。

モーセの綴りは「MOSES」ですから、よく似ていることが分かります。

また、トトメスに関する記録はある時期からなくなっており、その時期とは、モーセがユダヤ人を引き連れてエジプトから脱出した頃と重なります。

そもそも、トトメスにはよく分かっていない部分が多く、実はモーセだったという説を完全には否定できません。

では、モーセについての記録はどうなっているのか?

モーセはユダヤ人ですが、まだ赤子だった頃に親が手放しています。

その後、エジプトの王族によって拾われ、王子として育てられました。(そのため、仮にモーセがトトメスだとしても、アクエンアテンとは血が繋がっていない)

つまり、モーセがトトメスだった可能性はあるわけです。

ちなみに、大人になったモーセは、自分がユダヤ人であることを知ります。

そして、奴隷として扱われているユダヤ人を連れてエジプトから脱出することを決意。

脱出計画を実行にうつし、奴隷となっていたユダヤ人を約束の地(現状のイスラエル)に導きました。

その際、モーセ率いるユダヤ人一向は、海(もしくは川)の水をせき止めて渡ったり、アークと呼ばれる不思議な力を持つ神輿状の箱を持ち歩いていたりと、数々の奇跡を起こしています。

とても人間業とは思えず、もしかしたら、ここにも宇宙人が関係していたのかもしれません。

アクエンアテンの兄トトメスがモーセだったという説に関しては、ドキュメンタリー番組「古代の宇宙人」(第120話)で詳しく紹介されています。

*「古代の宇宙人」はHuluで視聴できます。

まとめ

この記事では、アクエンアテンが宇宙人の子孫だったという説についてご紹介しました。

この説の最大の根拠は、アクエンアテンがコーンヘッドだったこと。

ペルーやメキシコでは地上の生物ではない者のコーンヘッドが見つかっているので、アクエンアテンが宇宙人の子孫だったとしても不思議ではありません。

それどころか、エジプト文明そのものが宇宙人の影響を受けていた可能性も。

もしかしたら、アクエンアテン以外にも宇宙人の子孫であるファラオがいたかもしれません。

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